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Cafe Mozartと瀬名秀明書店に行きました

週末にはなるべくカラダを動かそうと決めていて、昨日はジムに行き、本日はCafe Mozart Atelierというカフェまで歩きました。
通勤路にあるので、前から行きたいと思っていたのですが、初めての店に一人で入る勇気が無く、延び延びになっていたところ、知り合いから「素敵ですよ♪」と言われて、踏ん切りが付きました(笑)。
地下に入っていくのですが、お店の奥にはテラスがあります!
今日は小雨交じりだったので、店内の席にしました。
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スコーンが好きなので、思わず頼んでしまいました。添えてある生クリームが美味しいもので何より。本場のクロッテド・クリームよりも生クリームの方が好きですね。
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もともとはギャラリーだったというお話でした。
確かに店内にはピカソの素描のパネルなどもあり。
夜はライブのコンサートも開かれるとのことで、いつか行ってみたいです。

*****
その後ラボでオフィスの片付けと仕事をし、夕方、仙台駅前のジュンク堂に立ち寄りました。
普段、本を買うのは1)東京駅前オアゾの丸善、2)仙台アエルの丸善、3)東京駅構内の本屋さん、4)アマゾン、5)近所の本屋さんという順番で、ジュンク堂には滅多に寄らないのですが、本日はその他の用事もあって、普段と異なる行動パターン。
で、高村光太郎の詩集を買おうと思って探したのですが、これがなかなか見つからない……。
結局、文庫のコーナーで探せずに、詩集のコーナーで思潮社の現代詩文庫のものをゲット。

他にも何か……と思って、ふらふらと歩いていましたら、「瀬名秀明書店」に遭遇。
そういえば、以前に瀬名さんから聞いたことがありました。
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ご自身の著書だけでなく、瀬名秀明推薦図書も並べられています。
それぞれに瀬名さんの言葉による説明が書いてあって、これまた思わずサン・テグジュペリの『夜間飛行』(堀口大學訳、新潮文庫)を購入。
うーん、売り方としては良いツボを付いているかも。

*****
そこからまた歩いて帰ったのですが、非常に筋肉痛を感じたのは(→現在進行形)、昨日のジムの疲労が今頃出てきたせいなのか?
それとも、今日の靴がヒールのないぺったんこだったために、普段と使う筋肉がちょっと違ったからなのか???
……前者であって欲しくない気分です(笑)。

*****
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そんな訳で、贈って頂いた新刊より先に持ち運びしやすいものを読んでしまいそうなので(苦笑)、とりいそぎご恵贈の御礼のみ。
『人種の表象と社会的リアリティ』(竹沢泰子編集、岩波書店)は、著者の一人である京大の加藤和人さんのご推薦により贈って頂いたとか。
生物学的なあたりのことは加藤さんが書かれていると思うので、どんな風に扱われているのか興味深いですね。



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もう一冊は、以前『心を生みだす遺伝子』でお世話になった岩波の編集者の方から。
『心をつくる 脳が生みだす心の世界』(大堀壽夫訳、岩波書店)です。
フリスって、どこかで聞いたようなお名前と思いましたら、以前、こちらでも紹介した『脳の学習力』のウタ・フリスさんのご主人とのことでした。
ウタさんの方は発達心理学で、ご主人の専門は統合失調症のようです。
by osumi1128 | 2009-05-31 23:21 | 味わう | Comments(0)

智恵子抄に想う

必要があって高村智恵子のことをネットで調べる午後でした。

夫である高村光太郎の彫刻を見たのが先か、『智恵子抄』を読んだのが先か、今となっては思い出せません。
どちらにせよ、最初の出会いは中学か高校の教科書などであったと想います。
最愛の妻にまつわる詩編等を集めた『智恵子抄』の中で、一番のお気に入りは「レモン哀歌」でした。
レモン哀歌

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう

一番はじめにこの詩を気に入ったのは、レモンの香気と酸っぱさが死の間際の生を際だたせていると感じたからか、トパーズの透明なイメージが、妻を失った哀しさに合っていると思ったからか、いずれにせよ、智恵子の心の病が統合失調症であったということは、大人になってから知りました。
身近な人の死や苦悩を知った今、あらためてこの詩を読み直すと、静謐な美しさの向こうに底なしの苦悩が渦巻いているのが見える気がします。

