ラットのハンドリング

昨晩「明日は雪かも」と言われていたが、結局降らなかった。
でも外を歩くと吐く息は白くて、気温は昼間でも零度付近。
滞在先から内田さんのラボまでは、だいたい歩いて15分程度なので、十分耐えられる距離。

今回、自分で実験するために来ているので、まずは動物実験をするための各種申請書の作成で午前中の大半が過ぎた。
日本の大学でも各種の規制というか管理というか、厳しくはなっているが、こちらでは健康状態の申告書まであったところから考えると、今後はさらに大変になるのだろう。
そういう業務に当たるサポート職が増えないと困ることになるのは必至。

その後、ポスドクさんにマウスを使った行動実験を見学させてもらいつつ、いろいろなことを伺った。
一応、日本人同士でも実験室の中では英語で話すルールになっている(オフィスでディスカッションの場合には、込み入った話もあるので、日本語可とのこと)。

ランチは今日はロー・スクールのカフェテリアにて。
ここが一番広くてメニューも豊富。
鶏肉料理に温野菜を自分で取って、0.44/ozという計算、飲み物も取って合わせて8ドルくらいになったけど、今は円高(笑)。




d0028322_6403027.jpg午後はラットのハンドリングを1時間ほど行った。
(すみません、画像は何してるのか、これじゃ分かりませんよね……苦笑)
これは、行動実験を行うための予備実験で、ラットを実験する人間に馴れさせるため。
今回はトレーニングのためなので、Long Evansという系統のラットで、白地に黒い斑がある。
アルビノと言われる真っ白なラットよりも攻撃性が強いけど、学習が速いことから好まれている。
Chinese AmericanのポスドクのAliceに、最近ラボに加わったテクニシャンのZachとともに指導を受けた。
自分で実験するのは仙台ではほとんど難しくなっているので、ずっとラットを撫でているなんて至福の時に感じられる。
(実験は楽しいことばかりではないことは、よく分かっているつもりだけどね……)
Commented by hayashi-takagi at 2010-12-13 20:46 x
実験が立て込む毎日、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、とテンパリ、「ラットのハンドリングとか、誰かやっといてくんないかな」とブツブツ思ったりします。でもPIになってしまうと(なれるのか私?)、そんなことも至福の時になるのですね。今のこの時を、一生懸命頑張ろうと思いました。いつも勉強になります。プチサバティカル、楽しんで下さい!!
by osumi1128 | 2010-12-11 06:41 | サイエンス | Comments(1)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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