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ラボの歓送迎会

おそらく今週は全国的に国立大学(ではもうないけど)の入試だったと思います。
うちの医学部も本日は午後に面接がありました。
事務の方々も教員も、皆借り出されての一大イベントです。
恙無く終わるとほっとする、という日々ですね。
まだ、採点関係の先生方は用務がありますが。

朝に帰仙してアポイントが一つ、その後、研究室のミーティングなどがあって、そのまま面接に突入だったために、固形物を口にしたのはラボの歓送迎会という、ラマダンな一日でした。
やれやれ……。
マウスの実験だったと思うのですが、たしか一日おきに餌を食べさせた群の方が長生きだった、というのがありますね。

一般的に言って、大学は研究所よりも人の出入りが激しいです。
それが独特の新陳代謝なのだと思います。
でも、一緒に働いて数年過ごしてきた仲間が研究室を去ることは、やはり言いようもなく寂しさを覚えますね。
これからも元気でいてほしいと願っています。

新しく加わったメンバーは、上海の復旦大学出身のポスドクさん。
ラボの中のさまざまな表示について、英語併記にしないと、と思う今日この頃……。
やはり、一人いるだけで大きく違いますね。
by osumi1128 | 2009-02-27 01:20 | 雑感 | Comments(0)

いくつかお知らせと論文受理!

本日は今週のイベントのお知らせです。

脳科学GCOEの外部評価委員会がらみで来て頂く、元東北大学医学部教授の山鳥先生のセミナーが金曜日に開催されます。
この日は大隅研でオープンラボも開催中。
忙しい一日です……。
東北大学脳科学GCOEセミナー開催のお知らせ

日時:2009年2月27日17:00-18:30
場所:星陵キャンパス 臨床中講堂(医学分館横の臨床講義棟1F)
講師:山鳥重先生(神戸学院大学教授)

山鳥重教授(神戸学院大学教授)は,先代の東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学分野教授で,長らく記憶障害,失語症,認知障害などの研究を進められてこられた,神経心理学の領域における世界の冠たる研究者のお一人です。有名な「神経心理学入門」はじめ,多数の著書を出版されています。来仙の機会に合わせてセミナーでの講演をお願い致しました。このセミナーでは,「病態失認と認知症」というタイトルで,脳損傷者や認知症において本質的な障害の一つである病識(insight)の問題についての講義をして頂きます。

連絡先:高次機能障害学分野(内線:7358)


土曜日は振興調整費の支援による「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」の3年間の総括シンポジウムです。
多数のご来場をお待ちしています。
#先着200名様、サイエンス・エンジェル本謹呈です。
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*****
この世でとっても嬉しいことの一つは、論文受理のメールが届くことです。
今年度後半の懸案事項であった論文が1つPLoS ONEに受理されました。
プロジェクトを始めてから足かけ10年以上。
学位などにからまなかったためでもあるのですが……。
その間に、いろいろなことが新しく分かり、CRESTのニューロン新生プロジェクトにつながり、いくつか先に出た論文もありました。
また、今回の論文には入れられなかったデータもまだ残っていますので、そちらをまとめるのに、あと1年くらいかかるかもしれません。

この世でとっても残念なことの一つは、論文受理のお祝いをその日にラボでできないことです。
今日明日の出張が終わって仙台に戻ってからになりますね。
いくつもの研究室が関与した大作なので、全体でというのは難しいのですが、CRESTの領域報告会の折にでも。
ともあれ、ほっと安堵の溜息です。
by osumi1128 | 2009-02-25 00:39 | 東北大学 | Comments(0)

研究人生双六〜あきらめない、くじけない、ねたまない

土曜日はまた講演。
東京女子医科大学にて「日本人類遺伝学会・東京女子医科大学女性医学研究者支援室合同シンポジウム」がありました。
東京女子医大は1900年に吉岡弥生によって開闢され、学生の100%が女性である医育機関です。
女性医師や医学研究者の育成において重要なポジションを占めていますね。

