第24回京都賞授賞式

昨年の第23回に引き続き、本年第24回を迎える京都賞の授賞式に参加しました。
「京都賞」というのは、京セラの稲森財団が出している国際的な賞です。

本年度の受賞者は以下の通りです。
先端技術部門「情報科学」:リチャード・M・カープ博士(アメリカ、73歳)
基礎科学部門「生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)」:アンソニー・J・ポーソン博士(カナダ・イギリス、56歳)
思想・芸術部門「思想・倫理」:チャールズ・M・テイラー博士(カナダ、77歳)


部門の中の「分野」は4年に1度のサイクルで廻っています。
生命科学のトニー・ポーソン博士はシグナル伝達の分野でSH2などのいわゆるアダプター分子という概念を提唱し実証された業績により、今回の受賞となりました。
今回の審査の専門委員会の末席を汚すこととなりお呼ばれした次第です。

今年も高円宮妃久子様がご臨席。
光沢のある綸子の、色は小豆色を淡くしたような地に菱紋の御訪問着でした。
また、財団のweb siteの記事で知りましたが、授賞式には、京都市立西京高等学校附属中学校と京都府立嵯峨野高等学校から、約210名の生徒も参加したということでした。
こういう計らいは素晴らしいですね。
確か、稲森理事長は故郷の鹿児島でも、若い方向けの企画をされていたかと思います。

先日、仙台でご講演頂いた安藤忠雄さんも稲盛財団の理事をされているご関係で、またお目にかかることができました。
昨年の方が、芸術部門の受賞者が舞踏家だったので、普段お目にかからない方が多かった印象ですね。
あ、でも、森下洋子さんとご主人の清水哲太郎さんは目立ってました。
森下さんって本当に華奢なのですね……。

日本からの賞のプレゼンスをいかに高めるのかは、今後さらに重要でしょうね。
明日は講演会を聴いてから帰仙します。
by osumi1128 | 2008-11-10 23:00 | サイエンス | Comments(0)

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