昨日、医学部6号館・東北メディカル・メガバンク(ToMMo)棟の竣工式が盛会に執り行われました。文部科学省からは冨岡政務官、村井県知事、奥山市長と三役揃い踏み、関係自治体の首長やその代理の方々、医師会関係、製薬協関係、OB関係等ご参加くださり、総勢300名ほどの集まりになりました。会場となったのは1階の吹き抜けロビー。床にはDNA二重らせんのタイルがデザインされているのですが、多数の椅子が配置されて今回はちょっと見えず……。
その後、ToMMoの電算室、シークエンサー室、インシリコ解析室、地域健康センター、MRI施設等の内覧会となり、インシリコ解析室では来訪記念にサインをし、その画像を印刷して記念のお土産にするという粋な計らいがありました。目下、次世代シークエンサーの数は20台で日本でもっとも多いのです。
ToMMoのゲノムコホート事業は、すでにリクルートが3万人を超えていますが、個人個人のゲノムを解析し、長期に健康調査を行うことにより、未来の個別化医療へと繋げることを目標としています。医学系研究科や大学病院にとっても大きな意味を持つこの事業はまた、健康調査の現場で粛々と活躍するゲノム・メディカル・リサーチ・コーディネーター(GMRC)や遺伝カウンセラーの方々など、多数の方々に支えられています。
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