青黄会(東北大学九州全学同窓会)講演会
2008年 11月 01日
霜月はお茶の世界では炉開きでもあり、その年の新茶の封を切る時季に当たります。
いわば、茶道におけるお正月ですね。
……最近、ほとんどお稽古に行けていないのですが……。
本日も(三連休初日なのですが)講演出張。
立場上、そういうことを引き受けざるを得ないのですが、講演自体は嫌いではないので、時間の許す限りお務めしています。
今日の会は青黄会という東北大学九州全学同窓会の主催でした。
この名前の由来は蘇東坡の五言絶句に出典があるそうで、「青黄」とは「ものが成長し成熟すること、青年と熟年の意」ということで、同窓会設立10周年を記念して付けられたとのことでした。
同窓会は学部毎が多いと思いますが、全学の地方支部会というのは珍しいですね。
お二人の理事から東北大学の百周年の行事やキャンパスの移転予定などの説明があり、その後、いつものように1時間弱の講演をさせて頂きました。
MacBook Airになって初めてのKeynote08での講演でした。
スライド移行やアニメーションツールがさらに充実したようです。
PowerPointのバージョンアップの方が差が大きいですね。
もっと早く乗り換えればよかったかも……。
その後、青黄会の総会と懇親会がありました。
何人かの会員の方がスピーチをされましたが、参加者で最年長(1920年生まれ)の女性の先生は文学部を昭和23年に卒業され、肩書きとしては福岡女子大学の名誉教授。
「入学したときは旧制で、出るときは戦争が終わって新制だった」とのことでした。
80歳を過ぎてから癌が見つかったとのことですが、手術の後の化学療法はされず、でもとてもお元気で矍鑠とされていました。
「適度に運動し、好奇心を持ち、食べ物に気をつける」のが秘訣とか。
こちらも元気のもとを頂いた気がしました。
地元の青黄会の方々だけでなく、本部の事務方にもお世話になりました。
有り難うございました。
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トップ画像は、先日四谷のアトレのPaulでお昼に食べたミックスオムレツです。
卵は本当に栄養価の高い食べ物だと思います。
なにせ、その中で雛が育つのですから。