植物生理学会キャリアパス関連シンポジウム

成田から送った宅急便を待ちつつ、再々投稿用の原稿のカバーレター等を自宅で書いてから徒歩でラボへ。
今日は花粉が飛びまくっていて、外を歩くべきではなかったと反省するも手遅れ。
涙とクシャミと鼻水に悩まされつつ、投稿準備の第3コーナーを回った状態の論文に手を入れて、夜に仙台入りする外国人ビジターを待ちました。
ダラスからの直行便だったのですが、到着がやや遅れて、新幹線が1本遅いものになったという連絡を、成田でアテンドして頂いた旅行社の方から頂いたので、明日のトーク用のPPTファイルも少しバージョンアップ。

今回のビジターはアメリカ人のAndrew Pieperさんと言って、テキサスでちょうど独立したAssistant Professorです。
明日、GCOEセミナーをしてもらうことになっています。
そもそもは、たしか年末くらいに、昨年開催したNeurogenesis2007に応募したい、というメールが届き、「そちらはすでに開催済みですが、ところで、貴方には2006年の夏のCold Spring Harborで会いましたね」とお返事を返すと、「あー、覚えています。」
「3月22日にニューロン新生懇談会という会があるので、そちらに参加してみては? もちろん、是非仙台にも寄って下さい」
という具合にトントン拍子で話が進んだ次第。
東京での日程もアレンジして、今回は初めての来日とのこと。

ポスドクさん二人とともに新幹線のホームでお迎えし、ホテルにチェックインして頂いた後、「お寿司とお寿司以外の日本食と、どっちがいいですか?」と訊いたところ、後者だったので、最近よく行く和食のお店に行きました。
「食べられないものはありますか?」と尋ねると「大丈夫、何でも食べられます」とのことだったので、あれこれ頼んでみたのですが、皆、美味しい!を連発してくれました。
ちょっとだけトーンが低かったのは鱈の白子(こちらでは”鱈菊”という美しい名前で呼ばれます)でしたね(笑)。
最初に種明かしせずに「まぁ、食べて、食べて」と食べさせてから「何だと思う???」と訊いて、「わからない」というので「核酸の多い組織」というヒントで大当たりでした(生物系のネタですね)。
日本酒もいける口で、なかなかフレンドリーなあんちゃんで良かったです。

私の方は明日(というか、日付はもう本日は金曜日)のセミナーは残念ながら日程が合わず、植物生理学会の2008年年会@札幌コンベンションセンターにキャリアパス関係シンポジウムで参加。
先日の学術会議シンポジウムでの発表を少しバージョンアップします。
by osumi1128 | 2008-03-21 01:14 | 科学技術政策

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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