夏至の日に考える科学コミュニケーション

本日は1年で最も昼間が長い夏至。
仙台では夜7時過ぎまでまだ明るかったですね。
東京では温暖化対策イベントとして東京タワーなどが一斉にライトダウンしたとのこと。

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午前中に大隅ゼミの第二回目を行いました。
例によって、コーヒー付き、本日はスタバのスコーン等付き。
そうしましたら、参加者の学生さんもクッキーや、あの、東京駅地下で行列ができていたかりんとう専門店、日本橋錦豊琳のかりんとう(きんぴら風味&黒こしょう)を持ち込んで下さって、食べ物充実。
Cellの2006年のTakahashi & Yamanakaの論文を、Fig.2まで読みました。
基本的には、図ごとに担当者を決めてあって、その人に結果等を説明してもらう、というスタイルです。
「何でも分からない、知らないことは訊こう!」というルールにしていましたので、どうしても進み方は遅くなります。
遺伝子名の読み方から、各種実験手法の説明もあるので、「専門的知識を持った人材を育てるための教育」というのは、時間のかかることです。

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さて、録画してあったサイエンスZERO「変わる科学ミュージアム」(4月19日放送)を、夕ご飯を食べながら、ようやく見ました。

兵庫県立人と自然の博物館では、「貸し出し博物館」というか「出前博物館」というか、展示品を博物館の外に貸し出して下さるとのこと。
その博物館の学芸員の方が中心となって活動されている
あかねちゃんクラブは、市民がミヤマアカネの生息調査等を行っているということで、サイエンスが身近なものとなっていて良いなあと思いました。

日本科学未来館からは、エンドクサという、生命倫理について研究者と来訪者が双方向的にコミュニケートするコーナーが紹介されていました。

村松ディレクターの熱がかなり入った番組でした。

と思っていましたら、いつもTB下さるScience & Communicationさんのところで、LiCa・House 世界で一番小さな科学館というものがあることを知りました。
なんと場所が逗子、なんですね〜。
育った処なので懐かしいです。
こちらを作られたのは、物理学者で歌人の石原純博士のお孫さん、森裕美子さんとのこと。
石原純博士は、アインシュタインが来日した際に通訳として同行していたとのことですが、明治44年からは東北大学の理学部で助教授、教授を務めた方でもあります。
ちなみに、アインシュタインは仙台も訪れていて、東北大学の物理が強いという歴史は大学創立の頃まで辿れます。
石原博士の人生はなかなかドラマチックだったようです。
詳しくは上記、理科ハウスのHPから辿れます。

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岩手・宮城内陸地震からちょうど1週間が経ちました。
朝、8時43分には各地で黙祷が行われました。
こちらは毎日新聞のネット記事です。
by osumi1128 | 2008-06-21 22:25 | サイエンス | Comments(0)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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