智恵子の生年は1886年、没年が1938年とのことですが、女流彫刻家カミ-ユ・クローデル (1864-1943)と時代も重なりますね。
カミ-ユ・クローデルは才能を認められてロダンの愛人となったものの、不当に評価されたことが発病のきっかけとなったといいます。
CRESTニュースレターvol.5「脳と心のお話 第5話」の吉川武男先生のエッセイなどにも書かれています。
(注:このPDFは12メガ以上あり重いのでダウンロードの際にはお気を付け下さい。)

まだ発病する前の頃、東京に馴染めずに一年のうち三四ヶ月は実家に帰っていた智恵子の「東京には空がない」という嘆きには、油絵を認められなかったことの訴えが滲んでいたのではと思います。
光太郎はそれを「あどけない話」としか受け止められなかったのでしょう。
無意識のうちに、妻の才能を認めたくなかったのかもしれません。
山麓の二人

二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は
険しく八月の頭上の空に目をみはり
裾野とほく靡いて波うち
芒ぼうぼうと人をうづめる
半ば狂へる妻は草を藉いて坐し
わたくしの手に重くもたれて
泣きやまぬ童女のやうに慟哭する
- わたしもうぢき駄目になる
意識を襲ふ宿命の鬼にさらはれて
逃れる途無き魂との別離
その不可抗の予感
- わたしもうぢき駄目になる
涙にぬれた手に山風が冷たく触れる
わたくしは黙って妻の姿に見入る
意識の境から最後にふり返って
わたくしに縋る
この妻をとりもどすすべが今は世に無い
わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し
闃として二人をつつむこの天地と一つになった。

昭和10年頃の当時には、使える薬物もなく、本人も周囲も、どんなに大変なことだったかと想像します。
光太郎にとっては、詩の中で智恵子を美化し、賛美することによって、自分の心のバランスを保っていたのかもしれません。

今日、ネット検索してみて、いろいろなことを知りました。
智恵子の出身が会津であることは、「阿多多羅山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空」(智恵子抄 、あどけない話)というくだりから知っていましたし、芸術家としての才能があったことも「ちぎり絵」などを見ていましたが、日本女子大学校の家政学部の卒業だったとは知りませんでした。
智恵子が療養していた南品川のゼームズ坂病院の近くには、かつて仙台藩のお屋敷があったために「仙台坂」という名前の坂があることもこんなサイトで見つけました。
by osumi1128 | 2009-05-30 22:37 | 雑感 | Comments(0)

東北大学脳科学グローバルCOE第15回若手フォーラムほか

本日はまた2コマ連続で医学修士の講義でした。
午後には来週の淡路島で行う国際会議で発表するメンバーのリハーサル。
その後、とあるプレゼンのための3回目のリハーサルをして、今回でだいたい使うスライドの中身が決定できました。
時間的にもまぁまぁだと思います。

ここしばらくの間、医学系研究科HPのマイナーチェンジを広報室の職員の方にいろいろとして頂いています。
うちのサイトのお知らせの更新頻度は、最近半端じゃありません。
一日に複数件のお知らせも希ではなく。
本日は医学系大学院入試の改革についてのプレスリリースが為されました。
医学系大学院入試で制度改革 —1度の試験で複数の専攻をまたいだ受験が可能に—

東北大学大学院医学系研究科は、平成21年度の大学院入試(平成22年4月入学)において受験方法を従来の方法から改め、医科学専攻修士課程、障害科学専攻博士前期課程、保健学専攻修士課程の3課程の試験を共通化すると共に、専攻をまたいだ形での出願・受験を可能にしました。この改革により、医学系研究科受験生は、第1希望を、医科学専攻修士課程のA講座、第2希望を障害科学専攻のB講座、といった形での出願ができるようになります。(HPより)

詳細はこちらになります。

*****
さて、バタバタとしていたので、本日15:30から開催されていた若手フォーラムには、最後の方と交流会に参加しました。
今回でもう15回目を数えます。
この「若手フォーラム」はグローバルCOE拠点に所属する学生さんや若手研究者の分野を超えた交流を盛んにし、異分野融合研究につなげていきたいという目的のために設立しました。
回を重ねるごとに、開催のノウハウも蓄積し、また、参加者からは「違う分野のことがとても勉強になる」「他の研究室の人と話ができるのが楽しい」「セミナーの仕方を学んだ」など、好評を博しています。
また、若手フォーラムメンバーには、脳カフェの展示等に参画して頂いたり、サマーリトリートの夜の部の企画を立ててもらったりと、研究以外の経験もしてもらってもいます。
これまでの開催内容についてはこちらをご覧ください。