私にとっては、人材育成という大きな範疇の中に女性研究者の育成があります。
「女性も男性と同等であるべき」という理念よりも、個々がそれぞれ持つ多様な能力や才能を活かすにはどうしたらよいか、という実際的なことに関心を持ちます。
資源に乏しい我が国において、人材育成こそが国力を高めることであり、平和的に世界に貢献できることだと思います。

シンポジウム開会のご挨拶をされた日本人類遺伝学会理事長の中村祐輔先生も、「人類遺伝学では最近、多様性について取り上げるようになってきた。人類遺伝学会の中にようやく男女用同参画委員会が設置されたことを受けて、今回の合同シンポジウムを開催することとなった。」と話されました。
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基調講演をされたのは元少子化・男女共同参画大臣の猪口邦子先生です(すみません、携帯デジカメであまり良い画像ではありません)。
国会混乱中(笑)ではありますが、女性医師の問題には関心が高いとのことでした。
「衰退する組織の幹部には女性が少ない」ことについて触れられ、例えば、農業委員では5%にも満たないという数字はなるほどと思いました。
また、国会議員>政令都市議会議員>町村議員の順に女性比率が下がることも取り上げられ、「諸外国では身近なところから女性が増えるのに、日本は中央集権的」というコメントもありました。
そうであるならなおのこと、トップダウンに酩酊大臣の代わりにこんな方あたりを据えた方が良いのかもしれません。
政党が代わっても、本質的にはあまり変わらないような気がしますね。

その後、特別講演を「研究人生双六〜あきらめない、くじけない、ねたまない」というタイトルでさせて頂きました。
「研究人生双六」は、大学の先輩であるI先生の著書から拝借。
「あきらめない、くじけない、ねたまない」は、実は、以前に猪口大臣のところを訪問した折に言われた言葉「ひがまない、ひるまない、(足を)ひっぱらない」からヒントを得たものです。
伝えたかったメッセージは、「ひとりひとり、人生いろいろなことがあるものだけど、あきらめない、くじけない、ねたまないで生きていきましょう」ということでした。

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その後のパネル討論では、厚労省の方、女子医大の女性医学研究者支援室の方(右画像)、兵庫県立医大の方からのお話がありました。

ちなみに、東京女子医大では女性医師再教育センターも立ち上げています。
卒業生だけでなく登録可能とのことでした。
国家試験合格者の3割が女性である今日、多くの方が出産育児を機に離職してしまうのは国家的損失です。
「だから、女子学生は入学させない」というのはオジサンの本末転倒な発想で、「女性医師が仕事を続けられる職場」にすることこそが、劣悪な職場環境の改善や、それによる医療事故の低減につながるのだと思います。
by osumi1128 | 2009-02-23 00:52 | 科学技術政策 | Comments(1)

また雪が降りました

おそらく本日の未明くらいから雪だったのでしょう。
朝起きたら、外は真っ白!
といってもさすがに三月も近いので、雨に変わって雪も解けていきました。

朝9時からの訪問者にはお待たせしてしまうという失態でしたが、ビジターが仙台を離れられて、ちょっとほっとした一日でした。

今週から中国人のポスドクさんが参画し、いよいよラボが国際化(←ちょっと大げさ)することになりました。
実験室の各種の表示など、英語併記にしないといけないなあと思っています。
彼女にも日本語を覚えてもらう代わりに、私は中国語を勉強しようと思いつつ、4月スタートの教育テレビまでお預けになりそうです(笑)。

大学で働いていて一番嬉しい瞬間は、学生さんや若い方達の成長に気付くときです。
身近に接しているので毎日感じる訳ではありませんが、何気ない一言や、ディスカッションの仕方、進捗状況の報告のレジュメの書き方、セミナーでの質問など、「お!」と思うときがあって嬉しくなります。
そうなるまでの間は忍耐も必要ですし、相手の受容体が有る無しに関わらず、良い刺激をひたすら与えなければなりません。
なんともコスパの悪いことではありますが、それを考えたら教育は成り立たない。
サイエンスにおける喜びも似たようなものですが(笑)。
by osumi1128 | 2009-02-20 22:42 | 雑感 | Comments(0)

