七ヶ浜の健診会場でお手伝いしてきました

この前の金曜日は、朝一番の仕事が七ヶ浜。
人口2万人弱、世帯数6500弱の町で、やはり沿岸部であり東日本大震災により津波の被害の大きかった地域です。
仙台市内からは国道45号線をひたすら東へ東へ、約20km。
Googleさんのお告げでは37分という分析だったのですが、途中に若干渋滞箇所があって1時間かかりました。
いよいよ5月20日から東北メディカル・メガバンク(ToMMo)事業のリクルートが開始され、地域の健診に相乗りさせて頂く形でゲノム・コホート用の資料を集めるのです。
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このようなリクルートでは、ゲノム・メディカル・リサーチ・コーディネータ(GMRC)の皆さんが大活躍されます。
GMRCは日本遺伝学会などにより認定される資格です。
日本人類遺伝学会ゲノムメディカルリサーチコーディネーター(GMRC)制度ついて
ToMMoでも講習会などを開催してその人材育成を行なっています。
現場ではそのほか、採血を行う臨床検査技師の方、各種の手続きを行う事務系の方などもおられますが、素人の私は「誘導係」を仰せつかりました。
ToMMo関係者は皆、ToMMo色のブレイカーを着ているのでよくわかりますね(下記画像参照)。
実は、ここから見えない奥の方にGMRCの方々のブースがあって、総勢20名以上がいらしたと思います。
とくに看護師の資格もお持ちのGMRCの方が、全体の様子に合わせてテキパキと指事を出され、また自らパイプ椅子を要所要所に運ばれるなど、まさに「コーディネーター」として活躍されていたのが印象的でした。

今回の七ヶ浜健診会場は町営の武道館の一部を使わせて頂いていました。
この開場の近隣に仮設住宅があると聞いています。
流れとしては、内科検診が終わった段階で、「おはようございます。東北大学の行う、さらに詳しい健診について、採血の前にご説明致しますが、いかがでしょうか?」という誘導を行なって、GMRCの方々に繋ぐのが役目でしたが、これがなかなか……。
「いやー、急いでいるから、仕事あるし(働き盛りの男性)」
「もう、この先そんな長くないし……(ご高齢の方)」
「あ、いいっす(若い男性)」
「うーん、ちょっと、この子がお腹すいてきたので……(子連れの若い女性)」
「あぁ、お父さんが早く帰りたいって言ってるから……(年配の主婦と思しき方)」
なかなか誘導係も簡単ではありません……(汗)。
メリットとしては詳しい健康調査の結果や薬の効き方などについてお知らせできるのですが。

ともあれ、健診は9:30から11:00で受付終了して、(その後すぐに、大学に戻っての用務がありましたので)11:30くらいまでお手伝いさせて頂きましたが、こうやって目標15万人のゲノム解析用リクルートを行うのは、地道な作業の積み重ねなのだなぁと肌で感じました。
結局この日の同意率は53.7%(88/164)、同日開催だった東松島の方は、全体人数やレイアウトも異なるとのことでしたが66.4%(75/113)とのことでした。
リクルート開始してからこの日で同意された方が1500人突破。
順調な滑り出しです。
リクルートのお手伝いには、また参加したいと思います。
(こんどはもっと上手く誘導したいです♫)
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【関連リンク】
七ヶ浜町の被災状況
by osumi1128 | 2013-06-02 22:15 | 東北大学 | Comments(0)

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