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北京画像

昨日の携帯初投稿は、画像の縦横を直していなくて失敗でした(苦笑)。
改めまして、北京の画像を。
まずこちらは宿泊したホテルの部屋からの眺め。
遠くに北京オリンピックの「鳥の巣」が見えます。
なんとなく、空は常にこんな風に白っぽいのです。
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かつて紫禁城と呼ばれた故宮に行きました。
こちらは南側の入り口になります。
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中に入ると、この手のシンメトリーな建物が、延々と続くのです……。
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徹底したシンメトリーに疲れてしまいました。溜息。
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とにかく、中国各地からの観光客が多かった。
中国語の強いアクセントにも疲れました。
そんな中で、可愛い女の子には癒されます……。
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とにかく、お腹も壊さず無事に帰ってきました。
北京〜成田のフライトが正味3時間半なのに、成田から仙台まで4時間かかりました(苦笑)。
お陰でちょっと専門的な本が1冊読めましたが(追ってご紹介します)。
by osumi1128 | 2008-09-30 00:02 | 旅の思い出 | Comments(0)

故宮に行きました


どこまでもシンメトリーな建物や門が続くのを見て、中華思想だと感じました。中国全土から観光客が集まっていて、中国語の嵐でした。オリンピックを開催したとはいえ、サービスという習慣はまだ根付いていませんね。スマイルはゼロ円どころかお金を余分に払わないといけない雰囲気を感じます。先日の上海ではそうでもなかったのですけど。とりあえず、お腹は壊さないで帰国するのが目標です。
by osumi1128 | 2008-09-28 21:39 | 旅の思い出

北京に来ています

昨日から北京に来ています。国際眼科研究会議という国際会議で、昨日シンポジウムで発表しました。ホテルの部屋からインターネットは繋がるのですが、なぜかexiteのサイトには繋がりません。そこで、初めて携帯からの投稿を試してみました。以前の携帯だったら絶対する気にならなかったと思います。本日は空いた時間に故宮にでも行こうかと思っています。
by osumi1128 | 2008-09-28 11:56 | 旅の思い出

七大学総長揃い踏み共同参画宣言

この2日間は女性研究者育成関連行事が立て続けでした。
本日午前中は学協会連絡会の運営委員会で、午後からは学士会および七大学合同開催による「男女共同参画社会の実現に向けてー女性研究者支援を通じた基幹大学の役割ー」が開催されました。

内閣府男女共同参画局長の板東久美子さんと、文科省科学技術・学術政策局長の泉紳一郎氏によるご来賓挨拶の後、JSTの北澤理事長の基調講演が第一部。
ポジティブアクションにだいぶ踏み込んで触れていらっしゃいました。

第二部が七大学の関係者による、それぞれの取組の紹介でした。
お互いにかなり話は知っていますが、7つ俎の上に並べられると、それなりに競争心が煽られますね。

さて、学士会館の大ホールに立ち見が出るほどの盛況だったのは、なんといっても第三部で、「7大学総長、大いに語る」の部分が魅力的だったからでしょう。
ギャラリーの前で、しかもこういう話題だし、結構な緊張感がありましたが、さすが総長は皆、お話がお上手です。
どのように女性研究者育成に具体的に取り組むのかについては、大学ごとに温度差も感じられましたが、それでも最後は「共同宣言」を、東大総長の小宮山先生から読み上げて頂き、最後、それぞれの大学名と総長名の部分は、各総長が立って読み上げる、という演出は、なかなかインパクトのあるものでした。

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今回の企画は、学士会のHさんが昨年、「七大学が揃ってモデル事業採択になったのですから、何か合同のイベントをされたらいかがでしょう? 学士会もお手伝いします」とお申し越しになり、ちょうど1年ほど前に関係者が集まって話をしたときに「それなら、総長にお出まし頂いて、今後の取組についてご発言頂くのが良いのでは?」ということになって実現したものです。
お忙しい総長(と次期総長)が7人揃うなんてことが、本当に可能なのかとも思いましたし、それぞれの事情がある中で「共同宣言」などが了解されるのかも微妙でした。
たくさんの方々の思いが通じた形で、今日を迎えることができたのは何よりでした。

