
中学の途中までピアノを習っていた。
小学生高学年のときに某音楽教室に通って「調音」のトレーニングを受けたために、「ドレミ」の音が「ドレミ」という文字としても認識される。
このことを「絶対音感」というのだと知ったのは最相葉月の本が出てからで、それまでは「なんで皆、ウォークマンを聞きながら勉強できるのだろう?」と不思議に思っていた。
マクドナルドの店内のざわめきは気にならないのに、クラシック、とくにピアノ曲がもっとも駄目。
絶対音感も含めた「共感覚」は、例えば聴覚と視覚の間に特別な神経結合が生じてできるのだと考えられている。
私の場合なら、音階としての「ドレミ」が文字としての「ドレミ」になってしまうので、本を読んだり文字を書いたり(タイプ含む)するのに邪魔になるのだ。
結局、プロの音楽家になった訳でもなく(とてもじゃないけど、そんな才能が無いことが自覚できた)、私にとっての共感覚は厄介なだけですね。
……やれやれ。
さて本書『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』をどういう経緯で見つけたのか覚えていないのだが、速攻でAmazonさんの「1クリック」のお世話になった。
翌日には届く(都内ならその日の場合もあるだろう)というのは有難い。
文庫ではないので出張に持ち歩く気がしなかったため、寝る前に読む本として少しずつ読んでいたものを昨日で読了。
音楽に興味がある、楽器を演奏することがある方なら、とても楽しめる本だと思う。
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