実質1年半続けてきて、メンバー同士の交流が進んだおかげで、「異分野交流奨励研究費」を今年度から設けることになっています。
実際に、若手フォーラムの参加者の方から声が上がって実現の運びになった次第です。

前回から交流会の際にポスター発表も行うスタイルを取ることになったようですが、こちらも盛況。
ひととおり飲んで食べてお腹が落ち着くと、ポスターの前で熱心に話し込んでいる方達が多数で、頼もしい限り。
やっぱり、若い方達のエネルギーは素晴らしいです!

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ラボメンバーの何人かは発生生物学会@新潟に出張中。
入れ替わりで来週に国際会議。
その準備のために、うちの秘書さんたちは本日、先方に送る荷物のとりまとめで大わらわ。
遅くまで本当にご苦労様でした。
by osumi1128 | 2009-05-29 22:18 | 東北大学 | Comments(0)

ホイザー先生にお目にかかる@京都iCeMS国際シンポジウム

ブログのネタに家族を使うのは、ちょっと躊躇われるのですが、うちは昔からすれ違い家族で、現在でもなおそうです。
1ヶ月ほど前に、母から「今度、5月26日から仙台に行くけど……」とメールがあり、「すみません、その日から出張です<きっぱり!>」と返事しました。

で、今朝、京都にいる私の携帯の方にメールが届いて「今日は、文科省の課長さんが、研究室を訪問されるそうね」と書かれていて、え? そんなこと知らせてないのに??? と思って、先日、本部秘書課から届いたメールを探して読み直しましたら、日本電子という電子顕微鏡の会社の関係で「風戸研究奨励会」というものがあり、文科省課長がその会のご来賓挨拶に来仙し、そのついでにうちの研究室に寄るのだと分かり、あー、そういうことね、と合点がいきました。
うちの母の方は日本顕微鏡学会第65回学術集会がらみで仙台に来ることになっていたのでした。

文科省課長の対応はうちのラボ・マネージャーのNさんにお願いしてあり、予定よりも長い時間いらしたようです。
ご苦労様でした。

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で、こちらの用務は京都大学iCeMSというWorld Premier Institute (WPI)の国際シンポジウムだったのですが、そこで座長をして頂いた方は、なんと電子顕微鏡の世界では大御所、freeze-deep etchingの大家であるJohn Heuser先生でした!!!
うーん、母からお名前は聞いていたので、もっとずーっとお年上の方と思っていたのですが、今回、京大のiCeMSのメンバーになられていました。
思わず、コーヒーブレイクの時間に画像を撮って頂きました。
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すれ違っているようで、何なのか……。
その他にも、初めてお目にかかったにも関わらず、とても近い関係の方々がたくさんいらしたのは、small worldなのだと思います……。

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本日のセッション後の懇親会ではジャズバンドの生演奏が。
拠点長の中辻先生のご関係とか。
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奥様も生命科学研究者ですが、素敵な訪問着をお召しで、生演奏に合わせてご夫婦でダンスをされていたのがインターナショナル。

若い方達の参加も多く、懇親会でもいろいろと質問を受けました。
熱心に聴いて下さるのは嬉しいですね!
あ、「仙台通信、読んでいます!」という声も。

東京からiCeMSに移られた女性研究者Hさんと久しぶりにお目にかかりました!
新天地でのさらなるご発展を心からお祈りしています。
by osumi1128 | 2009-05-27 23:13 | サイエンス | Comments(0)

Lumixが来た!