フロアには七大学関係者だけでなく、文科省や内閣府の方々、一般の方々、メディア関係者など、本当にたくさんの方々がいらして下さいました。
総長からのお話の後、元文科省局長の有本さんからは、「総長はこの企画を毎年行うくらい、問題意識を持ち続けること、文科省はその後の取組をきちんとウォッチすること、関係者は、女性支援した成果が実際本当にどうだったのかを可視化すること」と檄が飛ばされました。

阪大総長の鷲田先生がご指摘になっていましたが、日本では七大学の総長は皆、男性ですね。
これが、プリンストン、ハーバード、MIT、イエール、ケンブリッジのように女性の学長を迎えるまでには何年かかるでしょうか……。
そのために、次の世代の女性たちがすくすくと育ってほしいと願っています。
そのお手伝いができたら幸せです。
by osumi1128 | 2008-09-26 23:59 | 科学技術政策 | Comments(0)

キャリアウェイ・ユニバーサル化日大モデル

昨日は日大歯学部にて共同参画関係講演。
日大は今年度の科学技術新興調整費女性研究者支援育成モデル事業に関して「キャリアウェイ・ユニバーサル化日大モデル」という課題で採択されたところです。

事業に関わっていらっしゃる河野(平田)典子先生のお話で知ったのですが、実は日大の学生数は9万8千人、そのうち女子が2万人とのことで、実はどの女子大よりも多い女子学生を育てています。
「産業界を含む多様な女性研究人材開発と次世代の継続的な育成、男女共同参画・女性研究者支援のユニバーサル化を推進する」とのことです。
付属学校や同窓会も巻き込んだ事業展開は、大きな私大ならではの取組ですね。

日大歯学部はお茶の水駅近くにあり、懐かしいエリアを歩きました。
講演終了後に、同級生のY君が来て、「えーっ、どうしてこんなとこ(←共同参画関連講演)にいるの?」と訊くと、「だって、今、ここに務めてるんだもの」
ああ、そうでした。
1年くらい前だったか、同窓会でお祝いをした折、都合がつかなかったのですね。
わざわざ来てくれてありがとう!

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本日の画像は先日iPod nanoをゲットした仙台のアップルストア。
最近、周りで3名ほどiPhoneを持っていて、ちょっと刺激されています。
うーん、Softbankの新しい番号を持つか、持ち歩きMacBook用のPHS経由プロバイダと契約するか、外出先でのメールチェックに関して、悩むところです。

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by osumi1128 | 2008-09-26 06:45 | 科学技術政策 | Comments(0)

第10回 東北大学グローバルCOE若手フォーラム開催ほか

東北大学脳科学グローバルCOEでは、若手の自主的な活動をエンカレッジしています。
今週金曜日に「第10回 東北大学グローバルCOE若手フォーラム」が開催されます。
第10回 東北大学グローバルCOE若手フォーラム開催のお知らせ

日時:9月26日(金)15:30-18:00(講演会後、交流会を催します)
会場:東北大学医学部5号館2階201号室

講演1:マウス成体脳における継続的なニューロン新生の役割
講師:今吉 格博士(京都大学ウイルス研究所・京都大学生 命科学研究科・CREST)

講演2:神経変性疾患の生化学
〜アルツハイマー病のアミロイドを中心に〜
講師:武田 和也博士(国立長寿医療センター研究所・血管性認知症研究部)
詳細(PDF)

今吉さんの研究は1年以上watchしていましたが、8月にNature Neuroscienceに論文が掲載されたところです。
努力の甲斐がありましたね。
おめでとうございます。

GCOEの話題をもう一つ。
先日のNeuronに山元大輔先生のところの論文が掲載され、プレス発表されました。
詳細はこちら

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ところで、本日、自宅からラボまで完歩する途中でアップルストアに立ち寄り、念願の新しいiPod nanoの16GBをゲット!!!
画像はアップルのサイトから転載しています。
この色がとても綺麗なので……。
今回、加速度センサーが付いて、縦向け、横向けで面白い機能が使えます。
この小さな加速度センサーが東北大学工学部の某先生のMEMS技術だという話を聞いたのですが、アップルのサイトからは分からないので、未確認情報です。
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本日の「プロフェッショナル」は「プロフェッショナルのレシピ」だったので、思わず見てしまいました(^_^)
昨年、三つ星を取ったフレンチのカンテサンスの岸田シェフの仕事を見て、プロは凄いな〜と納得。
まだ34歳というのが、これまたスゴイ。
by osumi1128 | 2008-09-23 22:43 | 東北大学 | Comments(0)

