江戸時代の木製顕微鏡から最先端イメージングまで:GTCカバーアートより

先のエントリーで国立科学博物館(かはく)の企画展のことを取り上げましたが、関連情報をクリップしておきます。

インターネットミュージアム:

国産顕微鏡100年展 ~世界一に向けた国産顕微鏡のあゆみ~

江戸時代の木製顕微鏡は、間近で見ると本当に丁寧な細工がしてあって素敵だなと思っていたのですが……。
d0028322_16334375.jpeg
それが使われていたカバーアートを思い出しました(正確には、本日参加していた研究発表会でリマインドされましたww)。日本分子生物学会のオフィシャル・ジャーナルであるGenes to Cellsの2014年12月号の表紙がこちら。
表紙:透明化試薬で目指す『続・解体新書』?
d0028322_16351258.jpg
こちらのカバーアートでは、杉田玄白先生の前に顕微鏡が置かれていますが、実は最先端の「透明化」技術の論文の内容がデザインされているのです。4匹のネズミのうち2匹が透明化されていて、その試薬が酒瓶のような器の中に入っています。玄白先生の衣装には透明化試薬の化学式(亀の子ですね)が描かれていたのには、指摘されるまで気づきませんでした!

論文はこちら。
Susaki EA et al., Cell, 2014

Whole-Brain Imaging with Single-Cell Resolution Using Chemical Cocktails and Computational Analysis


by osumi1128 | 2015-03-24 19:00 | サイエンス | Comments(0)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


by osumi1128
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31