しばらく前からうちの医学部の講義(学部生)は、1コマ1時間になっていて、これが非常にやりにくいです……。
1コマは、やっぱり90分でしょう。
大学なんだから……。
というよりも、60分だとジョークを言ったり、質問して考えてもらったりする余裕が取れなくなりますね。
ですので、今日のように3コマ連続のときは、2つに分けて、勝手に90分講義にしています。
その方が、学生さんにとっても早くお昼ご飯食べられるでしょうし。
この時期、まだ生協が混んでいると思いますので。

プレゼン用の配付資料を秘書さんに作ってもらうのに、PowerPointのmac版2007 ver 12.0はプリンタとの相性があることを知ってガクゼン……。
PDF化した書類を印刷しているのに、なぜ、モニタ上と異なる印刷になるのでしょう???
しかも、画像と文字の前面・背面関係などに影響があるなんて信じられない!
PowerPointのmac版2007 ver 12.0上で拡張子「.ppt」で保存したファイルは、一つ前のバージョンのPowerPointではフォントが変わってしまうし……。
やれやれ……

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家に戻ったら、たまたま連休前にネットで衝動買い注文してしまったPanasonicのLumixという、私にとっては第二のコンデジが届いていて、なんでまたこの忙しいタイミングで……と恨みつつ、明日からの出張のお供にしようと、取説を読んでしまいました。
こちらはレンズがLeicaで、手ブレ防止なども付いていて、ズームの切り替えや、動画の撮影もやりやすいようです。
さわり心地はRICHOの方が良いのですが。
このLumixは少しつるつるした表面なので、落としそうだったので、付属されていた両吊りストラップを付けてしまいました。
結果、全体のコンパクトさに欠けてしまったのは、ちょっと残念。

あと、後から付けるファインダーなんて、そんな凝った使い方はしないもん、と思っていたのですが、うーん、その結合部が剥き出しになっている状態は、デザイン的にはアカンでしょう……。
やっぱり、何か付けないと落ち着かないかも。
そうなると、ますますコンパクトでなくなってしまう……。

とりあえず今は考える暇がないので、適当なポーチを見つけて、その中にしまってトートバッグの中へ。
どんな画像が撮れるか楽しみです♪

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by osumi1128 | 2009-05-26 01:01 | 雑感 | Comments(0)

廣中薫展@九美洞ギャラリー

中学の同級生のアーティスト、廣中薫さんの展覧会@六本木をお知らせします。
最近、なかなかタイミング合わなくて……。
でも、展覧会が開けるということは、元気そうで何よりです。
詳しくはこちら
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by osumi1128 | 2009-05-24 23:33 | お知らせ | Comments(0)

停電の日に&脳科学GCOEお知らせ

『停電の夜に』というのは、インド系の作家ジュンパ・ラヒリの本の名前ですが、本日は朝から夕方まで停電のために、研究室に行くことを断念し、普段の日曜日プラスアルファの家事をしました。
ちょうど、というか、ようやく、というか、冬物衣類の片付け等もしたかったので。
掃除は心の浄化作用がある、と何かの本に書いてあった気がしますが、確かに綺麗にすると気持ちが良いです。
一部屋、メインの電灯がのランプが切れていたところも、ジーブスはいないし、学生さんを家に呼んで御馳走する替わりに電球交換してもらうのも、まだしばらくは忙しいモードが続くので難しかったので、自分で交換してみました。
スイッチが入ったまま替えてしまって、急に点灯してびっくりして椅子から落ちそうになりましたので、やはり私には向いていない作業だと思われます。
決して性別で役割分担している訳ではありませんが、電球交換は私の特質には適していないと考えます(笑)。

一仕事終わると、お香を焚きます。
京都にある松栄堂というお香の老舗が出している<リスンlisnというショップのものがマイブームです。
「お香を聴く」という言葉がありますから、そのあたりからのネーミングなのでしょう。
COCON KARASUMAというビルの中にあるショップは、とてもモダンな内装で、インセンス・グッズの売り方、見せ方、素晴らしくセンスが良いです。
何百種類ものお香に、それぞれまた色も別々にしてあるところがポイント。
しかも、その色が非常に美しい。

毎日、異なる匂いを嗅がせたラットで、神経新生が向上するという論文があるのですが(フランスの友人のもの。さすがパリっ子は違いますね)、ヒトでどうかは分かりませんが、そう思ったら気持ちもポジティブになるかなと……(笑)。

