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Trick or Treat!

本日はハロウィーン。
そういう文化で育った訳ではまったくありませんが、ハロウィーン・グッズは大好きです。
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さて、お陰様でMacBook Airに馴染んできました。
PhotoshopもCS3を購入して入れましたので、画像のアップもできるようになりました!
結局160GBの外付けハードディスクを購入。
そちらに自動バックアップを取ることにしてみました。
よく考えると、このハードディスクを持ち歩けば、どこでも快適に仕事ができそう。
MacBook Airよりさらに軽量でした(笑)。

出張帰りに立ち寄る丸ビルのカードショップ。
お誕生日カードに寄せ書きするのがうちのラボの恒例行事。
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先日、会議と会議の合間に駆け足で立ち寄ったピカソ展@新国立美術館。
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ピカソはほんとに多作ですね。
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*****
明日は東北大学九州全学校友会・青黄会にて講演予定。
確かに「明日」です(笑)。
by osumi1128 | 2008-10-31 23:15 | 雑感 | Comments(0)

二人の女性大臣とノルウェー大使

水曜日は東京都神経科学総合研究所にて先端研究セミナーと称するセミナーに呼ばれて話をしてきました。
東京は武蔵野、西国分寺という中央線の駅からタクシーで10分ほどのところに、府中病院などを含めた病院や研究所がコンプレックスになっているエリアです。
東北大の前に務めていましたのが、小平にある精神・神経センター神経研究所だったので、この辺りの景色はとても馴染みがあります。
セミナーには所内の多数の方々が聴きに来てくださって、かつての共同研究者や知り合いの懐かしい顔を見ることができました。
ホストをしてくださった高田先生、有難うございました。

日本ではセミナーが夕方からで、その後、夕食を共にするというパターンが多いですね。
今回は、かつて住んでいた国立に出掛けました。
大学の街という雰囲気が好きでした。
南口側の道は放射状に延びていて、かつては「街路樹より高い建物を建ててはならない」とう紳士協定があったのですが、私が住んでいた頃にはすでに、それよりも高いマンションなどが建つようになってしまったのは残念なことです。
駅前何キロかの間にはパチンコ屋等は営業できないというのは条例で守られているようです。
住んでいた頃にはなかったのは比較的大きな店舗のスターバックス。
広いウッドデッキが素敵でした。

*****
さて、貧乏性なので(^_^;東京出張の折にはいくつか他の用務も絡めるのが恒例になりました。
(逆に、日程によっては欠席する会議等もありますが)
今週は女性科学者支援のお願いに、小渕優子大臣(少子化・男女用同参画担当)と、野田聖子大臣(科学技術政策担当ほか)との面会を果たしました。


小渕大臣はまだお若い方で、お子さんはちょうど1歳を過ぎたところ。
少子化・男女用同参画担当大臣として、とても相応しいアイコンといえましょう。
日本女子大学の小舘香椎子先生と共に伺って、この夏に出された日本学術会議からの提言についてご説明し、女性科学者支援についてお願いしてきました。

野田大臣の方は別の日に私一人で伺ったのですが、なんと、初めての面会にも関わらず、しかも、国会解散がどうなるか不透明な時期にアポイントを取って頂いたのに、すっかり勘違いして1時間間違えていたというお粗末さ!
研究室の担当者が焦って電話や携帯メールを入れてくれていた頃はまだ新幹線の中。
気がついて連絡を取ったところ、大臣秘書の方からは「とにかく来てください」とのご高配。
東京駅から内閣府までタクシーを飛ばして伺いました(汗
野田大臣は「選べるのだったら男女共同参画担当大臣になりたかったくらい」と仰って下さって、気さくな雰囲気で接して下さいました。
総合科学技術会議の方もご担当なので、より施策に近い具体的なことについての意見交換をさせて頂くことができました。
面会には大臣付の政策担当の方々も同席されていましたが、アポイントの時間をずらしてしまって恐縮でした。

1週間の間に二人の女性大臣にお目にかかりましたが、どちらも背筋がすっきりと伸びていらっしゃるのが印象的でした。
やはり、人に見られる職業の方、なのですね。
野田大臣の方がお年上でキャリアも長い分、姉御的に思いました。
いずれにせよ、やはり男性中心の組織の中では種々のご苦労があったことと拝察します。
ご健康とご活躍をお祈りしています。

*****
本日は、11月22日(土)に開催される「第7回東北大学男女用同参画シンポジウム」の基調講演をお願いしているノルウェー駐日大使オーゲ・B・グルットレ様に、大学からの正式な依頼状をお渡しして、当日のことについてのお打ち合わせ、のためにノルウェー駐日大使館に出向くという用務もありました。
父の仕事(捕鯨関係)との関わりで以前、大使官邸で一度お目にかかる機会がありましたが、今回はまったく別ルートから、御来仙頂くこととなりました。
大使側としては、より地方にも出向いてノルウェーのことをもっと知ってもらいたい、という気持ちがおありで、こちら側は、共同参画の先進国であるノルウェーの事情をお聞きするということが目的。
両方にとってのwin-winの機会になることを願っています。

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最後の話題は、東大の黒田玲子先生がICSU(International Council for Science:国際科学会議)の副会長に任命されたとのことでした。
益々のご活躍を!

