大隅レシピ:フォアグラのペンネ(追記しました)

雛の節句ですので、トップ画像を雛飾りに変えておきました。
片付け忘れるとお嫁にいけなくなる、というジンクスがありますが(笑)。

本日から医療工学者創成のための再教育システム(通称REDEEMプロジェクト)の実習が始まりました。
今回は受講者にキャンセルが出たので、人数が少なめで、ゆったりとしています。
大学院生の学生さんから結構シニアな方まで、年齢層の広い実習というのは、社会人ならではですね。
会社からの派遣の方もいらっしゃいますが、自腹の方もあり、皆さんとても真剣です。
自然に講師の方も熱心に教えることになります。

*****
1年以上前から「レシピを教えてください」と言われていたのに、そのままになってしまっているお料理がいくつかあるので、ここに書いておきます。
本日は、大隅レシピ第一弾「超簡単なのに死にそうに美味しいフォアグラのペンネ」です。


<材料>
・ペンネ(200-250グラムくらいが作りやすい)
・フォアグラ(50グラム程度の冷凍物を2つか3つくらい)
・生クリーム(200ccのもの1パック)
・塩(可能であれば岩塩)
・胡椒(可能であれば、その場で挽いて)
・イタリアンパセリ(あれば、彩りに)

<作り方>
0)盛りつけ用の器を温めておく。
1)解凍したフォアグラを短冊に切り、イタリアンパセリはちぎっておく。
2)パスタ用のお鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れて、ペンネを茹でる。
3)その横でフッ素加工のフライパンを熱し、切ったフォアグラを入れて、塩胡椒し、表面にほどよい焦げ目を付ける(焼きすぎないこと!)
4)フォアグラを一旦、何かのお皿に移し、あまり冷めないようにしておく。
5)フライパンに残った、溶け出したフォアグラの脂に生クリームを注ぐ。
6)生クリームが沸々としてきたら火を止めて、塩胡椒で味見。
7)アルデンテに茹だったペンネのお湯を切り、フライパンに移し、揺すってソースと馴染ませる。
8)4)で移しておいたフォアグラを戻して、馴染ませる。
9)器に移して、イタリアンパセリを飾る。
10)はい、召し上がれ!


これでだいたい4,5人分になるでしょう。
コツはフォアグラを焼きすぎないこと、手順を頭に入れて、ペンネを茹で始めたら一気に10分くらいでフライパンの方を仕上げることです。
その間、もちろん、ペンネのお鍋が吹きこぼれないように注意!

見た目にはわりと地味な料理ですので、器は模様の無いシンプルな白いものか、青系のもの(それこそ伊万里などでも)が良いでしょうね。
とにかく、本当に美味しいのでお試しあれ!

お料理は実験系の基本です。
同時並行で2つ、3つ、面倒見るくらいでないとね。

【追記】
フォアグラは仙台なら明治屋さんで売っていますが、通信販売でも手に入ります。
たとえばこちらこちらなどをご参照下さい。

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明日は東京。
これから明後日のCREST領域報告会のプレゼンをなんとかしないと!!!
by osumi1128 | 2008-03-03 22:16 | 味わう

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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