時間の使い方(若い方々へ):その3

日付けは遡るのですが、10月11日に、うちの元学生同士のカップルに第一子誕生!
女の子で名前は「優花(ゆうか)」になったそうです。
3600gという優良児。
私はしつこく「過度な体重制限はしないように」と繰り返していたので、ほっとしました。
両方とも学生さんなので、なんだかとくにおばあちゃんになった気分☆
早く孫の顔が見たいですね♪

さて、ウィークデイになるとどうしてもブログが滞りがちだが、9月から「毎日更新!」を目標にしているので、なんとか追いつくようにしないと……。
本日は「時間の使い方:その3」。

【3.他の方の時間をうまく使おう】




人が社会生活を営む限りにおいて、自分だけで仕事ができるということはない。
必ず他の方と関わることになる。
なので、効率よく仕事をしようと思ったら、「他の方の時間を読む」ということが必要。

具体的にはどういうことかというと、共同作業をする場合に、誰にどのタイミングで振ったら(御願いしたら)よいか、相手はどのくらいの時間でそれを仕上げられそうか、ということを考えるということになる。
(もちろん、相手からのフィードバックを待っている間に、自分は他のことを進めておく必要がある)

「誰に」というのは、予め限定されている場合もあるだろうが(例えば、論文の原稿を書いているときなら、まず先にラボ内の共著者、など)、最初は想定されていないこともある。
回りを見渡して「この仕事は彼・彼女でもできる」「彼・彼女の方が向いている」「彼・彼女の方が上手くできる」というような〈適切な〉方を選ぶ目利きとなりたいものだ。
そのためには、日頃から回りの人の仕事ぶりや適性などを観察しておく必要がある。

「どのタイミングで」というのは、かなり重要なことだ。
例えば、自分の感覚で90%以上の達成度にならないと人には見せられないと思うタイプの方は、実は時間を無駄にすることが多い。
共同作業をする相手(例えば論文の指導者)の方針や意見が異なる場合に、かなり遠くまで行ってしまってから「そっちじゃないんだよね……」と言われたら痛手が大きいだろう。
なので、私は学生さんには「5割程度と思うところで、一度見せてね」と言っている。
指導者からそう言われて無くても、「先生、こんな書きぶり・方針で良いでしょうか?」と確認した方が、時間の無駄が無く絶対に得である。

タイミングの見極めは、自分の都合だけでなく、相手の都合ということもある。
朝、メールで送っておいて、夕方までに見てもらえることか、週の初めに御願いした方が良いことか、あるいは、週末直前に送付して、しっかり相手に週末働いて頂くか……(苦笑)。
相手の行動パターンやスケジュールも把握しておくべきである。

相手がどのくらいの時間かかってフィードバックしてくれるかについても、やはり知っていないといけない。
レスの早い方もあれば、遅い方もある。
どのタイミングで催促すれば、感じ悪く無く相手のアクションを促すことができるか……。
たまに、ただじっと待っている学生さんなどには、「えーっ、リマインドしてくれればよいのに……」と思うこともある。
とはいえ、昨日のことを今日「どうなってますか?」と訊かれるのも、タイミングによってはむっとすることもあり(苦笑)、「あなたの方は、アレはどうなってる?」と逆に突っ込むことにもなったりする……。

もちろん、こういうことは一方的なのではなくて、自分が誰かに頼まれたこともしてあげるのだから、基本ギヴアンドテイク。
「わたしは今、せっぱつまっているんです!!!」というときは、素直に回りに助けを求めた方がよい。
自分で抱え込んで、二進も三進もいかなくなってからでは「Too late!」ということもありうる。

うまく他の方の時間を使うことができれば「一日24時間しかない」状況を変えることができるのだ。
(「時間の使い方」はとりあえず完)
by osumi1128 | 2010-10-13 08:10 | 若い方々へ | Comments(0)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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