以下、日本学術会議からのお知らせを転載します。
 マプート(モザンビーク)で開催されたICSU第29回総会において、平成
20年10月23日(木)に実施された役員選挙の結果、黒田玲子第三部会員が
ICSU副会長(渉外担当)に選出されました。日本学術会議からのICSU役員
選出は、1963年の茅誠司会長(ICSU副会長)、1999年の吉川弘之会長
(ICSU会長)以来のこととなります。なお、任期は、次回総会(2011年)ま
での3年となっています。

◆ICSU(International Council for Science:国際科学会議)について
 (1) 1931年設立の非政府、非営利の国際学術機関。パリに事務局。
 (2) 学問分野を代表する国際学術団体と各国を代表する科学アカデミー
   の双方を束ねる科学者コミュニティの国際的な要。
 (3) UNESCOと国際的学術の促進と発達のために密接な協力関係にあるほか、
   多くの国際共同研究計画を展開。
 (4) 構成会員
  ア 国際学術団体会員(29:国際数学連盟、国際薬理学連合など)
  イ 国家科学アカデミー会員(95:日本学術会議、全米科学アカデミー、
   ロンドン王立協会など)
  ウ 準会員(国際学術団体19、国家科学アカデミー7)、及び 国家科学
   アカデミーオブザーバー(12)
 (5) 役員
    会長、副会長2名(科学計画・評価担当、渉外担当)、事務総長、
   財務役員、前会長又は次期会長の6名から構成。
   会長 Catherine Brechignac(France)
副会長(科学計画・評価担当) Kari Raivio (Finland)
副会長(渉外担当) 黒田玲子(Council Member, SCJ)
事務総長 Maurice Tchuente (Cameroon)
財務役員 Hans-Rudolf Ott (Switzerland)
前会長 Goverdhan Mehta (India)

◆日本との関係
 ICSU設立以来、日本学術会議(1949年以前は学術研究会議)が国家科学
アカデミーとして加入。
 分担金額は米に次ぐ第2位。


という訳で、やや女性研究者関係でまとめたエントリーでした。
by osumi1128 | 2008-10-31 01:09 | 科学技術政策 | Comments(0)

東北大学医学部・歯学部合同慰霊祭

本日は東北大学医学部・歯学部の合同慰霊祭が執り行われました。
会場は仙台国際センターの大ホール。
ご遺族の方々、白菊会という献体の団体の方、教職員、そして今年解剖実習を行った医学部・歯学部の学生さん、合わせて1000名くらいは参加されていたのではと思います。

本年の献体は142体とのことで、開会に際して一人一人のお名前を読み上げて「招霊」してから黙祷を捧げ、その後、医学部長が代表して祭文を読み上げられました。
全体の御霊を象徴して、白い菊の花が飾られた祭壇の中央には「億万劫光輝秀霊」という碑が建てられています。
慰霊の言葉は、医学部・歯学部の学生代表の方、教員代表の方、そして白菊会代表の方から述べられました。
その後、東北大学混声合唱団による鎮魂歌奉唱があり、指揮を行った方は合同慰霊祭のための奏楽を作曲した方でした。
ご来賓などによる献花の後、一旦修礼し、御礼の言葉の後、参列者全員による献花となりました。

ちょうど座っていた席から学生の代表者が見えました。
白菊会の常任理事の方の傍で、いろいろなことを思ったかもしれませんね。
もちろん、すべての学生さんにとっても、献体された方にご家族があるのだということ、つまり、ご遺体は決して教育のために提供された物体ではない、ということを肌で感じ取る機会だったと思います。

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奇しくも本日は東北大学脳科学GCOE主催の脳解剖集中講義。
講師は神戸大学の寺島先生で、分厚いテキストが配られました。
立ち見にもなる90名もの参加者があって何よりでした。
by osumi1128 | 2008-10-28 23:45 | 東北大学 | Comments(0)

