番組ジャック

始発に近い新幹線で東京に行き、とある会議が1時近くまであり、その後、2時の新幹線で仙台に戻って、生命科学の先生と打合せ後、5時40から本部キャンパスで総長ヒアリング。
ラッキーなことに予定より若干早めに終わったのは、一番最後で皆さんお疲れだったからでしょう。
という訳で、私にしては珍しく、6時代に自宅に戻り(本部キャンパスに近いため、医学部キャンパスまで戻るエネルギーが無かった)、日用品の買い出し等を済ませてから、ローカル番組「てれまさむね」を見ながら夕食&メールチェック。
本当に、メールを開いていく(もしくは捨てていく)のは「モグラ叩き」みたいですね。
つぶしておかないと大変なことになるし。

・・・で、そのまま同じチャネルにしていたら(繰り返しますが、ザッピングができないタチなので)、歌番組になりました。
出だしが「千の風に乗って」だったので、美しい歌声を聞きつつそのまま消さずにいたのですが、その後数曲あとだったかすぐだったか、突然「番組の途中ですが、臨時ニュースをお知らせします」となって、その歌番組は臨時ニュースに乗っ取られました!
市長選を前にした長崎市長が狙撃されたという事件で、まだ、ほとんど何も分かっていないのですが、4回くらい、同じような映像を繰り返し流しつつ、アナウンサーは「長崎市長が男に撃たれました」と繰り返していました。
これって、社会的には歌番組よりも重要だ、ということですね。
もちろん、そういうことは百も承知なのですが。
ただ誰が何のためにしたのか、どういう背景があるのか分からないと、私の場合には映像を見せられても一時的な興味はわきません。
選挙速報なら流しっぱなしにしていて環境ビデオのようになるのですが、同じ映像と言葉を繰り返されても・・・と思うのですが。

途中から放映されなくなってしまった歌手の方から、こういうときって慰謝料の請求などはくるのかな?などと不謹慎なことを考えてしまいました。
すみません、伊藤市長が重要な方であるとは思うのですがね。

*****
行き帰りの新幹線で科学技術政策研究所がまとめた「科学を語り合ーサイエンスコミュニケーションの方法と実践」という冊子を読みました。
2005年5月に行われた国際シンポジウム「Communicating Science: The Method and Practice of Science Communication」の記録集です。

4時間くらいのシンポジウムをテープ起こしし、和訳してまとめたもので、183頁もあって読むのに時間がかかりました。
内容はこちらのK_Tachibanaさんのブログをご参照下さい。
冊子のPDF版は今のところ科学技術政策研究所のHPには見あたらないようです。
もし、どなたか見つけられたら、どうぞお教え下さいね。

いやー、参加したかったなあという内容です。
昨年の手帳を見直しましたら、午前、夕方と東京の用務が書き込まれていました。
やっぱり、参加できないスケジュールだったということですね(涙)。

いくつか心に残ったキーフレーズを。

「科学コミュニケーションは、科学技術の批判的友人として、科学技術の健全な発展を促進するために、貢献できる」(大阪大学コミュニケーション・デザイン・センター・小林傳司氏)

「(サイエンスカフェの重要な点は)聴衆が科学者から学ぶように、科学者も聴衆から学ぶ、科学者もそのような心構えで参加することが必要なのです。」(全体討論においてアン・グランド氏)

「実物教育だけに頼っていたら(教育の平等性に)問題があるのではないか。それを保管するのが情報教育ではないか」(マリンワールド海ノ中道館長 高田浩二氏」

今年度のサイエンス・エンジェルの活動に関しても、参考になるヒントが満載の報告書でした。
お送り頂いたMさん(たぶん?)、感謝です!

*****
約1時間後の時点で、狙撃者の名前と、市長は病院に搬送されて心肺停止状態であることが分かりました。
9時のニュースでは、慌てていろいろな著名人の「コメント」を報道していましたが、これが一番意味ないかも。
どういう背景や経緯だったのかの報道を待ちたいと思います。

追伸:
早くも5号館のつぶやきさんのところにエントリーが立っていました。
by osumi1128 | 2007-04-17 21:16 | 雑感 | Comments(0)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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