サイエンティストライブラリー:特別編

正当な日曜日の朝の儀式としてお掃除とお片付けをし、数年、袖を通さなかった衣服などを「何でも片付け屋」さんにお願いして引き取ってもらい(1000円也)、雨模様だったので車でラボに行って、やっぱり少しだけ書類の片付けをしてから、執筆中の「神経発生本(略称)」のラフな原稿に手を入れました。

本日書いていたのは「第6章:軸索伸長とガイダンス分子」のところ。
脳の発生過程で、神経細胞が産生された後に、軸索というケーブルの部分が伸びてつながって、神経回路が構築されます。
神経発生という研究分野の中でも、神経回路の構築は、いわば、王道中の王道です。
このときに、どうやって正しくケーブルが伸びてつながるのかについては、「正しい道筋を見つけること」と「正しい標的を見つけること」の二つの仕組みが必要です。
正しい道筋をどうやって見つけるかというと、「こっちの水は甘いぞ」や「こっちの水は苦いぞ」というガイドになるような物質や、それを感じ取るセンサーがあるからなのですね。
そのあたりのことを書いていました。

ガイダンス分子やそのセンサー(受容体)の発見の歴史は、それは面白いドラマがいろいろあるのですが、名古屋大学の名誉教授になられた藤澤肇先生も、ニューロピリンとプレキシンという受容体を見つけられた方で、そのことを「コラム」として書き込むために、調べ物をしていましたら、こんなサイトに巡り会いました。

サイエンティストライブラリー:特別編~日本の生命研究を築いた科学者~

生命誌館が刊行している『生命誌』という雑誌のweb版からまとめたものですね。
ジャンルは一応、遺伝学、細胞生物学、神経科学、生化学、生態学・行動学、発生学、生物物理学に分かれています。
それぞれの方のお写真は大西成明氏に撮影されていて、とってもカッコイイです。
webならではのリンクの多さも魅力ですね。
藤澤先生の分は発生学の中でした。
藤澤先生は「昆虫少年(現役)」です(笑)。

私は藤澤先生のお弟子さんとご縁が深く、共同研究を平田たつみさん(遺伝学研究所)を行いましたし、昨年までの助教のNさんや、その後任のSさんも同門です。
研究への取組方に感じられる共通のフィロソフィーから、研究が人から人へと受け継がれていくのだと思います。

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本日は岩手・宮城内陸沖地震から100日目。
行方不明の方で見つかっていない方も残っています。

本日の画像は医学部キャンパスの植木で、これにクリスマスの飾り付けをしたら綺麗だろうなと、ずっと思い続けているのですが……。
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by osumi1128 | 2008-09-21 20:58 | サイエンス | Comments(0)

ワトソン来日ほか【追記しました】

本日は各種イベント・セミナーのお知らせをまとめてドン!

先日は9月26日に開催される七大学男女共同参画・女性研究者育成支援部門合同シンポジウムをお知らせしましたが、もう一つ関連イベントを。

男女共同参画学協会連絡会主催による第6回男女共同参画学協会連絡会シンポジウムが10月7日(火)に京大で開催されます。
午前中は分科会、午後は山中さんのiPS細胞に関する特別講演もあります。



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さて、大学共同利用機関法人の自然科学機構では、10月に分子生物学フォーラム「ワトソンとスタイツが語る未来の生命科学」を、東京と岡崎で開催します。

東京のイベント(10/22)はこちらで、一般向け(同時通訳有り)。
定員1000名、事前申し込み必要(9/25頃より)。

岡崎のイベント(10/24)はこちらで、大学院生・研究者向け(同時通訳なし)。
定員200名、事前申し込み必要(9/27頃より)。

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【追記しました】
少し先ですが、技術・ビジネス英文の書き方実践講座(2日間コース)のお知らせを、講師を務める片岡先生から頂きました。
詳細はこちらです。
1名57,750円(税込、資料・昼食付)とのことですので、それなりの覚悟が必要ですね(笑)。
でも、何事も身銭を切らないと身につかない、ということも事実かもしれません。

