新緑の京都
2009年 05月 06日
先斗町の芸舞妓さんによる鴨川をどりを初めて観ました。
(場内撮影禁止のため、画像はありません)
先斗町歌舞練場近くは、シンボルである千鳥の付いた提灯が並び、この1ヶ月間の華やかさを盛り上げます。
祇園の「都をどり」はいわゆる舞踊のみらしいのですが、鴨川の方の舞台はお芝居が二幕。
今年は「艶競べ女歌舞伎」と「京都四季ごよみ」という演目でした。
一番最後には出演者全員揃ってのフィナーレ。
舞妓さん達が黄色い声を揃えて「どーどすえー♪」と言うのは、なかなか可愛らしいです。
(だって、高校生主体ですからね……)
ちなみに「どーどすえー」なんて、舞妓さんでも会話では使わないらしく、「どうでっしゃろか」か「どーどす?(尻上がりに)」が標準的とのこと。
さらに知った京言葉裏表(笑)は、
「お越しやす」「お入りやす」:山を越えて上洛してきた客、一見さん相手
「おいでやす」「お上がりやす」:洛中の客、おなじみさん
さすが、「ぶぶ漬けでもどーどす?」の世界です……。
お天気に恵まれて、お庭巡りも楽しみました。
観光客を少しでも避けるために、なるべく遠いところを回りました。
こちらは智積院のお庭。池が鏡のように景色を映すように、わざと濁らせてあるとのこと。
この時期、楓の葉の緑がまだ薄くて、陽の光が透けるのが美しいです。
足下の苔も新緑の季節で、どこか初々しい感じ。
例によってお花の名前を知らないのですが、なんとも美しいですね。
ほかには、等持院と蔓殊院も素敵でした。
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帰仙途中で上尾の友人宅にも立ち寄り、朝堀筍とワインの会。
先日、カリフォルニアでワイナリー巡りをされたお土産を堪能させて頂きました!
その間、抱えていた翻訳関係がほぼ脱稿。
申請書、論文原稿は続行中。そのほかいくつかの書類は完了。
明日は研究室は通常営業です(笑)。