リスンのお店は写真を撮ろうとしたら撮影禁止とのこと。
替わりに、同じCOCON KARASUMAに入っている唐長さんのお店の入り口です。
こちらのお店も、伝統的な唐紙をデザインとして復活させて、カードや葉書などを作っています。
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夕方、無事に保守作業も終わったとの連絡が来ました。
機器関係のスイッチ等を見て下さった方々、有難うございました。

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今週は週の半ばに京都出張。
京大のWorld Premier Institute (WPI)である物質ー細胞統合システムiCeMSでの国際シンポジウムで講演です。
月曜日(って明日ですが)の朝から3時間、医学部生相手の講義だし、金曜日もまた医学修士の講義3時間。
なかなかヘビーな週です。

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金曜日夕方は恒例の東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラムのセミナーです。
ポスターをダウンロードしようとしたら、ものすごく重いのか、なかなかできません……。
なので、テキストでお知らせします。
今回は拠点内の若手メンバーの研究発表です。
第15回脳科学GCOE若手フォーラムのお知らせ

日時:5月29日(金)15:30〜18:00
会場:東北大学 医学部5号館 2F 201号室

生命科学研究科生命機能科学専攻脳情報処理分野(飯島研)
山脇琢磨『ウイルスベクターを用いた神経回路の標識について』
清水章『嗅上皮付き単離脳標本を用いた嗅覚情報表現について』
山田宗和『前頭連合野における帰納的推論について』

医学系研究科障害科学専攻高次機能障害学分野(森研)
澤田陽一『パーキンソン病における注意のセット転換障害とその神経基盤』

生命科学研究科生命機能科学専攻脳機能解析分野(八尾研)
王紅霞(Hongxia Wang) 『Molecular determinant differenciating photocurrent properties of two channelrhodopsins from chlamydomonas』

医学系研究科神経・感覚器病態学講座精神・神経生物学分野(曽良研)
有銘預世布『精神疾患モデルマウスを用いた認知機能改善作用の検討』
詳細ポスター(PDF)

by osumi1128 | 2009-05-24 23:08 | 東北大学 | Comments(0)

神経学会市民公開講座&仙台市博物館特別展

東北大学脳科学グローバルCOEの拠点メンバーの一人、神経内科の糸山先生が第50回という節目の神経学会の大会長をされ、本日は市民公開講座(当GCOE共催)が同じく仙台国際センターで開催されました。
正確な数字はまだ知りませんが、1500名収容の大ホールがまあまあの入り、というくらいに盛況で何よりでした。
プログラム
司会
糸山 泰人 東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野 教授

「脳卒中を予防し、治そう」
冨永 悌二 東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野 教授
「神経内科とは?―その病気いろいろ―」
田代 邦雄 北海道大学名誉教授/北祐会神経内科病院 顧問
「パーキンソン病になったら」
水野 美邦 順天堂大学名誉教授/
  順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 院長

というプログラムでしたので、聴衆はやはり年齢層高め。

ちょうど国際センターの向かい側には仙台市博物館があります。
特別展朝鮮王朝 の 絵画 と 日本~宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美~を開催していたので、覗いてきました。
なんといってもメインは伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」(静岡県立美術館蔵)でした。
場所の関係なのか何なのか、片隻ずつの展示となっていて、例の「白い象」は前半の展示だったので、見ることができなく残念。
それにしても、かなりの大きさをタイルのような技法で埋め尽くした屏風は圧巻。
プロというのは緻密だなぁと思いました。

例によって「もし、下さるなら」の今日のお気に入りは、チケットのデザインになっていた「虎図」ですね。
この頃、ホンモノの虎など見たことなく、絵師は「猫に似ているらしい」とのことで、猫をデッサンして虎を描いていたそうで、なんとなく猫っぽいのが可愛い。

朝鮮のものもいろいろと展示してありましたが、個人的には焼き物の方が興味あるので、水墨画はかなりすっとばして見ました。
ひとつ面白かったのは、屏風に描くモチーフに「文具」がいくつかあったこと。
こういうテーマは日本の屏風では見たことありませんね……。
朝鮮の骨董の中で、水滴、筆立て、硯、棚などは、一つのジャンルになっているのですが、わざわざそれらを屏風にも描いていたとは知りませんでした。
朝鮮の文人は、よっぽどステイショナリー好きだったのでしょうね。

ショックなことに、図録を買ったのに、他の本や葉書だけ渡されて、気付かずそのまま帰ってきてしまいました(涙)。
明日が最終日なので、一応、事情をお話ししてみましょう。やれやれ……。