昔のことを言うと年寄り臭いのですが、自分が大学院生や助手だった頃、海外での国際会議は自腹でしか行けませんでした。
でも、どうしても行きたかったし、行ったからには必死で外国人と喋って、知人を増やそうと、朝から3食「横飯」(註:英語で喋りながらの食事という意味)でした。
20年前、海外の学会に行くと、日本の学会よりも女性のPIがたくさんいらして、素晴らしいプレゼンをしていることも大きな励みになりました。
だからこそ今、学会やらグローバルCOEやら何やらで必死に若手のサポートをしているのですが、その親心、どのくらい通じているのかなあ……。

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本日の画像は、先日、総合科学技術会議の用務の後に立ち寄った霞ヶ関コモンゲート付近のカフェ。
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by osumi1128 | 2008-09-20 20:58 | お知らせ | Comments(0)

出し忘れた栗のムース

先日、久しぶりに拙宅に人を招いてのディナーパーティーをしました。
仙台市役所のTさん以外は東北大学関係者、女性4名と男性2名でした。
メニューの自己評価をCSTP風にSABCで(笑)。

三色焼きパプリカのマリネ:A
アルミ箔でくるんでオーブンで20分くらいすると、皮がむけるようになります。
その後、塩胡椒、イタリアンハーブほかとオリーブオイルでマリネにしたもの。
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Tさんお持たせの鶏肉の中華煮込み?
評価対象外ですが、ちょっとピリ辛で美味しかったです。
別のTさんのお土産の、イベリコ豚のペーストも美味でした!
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フレッシュポルチーニのソテー:B
初物として、男の台所というインターネット通販で空輸のフレッシュポルチーニをゲットしてみたのですが、ちょっと量が少なくてエリンギを混ぜました。
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ムール貝の白ワイン蒸し:A
こちらも同じサイトで購入したモンサンミッシェルのフレッシュムール貝500gを、白ワイン100mlで加熱したもの。
ちょっと小粒でしたが、お味は美味しかったです。
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鴨ロースのロースト:C
何故か、以前のプロトコール通りのはずなのに、火が通りすぎ!
(画像も手ブレしてるし・・・)
次回作る際は要確認。
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牛タタキとイチジクのサラダ:A
すみません、牛タタキは明治屋さんです(^_^;)
でも、この時期のイチジクと合わせたのは正解。
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フォアグラのペンネ:S
大隅亭定番料理で締めました(笑)。
フォアグラはやはり同じ通販で購入しました。
今回使ったペンネが通常よりも太めで、しっかりとしたアルデンテの噛みごたえが長く残っていて、これは良い!と思いました。
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評価対象は以上。

デザートその1はSさんお持たせのケーキ。
スティック型なのが面白いですね。
お持たせの面白いお茶各種とともに頂きました。
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その2はTさんのお母様お手製というガトーショコラ。
好物です♪
甘くない生クリームを添えたらもっと良かったかも。
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今回、女性2名がさっさと洗い物をして下さって、小人さんの出番は無し。
有難うございました!

で、実は、デザート作っていて出し忘れました。
栗のムースです。
作り方は超簡単!!!
<6人分くらい>
1)栗のペースト(加糖済み)2缶にちょっぴりブランデーを垂らします。
2)生クリーム2箱分を泡立てます。お砂糖の量は好みで。
生クリームを全部使い切らないでおいてもよし。
3)栗のペーストに泡立てた生クリームを加えて混ぜます。
4)ガラスのカップなどに入れて、
その上にトッピング用の生クリームを絞り出したり(泡立てた場合)、
流し込んだり(泡立てないで残した場合)……。
5)仕上げに、あればミントの葉か、
マロングラッセを砕いたものなどをトッピング。
6)冷蔵庫で数時間冷やして、さあ、ボナペティ!


さてさて、翌朝の空瓶を見てびっくり……f(^ー^;でした。
一応「6名」ですので……。
次は忘年会くらいの時期にでも(部屋も片付くし)。
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by osumi1128 | 2008-09-18 23:23 | 味わう | Comments(0)

エンハンスメントとストレートパーマ

週刊文春のコラムをよく読むのですが、会ってみたいコラムニストは中村うさぎさんです。
確かご本名が「典子」だったと思うのですが、自分にツッコミを入れる文体が好きです。
で、うさぎさんはあちこち整形したのをネタに、エッセイやらコラムやらを書いているのですが、「整形」って「エンハンスメント」ですかね???