Saffen先生ご夫妻とのディナー

集中講義に来て頂いていた復旦大学のDavid Saffen先生ですが、仙台での3日目の夕食は拙宅にお招きしました。
旅先ではどうしても外食が多くなりますので、たまにお家にお呼ばれすると、プロの料理からはほど遠くても、なんとなくほっとします。
なので、大したおもてなしはできないのですが、ホームパーティーも良いかなと……。

ご夫妻の他に、グローバルCOE関係で3名ほど、合計6人のディナーは丁度良いサイズです。
めにうは以下のとおり。

マンゴーと蟹のマヨネーズ和え
菜の花の辛子和え
生ハムほか
吉次のアクアパッツァ
鴨のロースト
ローストビーフのサラダ
アスパラのリゾット
モンドールチーズ
トップスのチョコレートケーキ(お持たせ)
チョコレート


買い物に行った際に菜の花を見かけて、どうしても食べたくなりました。
アクアパッツァは、本当はもっと大きな魚をゲットしたかったのですが、残念ながら本日は手に入らず、吉次2匹をルクルーゼの鍋に入れて、オーブンで仕上げました。
超簡単な割には美味しい料理です。
もちろん、玉葱1個、ニンニク少々、プチトマトの半切り2パック分くらい、などを加えて風味を添えますが。

アスパラのリゾットは春になると作りたくなります。
白いお米の中に点在する小口切りのアスパラが緑で美しいのです。
こちらもシンプルな料理。
ただし、焦げ付かないように、しょっちゅうかき混ぜて見張っていないといけないのですが。

ローストビーフのサラダに、胡桃とカテージチーズを入れようかなと思って、材料は買ってあったのですが、なんとなく成り行きで入れませんでした。
バルサミコ系の味付けです。

デザートはお持たせのチョコレートケーキで、こちらに胡桃が入っていましたので。

*****
人を呼ぶというポジティブな刺激によって、一過性であれ(笑)部屋が片付くのは気持ちが良いことです。
ときどきビジットするエジンバラの先生のお宅は、いつも綺麗で頭が下がります。
1回は必ずお家でお食事になるのも嬉しいです。
エジンバラは食文化のレベルも高いので、外でのディナーも美味しいのですが。
by osumi1128 | 2009-02-20 01:50 | 味わう | Comments(0)

David Saffen先生来仙

今週は復旦大学からDavid Saffen先生を招聘して、分子精神科学の集中講義をお願いしています。
昨日、日本人の奥様とご一緒に来仙されました。
10年ほど前、東大の助教授だった頃に、とある研究費の班でご一緒だったのですが、昨年10月の東北大学脳科学GCOEと復旦大学脳科学研究所のジョイントフォーラムの折に再開した次第。
世間は狭いというか、地球が小さくなったというか……。

元々アメリカのmidwestのご出身であるのと、奥様が日本人ということで、スタンダードかつ日本人にとって分かりやすい英語なのが有り難いです。
適宜、質疑応答しながらの講義は、自分でも、そのようにしたいと思いつつ、なかなかそうなっていないのは、こちらから話す分量がどうしても多いのかなと反省。
他の方の講義を聴くのは為になります……。

それで思い出しましたが、今年度から当研究室で医学部学生の脳解剖の講義と実習を担当することになり、S先生にお願いして、初めての担当が終わりましたが、学生さんからの授業評価は最高点でした!
神経科学に興味を持つ方が増えたらいいな、と思いました。

講義の後、こちらの研究成果等を聞いて頂いたのですが、スタンダードではない仮説に対して、好意的に受け取って頂きました。
元々、神経生物学の素養を持っておられるからかもしれませんね。

講義は明日も2コマあります。
脳科学GCOEは今年度、かなりの数の英語での講義を行いましたが、通常の大学の講義ではそこまでカバーできません。
こういう競争的なお金を取ってこないといけないのは大変ですが、学生さんや若手の方々のためになるのなら何よりです。
by osumi1128 | 2009-02-19 00:40 | 東北大学 | Comments(0)