東北大学関係各種お知らせ

気持ちの良い季節ですね。
日本の大学・研究所では科研費申請の時期かと思います。
ここ数年の間に電子申請が浸透したのは、Macユーザはまだまだ不遇ではありますが、それでも、大量の印刷や糊付けや「種目別の色付け」などから解放されたことは、たいへんに喜ばしいことです。
こうやって、また一つ「昔はね、秘書さんの一番の仕事は、英文の口述筆記と、申請書の清書だったのですよ(和文タイプ、という贅沢なラボもあり)」やら「あの頃は、申請書を大学が<買って>いて、紙に印刷したものを貼り付けたものでした」やら「スプレー糊は画期的だったなぁ……」などの思い出話が増えていくのですね。
あ、今年は「特定領域の継続」の計画調書も出さなくて良かったのが画期的。
その分、制度が変わった「新学術領域」の申請書が増えるのでしょう。

さて、MacBookAirになって荷物が1キロ軽くなって、心も軽くなりました(笑)。
ですが、設定がまだ最適化されていないので、自分で撮った画像をアップするのはしばらくおあずけです(涙)。
代わりにというのもヘンですが、来週の講演会・シンポジウムのお知らせを載せておきます。

まずは、11月5日(水)に建築家の安藤忠雄さん御来仙!!!
講演は新しくなった川内記念講堂であります。
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同じ週の金曜日11月7日ですが、第13回学際ライフサイエンスシンポジウムの開催です。
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by osumi1128 | 2008-10-27 21:03 | 東北大学 | Comments(0)

遅ればせながらのMacBookAir

ラボのコンピュータ博士にお願いして、購入してあったMacBookAirにOffice2008などをインストールして頂いて、昨日から使い始めました。
とにかく、出張に持ち運びするのにMacBookはとっても重くて難儀でしたので。
でも、いろいろアプリケーションとWordなどの書類を入れただけで、残りがすでに22GBくらいと少ないので、はて、どうしようと悩んでいます。
撮り溜めしているRICOH GR DIGITAL IIの画像と、KeynoteやPPTなどのプレゼンファイルは、外付けハードディスクにでも入れないと駄目かもしれません。

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ところで、昨日は乳癌撲滅のための「ピンクリボン運動」「スマイルウォーク」が仙台会場で行われ、市の中心部の一番町などは多数の人出になりました。
東北大学医学部の大内憲明先生もご関係だったようです。
昨日利用したタクシーの運転手さんが「そういえば、山田邦子を見かけたけど」
「ああ、その関係ですね」

本日は全国日本大学女子駅伝で、一部交通規制でした。
気候としては丁度良い頃です。

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MacBookAirにPhotoshopを入れていないので、画像の解像度などの変更ができないことに気付きました。
・・・やっぱりPhotoshopもIllustratorもインストールする必要がありそうです。
やれやれ、新機種移行への道はまだまだ続く・・・
by osumi1128 | 2008-10-26 21:08 | 雑感 | Comments(0)

留学壮行会

今日は朝9時からビジネスミーティング、ジャーナルクラブ、プログレスレポートというスケジュールだったのは、デューク大学に留学する元学生さんの壮行会を兼ねたランチパーティーのため。
VISA取得がいつになるのか気を揉んでいたのがついこの間のようですが、それからバタバタと日が経ち、ラボから引き払う直前の設定になってしまいました。
本人の希望もあって、ごくシンプルにということで、乾杯もソフトドリンクのみ。
記念品は、カップ麺の掴み取り、という訳の分からない趣向でした(笑)。
後で東海岸まで送ったら高く付くかもしれません。
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私からは「Principles of Neural Development」という本を贈りました。
1980年代に書かれたもので、どちらかといえば神経回路発達の知見が多いのですが、とても名著だと思っています。
白黒の写真と、大変美しい白黒のイラストが、むしろ想像力をかきたてます。
ハンバーガーやレヴィ=モンタルチーニやスペリーなどのお話がコラムになっているのも良いですね。
歴史を知ることは新しい創造につながりますので。

是非、伸び伸びとサイエンスを楽しみつつ、力を付けてくれたらと願う気持ちは、花嫁の父か、それとも就職する息子を送り出す母か。
いずれにせよ、旅立ちを見送る日となりました。
by osumi1128 | 2008-10-23 22:26 | 雑感 | Comments(0)

芋煮会

朝の9時からリヨン大学の訪問者相手にプレゼンとラボツアー。
そのためのPPTファイルがMacBookに入っていないことに気付いて昨晩夜中に作り直し。
日本語バージョン→英語バージョンへの変換だけでも、物理的に時間がかかりました。