しばらく前に「エンハンスメントの哲学と倫理―脳神経科学と人類の未来のあり方を問う―」というシンポジウムに出席しましたが、エンハンスメントは一般的には「病気の治療を超えて身体や精神の能力を増強すること」とされています。
拡大解釈をすれば、人類が煙草やコーヒーやチョコレートやハーブを発見してしまったことは、すでにエンハンスメントの始まりだった訳ですね。
天然物ではありますが、精神機能に影響を与える化学物質によって、スッキリしたり、興奮したり、リラックスしたりできるのですから、身体や精神の状態を人為的にコントロールしています。

80年代くらいでしょうか、遺伝子治療が拓く未来に対する警鐘が鳴らされたことがありました。
その時代でも、もちろん今でも(昔よりも、その魅力は減ったのですが)、何らかの病気を遺伝子治療するとすれば、それは「体細胞」における遺伝子導入に限局されていて、次世代に伝わる「生殖細胞」に対しては行わないことが決められています。
ですので、「デザイナーベビー」というイメージは、身体的なエンハンスメントであれ、精神的なものであれ、まったくもって非現実的なのですが、そういうことを心配される方もいらっしゃるようです。
もちろん、どこかの超大金持ちが自分の財産を投じて研究者を雇い、そういう研究をすることは不可能ではありませんが、税金を元にした研究費を使う研究者にはありえないと言えます。

先日のシンポジウムにおいて、信原幸弘先生は「エンハンスメントで頭が良くなるということは倫理的でない」という指摘をしておられましたが(それがどのように可能なのかは置いておくとして)、「整形で綺麗になることは倫理的ではない」という感覚に近いのでしょうか。
何か「ズルイ」というような感情を持つ、ということでしょうか。
それは、「整形」は生きていくのに不都合ではないことに対して行われるために、保険の適用外なので、自費診療としては費用がかかって、万人に対して為されうるものではない点において「ズルイ」のでしょうか。
いわゆる「ダイエット」などの努力によって綺麗になるのはOKでも、努力無しにお金で即刻解決するのは腑に落ちないということでしょうか。

こんなことを思い出したのは、連休の間に美容院に行ってストレートパーマをかけ直したからでした。
私が親から受け継いだ遺伝子セットからは「癖毛」が生じるのですが、それを矯正することは「エンハンスメント」でしょうか?
費用は、整形に比べるなら非常に高いとはいえませんが、髪の毛は伸びますので、数ヶ月たったらまたかける必要があります。
「癖毛」のままでも生きていく上でなんら支障はありませんし、「ストレート>癖毛」という価値基準があるとも思いませんが、今の気分がストレートなのと、案外、お手入れがラク、ということもあって(笑)、この1年以上、このスタイルです。
そういえば、15年くらい「カラー」もしていますが、これも「エンハンスメント」でしょうか?
じゃあ、育毛はどうか、鬘はどうか???ということになりますね。
パラリンピックの選手も、だんだん記録が向上していくと、健常者と同じルールのもとに、それよりも良い成績を出したくなるかもしれませんね。
そして、それは十分可能なのかもしれません。

おそらく、エンハンスメントかどうかの線引きは、社会によって異なるのだと思います。
ですので、もし何らかの規制等が必要なことであれば、皆でよく話し合って決めることが必要でしょう。

そういえばマイケル・ジャクソンの整形は結局のところ「エンハンスメント」だったのでしょうか……???

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来月、東北大学脳科学グローバルCOEと上海の復旦大学神経科学研究所のジョイントシンポジウムを復旦大学で開催予定です。
その打合せで復旦大学のLi先生が来仙されていまして、本日はセミナーを聴きました。
復旦大学は魯迅ゆかりの大学で、魯迅は東北大学医学部(の全身である仙台医学専門学校)に学んだ方です。
学生さんやポスドクの方達の勝負が楽しみです。
こちらは、東北大学片平本部前の魯迅像です。
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ところで、月末のイベント@東京のお知らせです。
七大学男女共同参画・女性研究者支援部門合同シンポジウム「男女共同参画社会の実現に向けて」が9月26日(金)の午後に学士会館で開催されます。
七大学の総長揃い踏みにより、各大学の女性研究者育成支援への取組が披露される予定です。
by osumi1128 | 2008-09-18 00:53 | 雑感 | Comments(0)