過日のプレゼン・ゼミの補足(色覚バリアフリー関係)
2013年 10月 29日
過日10月10日に講師を務めました「研究推進ゼミ」の「伝わるプレゼンテーション」について、今年初めて取り入れた(もっと前から入れるべきでした……)「色覚バリアフリー」について初めて聴いた、という感想も多々あったので、補足のリンクなどを挙げておきます。
こちらの画像は「色のシミュレータ」というアプリのサイトから拝借していますが、色覚が多くの健常人の方とは違う方にはどのように見えるか、という例を示します。
ゴッホの自画像なら、ちょっと色調が違うね、ということですみますが、地下鉄路線図などの公共の表示では配慮されるべき点ですし、プレゼン会場の中には赤い線のグラフが緑の線と重なっているとわかりづらい方もいるかもしれません。
是非、下記のサイトをご一読下さい。
来年度の研究推進ゼミではぜひ、『PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門 (KS科学一般書)』を書かれた田中沙代子先生にご講演頂ければと、関係者に申し上げておきました。
ちなみに、今年の分子生物学会年会@神戸では、最終日の一番最後にTED風プレゼン(という言い方は好きではないのですが……)公開プレゼンテーション「生命世界を問う」(市民公開講座)でも登壇予定です(気持を盛り上げるために、すでに衣装の手配をしました♫)。
さらに理事会フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」が日替わりで開催され、こちらにも毎日顔を出します。
【リンク】
●拙ブログ:伝わるプレゼンテーション(各種リンク先あり)
●色覚バリアフリーについてのサイト
●アプリ:色のシミュレータ
●上記を開発された浅田一憲氏のブログ
●拙ブログ:ワイン、ゴッホ、遺伝子(上記サイトに辿り着いた経緯など)
●拙ブログ:ゴッホ展@宮城県美術館に行ってきました(さらに上記から関連して)
●お勧めしたマニュアル本:『PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門 (KS科学一般書)』
●拙著:『バイオ研究で絶対役立つプレゼンテーションの基本』(羊土社)
●「医学の杜へ」に書かれたレポート(色覚バリアフリーについてコメントが無かったのが、ちと残念。来年も講師を務める場合には強調します)