でもって本日はラボの芋煮会@広瀬川の河原。
メニューは1つの鍋を2ラウンド回しました。
第一鍋:仙台風(味噌味、豚肉)→キムチうどん鍋
第二鍋:山形風(醤油味、牛肉)→オリジナル鍋(味噌+醤油味、鶏肉ほか)
その他、ホタテグリル、秋刀魚の塩焼きなどがありました。
男子の多い研究室ですと、もっと大量の焼き肉などのメニューが加わるようですが、うちはおとなしめ。

幹事さんの行いが良く、お天気が良かったのが何よりです。
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戻ってすぐに教授会、さらに会議が1つ。
明日は留学するポスドクさんの送別会をランチタイムに行う予定。
盛りだくさんな一週間です。
by osumi1128 | 2008-10-22 21:50 | 味わう | Comments(0)

『脳内イメージと映像』

本日はCRESTのサイトビジットがありました。
津本研究統括ほかに研究室にご訪問頂き、研究の進捗状況についてのプレゼンを行いました。
「順調に進展している」との評価を頂いてほっとしたところ。
終了後に関係者で夕食を供にし、打ち上げ気分で久しぶりにカラオケに行きました。

*****
さて、上海出張のお供に連れていった本は『脳内イメージと映像』(吉田直哉著、文春文庫)でした。
先月末に他界され、その前から読もうと思っていた本を慌ててAmazonで注文したのでした。
発行日が平成10年10月20日となっていて、ちょうど20年前なのだと不思議な気持ちになりました。

吉田直哉氏はNHKのプロデューサーとして有名な方ですが、東北大学医学部教授でもあった吉田富三先生のご子息で、学制改組でできた仙台二高にも在籍されていました。
吉田先生は癌研究で著名な方ですが、直哉氏は1994年に食道癌の手術をされ、3回の臨死体験をしたときに見た「脳内イメージ」のことが冒頭で語られます。
ヴィジュアル系の私としては興味深い内容満載の本なので、いずれどこかにまとまった書評を書こうと思いますが、本日は「うつす」ということについてのみご紹介。

日本語では「移す」「遷す」「写す」「撮す」「映す」とさまざまな漢字があてられ、それぞれ違った意味を持つのですが、日本人の意識の下では「写す」ことや「移す」ことに共通の捉え方がある、ということを、大岡昇平の言葉を引用して説明しています。
曰く「写す」という行為は本質的に「移す」ことであり、「物体のエッセンスの、あるものから別のものへの浸透を意味する」というのです。
このような捉え方が、漢字から平仮名や片仮名を生みだす元になり、それらを混合して使うという独特の文化、いわば「うつしの美学」につながったのだと。
漢詩から和歌への変換や、菅原道真の「新撰万葉集」に見られる、和歌に七言絶句を添えるという創造活動がこれにあたります。

思えば、日本人にとって漢詩というのは不思議な鑑賞スタイルを取ります。
漢字が並んだ状態のまま、目で見て意味を知ることもできますし、レ点など付けて読み下すこともできます。
英語の場合もそのように取り入れようとしたことは、今から思えば一種の失敗だった面もある訳ですが、漢詩が長く日本の知識人の素養として重要であったことは、叙情的ではありますが叙事的なことを表すのに適さない日本語を補う効果があったのだと考えられます。
吉田氏は、このとき脳の中で視覚言語、聴覚言語が多重にイメージを生みだしていると捉えています。

今回上海に行って、新体ではありますが、漢字という共通項が中国と日本の間にあることは喜ばしいことだと感じました。
漢字を知っていることによって、13億人とコミュニケーションを取ることも可能なのですね。
by osumi1128 | 2008-10-22 01:07 | 書評 | Comments(0)

上海出張を振り返って

CA155便は乗り継ぎの団体客を待つために1時間ほど出発が遅れましたが、無事に仙台に戻りました。
上海4泊というのは結構長めの出張でしたが、暑くもなく、寒くもない時季で、まるまる2日は朝から晩までセッションがあったとはいえ、時差に悩まされることもなく、夜更かしすることもなく無事に過ごせました。
何より、現地の復旦大学のLi先生が考えられないくらいのホスピタリティーを発揮して下さったおかげで、安心して過ごすことができました。

唯一、部屋からのインターネットのアクセスは制限があり、大きなファイルが送れなかったり、Macユーザの仮想サーバであるiDiskにアクセスできなかったり、というあたりで仕事にはやや支障があり、それはこれからcatch upしないといけません。
あ、exciteのブログの更新も思うようにはできませんでしたね(笑)。
どうも、管制当局は本当にwatchしている気がするのですが、3日目からは携帯メールも送れない状態になっていました。
うーーん、恐るべし……。

