第158回日本学術会議総会

順序が逆になってしまったが、月曜日、火曜日は第158回日本学術会議総会が開催された。
「学術会議」は「総合科学技術会議」とよく混同されるが、平たく言えば文系まで含めた「学者の組織」。
会員数が210名で、第一部(人文社会学系)、第二部(生命科学敬)、第三部(理工学系)に分かれている。
ミッションとしては
●科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。
●科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること。

となっている。
内閣府の元に置かれているので、中立な立場とは言えないのだが、一応、専門家として政府や行政に勧告や提言を行う。
もし、本当に中立な立場の組織を作るとしたら、日本の科学者(人文系含む)が84万人なので、一人1000円の年会費を出せば、年間8億4000万円の活動資金、1万円なら84億円。
ちなみに、このご発言の主は、元総合科学技術会議議員であり、現在学術会議第3部会員の黒田玲子先生である。
国際科学会議の副会長という重責も。
きっと、今年またノーベル化学賞が日本人2名を含む3名に贈られたことから、各種コメント等でお忙しいに違いない。
なお、黒田先生は仙台のご出身で、東北大学の経営協議会のメンバーでもある。
以前、東北大学の女性科学者育成支援事業と毎日新聞社のコラボ企画「理系白書シンポジウム」の基調講演にも来て頂いた。

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話が前後するが、学術会議総会の報告がHPにアップされていたので、メモとしてコピー&ペーストしておく。
(1本の記事になっておらず、リンク先がトップページしか見あたらないため)
日本学術会議は、平成22年10月4日(月)から5日(火)の2日間にわたって、第158回総会を開催しました。
今総会では、初日に海江田万里内閣府科学技術政策担当大臣が御出席され、御挨拶いただきました。
その後、最初に会員の定年に伴う補欠の会員候補者の選考に関する審議が行われ、承認されました。報告事項としては、年次報告書(平成21年10月~平成22年9月)の報告、「日本の展望及び勧告」、「学術誌問題検討分科会」、「学術の大型研究計画検討分科会」、「若手アカデミー委員会」、「人間及び地球研究対応委員会」、「大学教育の分野別質保証の在り方検討委員会」、「労働雇用と働く人の生活・健康・安全委員会」についてそれぞれ審議経過報告が行われました。また、平成23年10月の会員及び連携会員の改選に関する説明や日本学術会議の機能強化についての説明が行われ、活発な質疑応答がなされるなど、総会は盛況裏に終了しました。

by osumi1128 | 2010-10-05 20:53 | サイエンス | Comments(0)
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