生命科学系グローバルCOEネットワーク・フォーラム2009

本日は雪が降って季節は逆戻りです。
第1期REDEEMプロジェクトとしては最後の集中講義で、工学部キャンパスで朝の9時から90分X4コマ。
さすがに、足も喉も疲労しますが、受講生が熱心に聴いて下さるので、とてもやりがいがあります。
来年度からは振興調整費の支援ではなくなりますが、継続予定。
担当する「生物学」「分子細胞生物学」についても、4コマ→6コマになる予定で、負担は増えますが、話せなかった話題について取り上げたいと思っています。

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さて、土曜日に東大の生命系GCOEの拠点リーダーである宮下先生のお声がけで、13の拠点リーダーとそこに所属する若手研究者が一堂に会するというイベントが行われました。

拠点リーダーのプレゼンを聴きますと、それぞれの拠点は皆、多様性に富んだ活動をしていますが、共通することとしては、やはり旧21世紀COEのときよりも、さらに国際的な教育・人材育成に主眼が置かれているという印象を受けました。
Nativeの特任教員の雇用を行っているところもあり、外国での国際会議を多数開催しているところ、海外インターンシップや短期留学などのメニューです。

若手企画のセミナー等についても、多くの拠点で開催されているようです。

うちの脳科学GCOEでは、それらに加えて、キャリアパス・セミナーの開催や、市民向けの「脳カフェ」などを行っているところがユニークですね。
また、Annual Reportなどの冊子体を、かなりフレンドリーな作りにしているのも特徴。

各拠点からは4題ずつのポスターを出し、ポスターセッションも大賑わいでした。
生命科学といっても、いわゆる分子生物学、細胞生物学、発生生物学もあれば、進化も生態もあり。

京大のGCOEで面白い研究は、50年前から系統維持されて1300世代に渡って「暗黒の中で飼育されているハエ」のゲノムを解析して、形態や行動の変化に対応するゲノムの変異を見出そうというもの。
次世代シークエンサーが使える時代になったからこそ、こういうリソースの価値が生きていますね。
同様に、100年前からの琵琶湖での採集サンプルについてもゲノム解析を行うのだそうです。
進化生物学がセオリーではなく、実証科学に移行するのは楽しみです。

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今週は復旦大学からDavid Saffen先生をお呼びし、Molecular Psychiatryに関する集中講義をして頂きます。
忙しい週になりますが、リバイス中の論文もあと一息です。
by osumi1128 | 2009-02-17 00:39 | 科学技術政策 | Comments(0)

第3回博士修了者のキャリアパスシンポジウム

午前中にポスドクさん二人と進捗状況の確認後、午後は青葉山の工学部キャンパスで開催された第3回博士修了者のキャリアパスシンポジウムのパネル討論のコメンテーターとして参加しました。

《挨拶》
 挨拶:  東北大学総長 井上 明久
 「博士人材キャリアパスに係る文科省の取組みと今後の方針について」
   文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課人材政策企画官
    髙比良 幸藏
《第1部》 
 基調講演
 「博士人材キャリアパス事業の背景と国内外機関での取組み」
   筑波大学ビジネス科学研究科大学研究センター教授
   文部科学省科学技術関係人材キャリアパス多様化促進事業企画評価委員会座長
    小林 信一
 特別講演
 「実業界の醍醐味と求められる人間像」
   コムシス通産株式会社 代表取締役社長 元NTTドコモ取締役サービスオペレーション部長
    吉岡 義博
《第2部》 パネルディスカッション
  「東北大学高度技術経営人財活用プランのこれまでとこれから」
 パネリスト
  石井 芳一(アルバック理工㈱代表取締役社長〈第1期卒塾生受入先〉)
  上田  壯(㈱ササクラ総務部長〈第1期卒塾生受入先〉)
  馬場 孝三(住友金属鉱山㈱取締役常務執行役員技術本部長〈第1期卒塾生受入先〉)
  原  信義(東北大学大学院工学研究科教授 大学院教務委員長)
  宮澤 陽夫(東北大学大学院農学研究科教授)
  馬場 耕一(高度技術経営塾第1期卒塾生 多元物質科学研究所助教)
  久間 昌尚(高度技術経営塾第2期卒塾生 大正製薬㈱)
 コメンテーター
  髙比良 幸藏(文部科学省 科学技術・学術政策局基盤政策課人材政策企画官)
  大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科教授)
 モデレーター
  髙橋 富男(高度技術経営人財キャリアセンター副センター長 客員教授)
《閉会挨拶》
 高度技術経営人財キャリアセンター長 研究担当理事 渡邉 誠
《第3部》 交流会(有料)