*****
という訳で、遅れてしまったブログの更新です。
画像も、ごく少しだけですがアップします!
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こちらは初日のオープニングセレモニーの後に撮影した集合写真。
参加者は全部で100名は越えていたのではと思います。
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昨日は復旦大学の関係研究室を訪問し、さらに復旦大学の本部にも行きました。
メディカルキャンパスの脳科学関係研究室では、土曜日にも関わらず朝から実験している学生さんの姿も多く見られました。
記憶や学習の研究室の他、さすが中国は上海、オピオイド、つまり阿片の神経薬理学的(今ではシグナル伝達の)メカニズムの研究や、疼痛の研究(鍼灸の伝統がありますので)などの研究室がいくつかあり、逆に、脳のイメージング研究はまだまだ少ないようです。
おそらくfMRIなどの機器の普及度のためと思いますが、共焦点顕微鏡などは研究所に数台あるようでした。
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復旦大学全体では学生数が数万人規模とのことで「教授が何人いるのかもわからない」とLi先生。
メインキャンパスにも、ジョイントワークショップを行ったメディカルキャンパスにも学生寮があり、ほとんどすべての学生さん(大学院生含む)は寮生活をしています。
大学院生は二人部屋が基本のようでした。
学生さんがキャンパスで生活するというのは良いことだと思います。
研究室を超えたつながりを生みだすことにもなりますし、何よりキャンパスに活気が出ますね。
でも、そのためにはキャンパス内で生活できるようなアメニティーの充実も必要です。
復旦大学はもちろん国立ですが、コンビニ含め、いろいろと小さな商店が軒を連ねた一角がありました。
日本では諸事情から寮の制度が非常に崩れてしまった訳ですが、さらに加えて教育費の増加にもつながっていますね。
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こちらの画像は復旦大学メインキャンパスの正門。遠くの方に毛沢東像が見えます。

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その後、ごく最近に完成した世界で一番高い「森ビル」(日本人向けの言い方)の展望コーナーに連れて行って頂きました。
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復旦大学本部などもすべてバスツアーで、気分は修学旅行(笑)。
94階、97階、100階に展望コーナーがあるのですが、一番高い100階のものは、床の一部がガラス張り(もちろん強化ガラス)になっていて、高所恐怖症としてはかなりドキドキものでした。
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周りには同じような高い建物が林立していて、2010年の万博を控えてさらに建設ラッシュです。
経済的に豊かになると大きな建造物を造りたくなるというのは、どこの文明でも戦後復興でもみられる共通現象ですね。
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その後、先日も訪れた豫園をご案内頂き、その後は自由行動となりました。
ホテルまで戻るのに、うちのラボのメンバーほかと、なんと「原付タクシー」に乗るという体験をしました。
東南アジアなどでもよく見られるものですね。
いやー、ジェットコースターさながらの加速感。
車道の端を自動車とは反対方向に走っていくスリル。
タクシー乗り場が混んでいなかったら絶対に味わうことができませんでしたね(笑)。

この日の夜はごく少人数で新天地(旧租界地域)の中華レストランに行きました。
どうしても押さえたかった「上海蟹」を食べたくて……。
確かに、1匹で130元〜200元(大きさ、雄雌による違い)と、高級食材です。
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ちゃんと「上海産」の証明のためのタグが付いています。
とっても甘みがあって美味しいのですが、解体作業はたいへんです。
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こちらは夜の新天地の様子。
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細い路地の雰囲気がなかなかお洒落。
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明日は医学部6年生対象の「卒前講義」シリーズで1コマ1時間話します。
タイトルは「脳科学の未来」の予定。
by osumi1128 | 2008-10-19 19:11 | 旅の思い出 | Comments(0)

ジョイントワークショップ初日【追記しました】

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朝から9時からオープニングセレモニーがあり、復旦大学の副学長、脳科学研究所のセンター長らのご挨拶の後、記念写真撮影。先方からは多数の学生さんも参加して、総勢百名越えの参加者で、会場は熱気に包まれていました。一人15分の口頭発表は、なかなかハード。良い経験になったことでしょう。
垂れ幕が中国的です。

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帰国後の追加書き込みです。
今回は全部で復旦大学、東北大学それぞれ22名ずつ、若手(学生さん、ポスドクさん)が発表しました。
復旦大学の脳科学関係の研究室からは、発表者以外にも多数の学生さんなどが参加していて、部屋全体が活気に溢れた2日間でした。
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演題の雰囲気なども中華的。
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英語レッスンの甲斐あって(?)、ポスドクのYさんはBest Presentation Awardを頂きました。
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by osumi1128 | 2008-10-17 00:45 | 旅の思い出