東北大学知のフォーラム脳科学:サテライト・シンポジウム@神経科学大会のお知らせ

連休明けにはいよいよ東北大学知のフォーラム「脳科学の最前線」の7月イベントが谷本拓先生と松井広先生のオーガナイズにより開始します。21日からまずは顕微鏡関係5社によるデモ機を使った技術講習会です。初日はハーバード大学の水谷治央さんの講義の他、顕微鏡会社さんによるセミナーを行い、夕方からは6号館アトリウムにて懇親会です。土曜日25日から場所を片平に移して国際シンポジウム。Jeff Lichtman先生、Valentin Nagerl先生、重本隆一先生などをはじめとする多用な技術のエキスパートにより、講演を頂きます。登録されていない飛び込みの方も歓迎します(参加者多数の場合には、知の館1階ラウンジモニターで視聴できるようにします)。25日の懇親会も参加を受け付けます。

続いて、神経科学大会初日の28日の夕方に神戸国際会議場5階において、以下のようなサテライト・シンポジウムが開催されます。参加費無料、軽食付。学会本体に参加されない方含め、どなたでも参加できます。是非お立ち寄り下さい!
(下記、ポスター・チラシデザインは有賀雅奈さんです)
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日本神経科学大会サテライトシンポジウム
「Neuroimaging and its impact on our lives」 のご案内

初夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。この度、第38回日本神経科学大会の公式サテライト行事として、ヒトの脳機能・分子イメージング領域の最前線で活躍する研究者を招き、「Neuroimaging and its impact on our lives」を開催することとなりました。
脳機能イメージングはポジトロン放出断層法(PET)や機能的核磁気共鳴画像(fMRI)、近赤外線分光計(NIRS)などの多様な手法を用いて研究が推進されてきました。その後、分子イメージングとして確立され、種々の神経精神疾患の臨床評価、認知症の早期診断・発症予測への貢献が期待されています。
下記のように、国内外で注目すべき成果を上げている研究者をシンポジストとして招くことができました。特に、Steven Laureys博士のグループは、重度の脳障害により昏睡や遅延性意識障害に陥った患者の痕跡的な精神活動を外部から評価し、回復をサポートするための方法を一貫して研究しており、世界的な第一人者として認知されています。Laureys氏の研究は多大な社会的インパクトを与え、バチカンのローマ教皇庁やTED Paris、TED Brussel等でも講演を行っていますが、日本で講演を聴く機会はほとんどありませんでした。また、岡村信行博士・田代学博士らのグループは、Alzheimer病患者の脳内に蓄積するタウタンパクを特異的に画像化するPET薬剤の開発及び臨床試験に成功し、その研究は世界的に注目されています。
東北大学の連続シンポジウム「Frontiers of Brain Science」の企画として開催される本サテライトシンポジウムを一つの場として、将来の脳科学の発展およびその社会的意義を見据えつつ、基礎研究者と臨床系研究者がそれぞれの立場から議論を交わす良き機会となれば幸いです。また、学部生や大学院生の参加も歓迎いたします。人間存在や哲学にも迫りうるこの新しい学際的環境の中で、若い感性からの率直な発言をぜひとも期待しております。奮ってご参加下さい。

平成27年6月吉日

Frontiers of Brain Scienceシンポジウム 総合オーガナイザー
東北大学大学院医学系研究科・教授 大隅典子
東北大学大学院生命科学研究科・教授 飯島敏夫


日時: 2015年7月28日(火) 18:30-21:30 (20:30より情報交換会。軽食を用意しております。)
会場: 神戸国際会議場 501室

シンポジスト:
田代 学 (東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター)
岡村信行 (東北大学大学院医学系研究科機能薬理学分野)
Steven Laureys (リエジュ大学、ベルギー)

by osumi1128 | 2015-07-19 17:21 | サイエンス | Comments(0)
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