*****
通り道のカフェ。まだ入ったことがありません。
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by osumi1128 | 2009-05-24 00:54 | 東北大学 | Comments(0)

応用数学連携フォーラム

朝8:50から、2コマ、医学修士の授業(各90分)で、午後は応用数学連携フォーラムで30分のトーク。
確かにこの10年の間に、こなせるプレゼンは増えたと思います。
昔の上司の教育方針は「背伸びさせる」だったので、その縛り(保護、でもありましたが)から外れた今でもなお、常に背伸びして生きています(周りにも、そのようにしてもらっていますね……)。

今からウン年前、助手(今の助教ですね)になりたての頃、初めて1コマの授業を任されたとき、入念に準備をして臨んだにも関わらず、90分という時間が途中から途方もなく苦痛だったことを思い出すことがあります。
当時はパワポに移行する前の段階だったので、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)のシートや、35mmのスライドを揃え、さらに「板書」用の図を描く練習などもして、いざ出陣!だったのですが、80名くらいの学生さんを前に、エネルギーをどんどん奪われていきました。
彼らは授業を聞く側のプロで、こちらは教える側としては駆け出しで、余裕も何もあったもんじゃなく……。
自分が授業を聴くことをサボっていたツケだと反省しました。

学会発表やセミナーは、まあ、参加者のマジョリティーは、一応、聴きたくて参加している方たちなので、そういう経験はあった訳ですが、学部の授業(しかも必修)では受講生の意識はまったく違います。
今は、「どれだけ聴かせるか、起こしていられるか」を楽しみに授業をできるようになりましたが、教官ビギナーの頃はまったく駄目でした。
テクニックの問題もさることながら、「伝えたい思い」に欠けていたのだと思います。

今週、来週は医学修士の講義です。
来週からは医学部の授業も始まって、本格的な授業シーズン。
そういうサイクルがあるのは、大学の良さだと思っています。

*****
午後は前述の応用数学連携フォーラムで前座のトーク。
脳科学と数学の接点(のりしろ)を模索する機会として、なかなか有意義でした。
「のりしろ」は学問の内容でもあり、実際には人と人の重なりでもあり、今後の展開を楽しみに思う良い機会でした。
K先生、O先生、その他、講演をされた皆様ほか、有難うございました。
あ、元東北大学の理学部にいらしたT先生(70歳代のはず)も参加されていらして、たくさんご質問やコメントをされていました。
学問というのは、「知らない」ということにおいては、若い方も年をとったかたも、平等であるということが良いことだと思います。
そういうフラットな関係性が作れるということですね。
by osumi1128 | 2009-05-23 00:24 | 東北大学 | Comments(0)

定点観察

ラボ外の方との大きなファイルのやりとりにiDiskを使っています。
ただし、アップロード、ダウンロードにはそれなりに時間がかかるのが難点。
でも数十メガのファイルはメール添付すべきではないので、仕方ありません。
で、今、アップロードしているファイルは「25分かかります」という表示が出て、あー、じゃあ、ちゃんとアップロードされたか見届けるまでの間に、ブログでも書きますかね……、となる訳です。
いえ、それよりはもう少し「お楽しみ」の要素が強くて、夜に仕事したご褒美、というつもりもあります。

本日のネタは「定点観察」。
仙台駅にもほど近いエリアに、森トラストの開発による仙台トラストシティというプロジェクトが進行中。
ウェスティンホテルやオフィス、集合住宅が入る予定のビルが建築されつつあります。
仙台で外資系のホテルは初なので、ちょっと楽しみ♪

で、どんな風にビルが出来上がっていくのかを、記録しようと思って、昨年から何回かデジカメで撮影したのですが、最初はこんな風。昨年12月21日分。
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今年の1月21日にはこのくらいになって……。
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4ヶ月忘れている間に、こんなになってしまいました! 5月21日分です。
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同じフレームで入りきらないと、定点観察になりませんね〜。
うーん。計画に難あり、でした(笑)。
科学実験もえてしてこういう類の失敗がありますね。
最初からスケールを考えておかないと駄目という実例です。
by osumi1128 | 2009-05-22 00:04 | 雑感 | Comments(1)