冒頭の高比良企画官のご挨拶には、さまざまなデータが含まれていて、その中では、バイオ系には大学院生やPDが多いのに対して、産業界での受入が少ないという、構造的なアンバランスがある、というものもありました。
(出典は文科省の「大学・公的研究機関におけるポストドクター等の雇用状況調査などです。)
今後、研究資金の配分などにも影響を与えそうなデータだと思いました。

基調講演の小林先生@筑波大のお話の中では、冒頭のスタンフォード大のPaul Romer先生という方が提唱している3種の人材のメタファーが面白いと思いました。
食材:研究者

レシピ:イノベーション人材

料理:技術者

この「研究者」や「技術者」は従来型の人材養成でもなんとかなるけど、食材をいかに活かして新しいレシピを考えられるか、という人材をどのように養成するのかが、これからの大事な視点なのだと思います。

一番衝撃的だったのは、18歳人口の減少が進むと、大学の教員ポストがどのくらい減るとシミュレーションされるか、そうなると、今よりもさらに大学院定員に対しての教員ポストは減るだろう、というデータ。
以前、ブログでご紹介した「岡本の公式」なんているレベルとは桁が違う。
ですので、大学も企業も行政も「変わらなきゃ」いけないのに、それに気がついていない、気がつこうとしない人がとても多いように思います。

日本の組織は「制度で運用」してきて、専門家よりもジェネラリストを育て、現場で何でも対応してきたのですが、その現場の力量には格差が生まれてきていると思われるし、著しい環境変化に対応できていないのですね。
コンサルタント、カウンセラー、コーディネーター、プログラム・マネージャーなど、高度な専門家の能力を「組み合わせ」て対応する「自律分散型社会」への脱却が必要です。

いくつかの企業の方々からは「企業の求める人材」の要件が示されました。
言葉の使われ方はさまざまですが、共通しているのは課題設定能力、コミュニケーション力、リーダーシップ、忍耐力といったところですね。
でも、このような能力は「アカデミアの求める人材」でもあるのです。

卒塾生からは、キャリア塾がどのように役だったかの生の声が。
できれば、1名は女性にしてほしかったけど……(苦笑)。

私からは、関係しているその他の人材育成事業@東北大として、「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」(振興調整費)におけるサイエンス・エンジェルの活動や、グローバルCOE「脳神経科学を社会に還流する教育研究拠点」におけるキャリアパス・セミナー(月1回)をご紹介したほか、異分野交流のためにはリベラルアーツの素養が「糊しろ」として大切なこと、キャリア塾ももちろん素晴らしいのだけど、そもそも研究室でも上記のような人材育成は可能であることなどをコメントしました。
一番最後には、「東北大学やキャリア塾などの<ブランド>に頼るのではなく、自分の実力と人脈が大切。それを作るのが大学院やPDの時代」と締めくくりました。

事前申し込みで130名ほどの大盛況。
企業の方も多数来ておられました。
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秘書さんが「10周年のお祝いにと思っていたのですが、バレンタインデーにあやかって……」」と下さったのは、紫の薔薇のキャンドル!
ご自分で作られたのだそうです。
素敵な趣味ですね……。
有難うございました!
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by osumi1128 | 2009-02-13 21:11 | 東北大学 | Comments(0)

Myブーム:野菜スープ

ここ数日は比較的暖かい日が続いていて、仙台市内でも梅が咲き始めたとのことです。
こちらは、梅と桜と木蓮がかなり重なって咲くのが不思議だなと思っていましたが、今年は梅は桜とはずれましたね。

