S君論文受理おめでとう!

この土曜日、この春に大学院を修了し無事に学位を取得した元大学院生S君(現在は秋田大学に就職)が論文受理のお祝いの会に戻って来ました。
何か、実家から出て行った子どもが帰ってきた気分です(^_^;)
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S君の論文はDevelopmental Biologyという発生生物学分野において歴史と伝統ある国際誌に掲載されました。
Stabilization of ATF4 protein is required for the regulation of epithelial–mesenchymal transition of the avian neural crest
受理のお知らせは1ヶ月ほど前だったのですが、今回、おきまりの「シャンパンで乾杯!」のために帰仙。

論文は、鳥類胚を用いて、神経堤細胞という外胚葉性の細胞集団が脱上皮する際の分子メカニズムの一端を明らかにしたという内容です。
神経堤細胞は「第4の胚葉」とも呼ばれ、末梢神経系や色素細胞だけでなく、頭部では骨、軟骨、血管平滑筋などにも分化することが知られており、その「幹細胞的」特質に注目が集まっています。

すでに、慶應大学の福田研との共同研究により、心臓に存在する神経幹細胞が神経堤細胞由来である可能性を指摘しました。
Cardiac neural crest cells as dormant multipotential stem cells in the mammalian heart

現在、眼科との共同研究において、虹彩に存在する神経堤由来細胞が幹細胞としての性質を有することについて、論文投稿直前です。
by osumi1128 | 2010-07-11 22:17 | サイエンス | Comments(0)
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