プロフェッショナル 仕事の流儀

プロジェクトXの後釜番組として「プロフェッショナル 仕事の流儀」が始まった。
観てみようと思いつつ、予約録画をいつもし忘れていたのだが、今週の鳥インフルエンザを封じ込めろを観た。

今日のプロフェッショナルはWHOのメディカルオフィサーとしてバーゼルで働く進藤奈邦子さん。
とある方が「後輩だよ」と、放映を教えて下さった。
ちなみに、司会の一人、茂木健一郎さんもそう。

弟さんが脳腫瘍で、その最後の言葉によって脳外科医になったという。
でも、過酷な職場に違う道を目指すようになる。
感染症対策を一から勉強し直してWHOに就職。
プロジェクトチームの1員として、世界中を飛び回るようになる。
最近では、トルコで起きた鳥インフルエンザが、「人から人への感染か?」と戦慄が走ったところへ乗り込み、地元の病院と協力して封じ込めに成功した。

シングルマザーで息子さんと娘さんと暮らしている。
年間三分の一は出張というが、そういうときは一体どうしているのだろう?
危険な地域に乗り込むときはいつも、もう子供達には会えないかもしれないと思うという。
「お母さんが死んでも、怠けちゃいけないよ、自分でできることは自分でしなきゃいけないよ、と言い残すのです」
また出張だというと、子供達は「お母さんのやりたかった仕事だものね」と言って送り出すとか。
そんなお母さんの背中を見て、どんな大人になっていくのかな・・・

PS:すみません、出張が終わったら、またauthorshipのこと、書きます。
by osumi1128 | 2006-03-03 01:18

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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