ここしばらくの間、家で食べるときのマイ・ブームは野菜スープもしくは鍋です。
豚と菠薐草の常夜鍋、とか、水菜と油揚げのスープ、などなど。
そのとき次第のお野菜と、味の出る素材を組み合わせ、出汁は昆布だったり、さらに簡便に顆粒の中華スープの素だったり……、という具合です。
スーパーに売っている「鍋セット」の野菜を使うこともあり。
切ってある野菜を買うことに若干の抵抗感はあるのですが、さりとて、各種の野菜をそれぞれ買っても食べきれないし。
どうしてもお付き合いの外食も多くなりがちなので、野菜スープはカラダをリセットするのにもってこいです。

以前に比べると、コンビニで売っている野菜メニューが増えました。
それはそれでベターなことではあると思うのですが、やっぱり、工場で作った食べ物を頂くと、何かが足りない、という気がします。
きっと食べ物は「命=エネルギー」を頂くものなのでしょうね。
理想を言えば自給自足で、庭で育てた採りたての野菜を調理するのが最高ですが、現在のライフスタイルとは折り合いませんね。

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ところで、本日のNHKの番組「ふたごの不思議に学べ〜老化防止から子育てまで〜」には、中村桂子先生が登場!
かなりまともに「遺伝子」のことを扱い、メチル化などのエピジェネティクスまで取り上げていました。

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明日は久しぶりに医学部4年生相手の「選択制統合型講義」を90分。
特別講師としてお呼びしている中島欽一さん(奈良先端大)の前座です。
詳細はこちら
by osumi1128 | 2009-02-11 22:45 | 味わう | Comments(0)

岩手医科大学にて講演

「ひらめき」とは脳内のどういう作用なのか、生きている間に分かったらいいな、と思っています。
私の場合、何か課題を与えておいて、ある程度、脳に負荷をかけた日々があり(数日の場合も、数週間も、数ヶ月の場合も)、そこに突然、何かの刺激が加わると、あら不思議、面白い「解」が出てくる、というパターン。
この場合の「刺激」は、考えていることそのものとは、全然関係なかったりするので、そこが面白いなと。

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女性研究者加速プログラムの申請に向けて、コアメンバーでブレストしたり、事務方と調整したり、理事のところにご説明に伺ったり、という準備が進んでいます。
今回は「世代交代」の予定です。
バトンは順番に渡していかないと……。
私自身は学内のT先生や、学会関係のO先生などからいろいろ教えて頂きました。

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本日夕方、東北新幹線をいつもと違って下りに乗り盛岡へ。
岩手医科大学医師会学術講演会にて共同参画関係の講演をしてきました。
岩手医科大学は、医学部、歯学部、薬学部を擁する私立の医療系総合大学です。
宮澤賢治の初恋の人が、実は関係する岩手病院の看護師さんだったということをHPを見て知りました。
 大正3年3月、19歳の宮沢賢治は岩手病院で鼻の手術をした。手術後発疹チフスの疑いでさらに2ヶ月入院した。賢治は入院中ひとりの看護婦に片思の初恋をして、多くの恋歌を作った。
 文語詩「岩手病院」は晩年の病床で作られた。
(岩手医科大学40年史126頁参照)


さて、この手の講演の男性比率は少ないのが一般的ですが、今回は岩手医科大学医師会の理事会か何かとセットにして組んで頂いたため、学長先生、岩手医科大学医師会会長の先生、同理事の先生をはじめ、男性の方が多いくらいでした。
司会をして下さった理事の先生は、奥様が歯科医師とのご関係から、歯科の方々もご参加下さいました。
ちなみに、司会の先生は拙ブログをご愛顧頂いているとのことでした

岩手県は女性医師就業支援事業を展開しています。
せっかく育成した女性医師が、育児との両立ができないで離職することは、国家的損失です。
医師不足の折しも、離職された女性医師の復帰支援は大切ですね。

お世話下さったK先生ほか皆様、有難うございました。
by osumi1128 | 2009-02-10 23:02 | 科学技術政策 | Comments(0)