<   2011年 01月 ( 29 )   > この月の画像一覧

ゼキ先生のブログより:「宮島達男:絶え間なく変化する世界の美術作家」【リンク追加】

先日、東北大学脳科学国際シンポジウムでお呼びして、市民向けのイベント「脳科学と芸術の対話」でもご講演頂いた、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン教授のセミール・ゼキ先生はProf Zeki’s Musingsというブログを書かれている。
これがなかなか、英国流のユーモアとウィットに富んでいて面白いのだが、1月31日付けで書かれたものの1つで、ちょうど上記のイベントで対談して頂いた、現代美術作家の宮島達男先生(東北芸工大副学長)を取り上げられていた。
以下、拙訳しておく。
d0028322_2325519.jpg

画像は、イベント後の夕食の席において、奇しくも宮島先生の師匠の榎倉康二氏の作品を鑑賞されるゼキ先生と宮島先生

*****
Tatsuo Miyajima, the artist of our endlessly changing world
宮島達男:絶え間なく変化する世界の美術作家

More 続きはこちらをクリック!
by osumi1128 | 2011-01-31 23:30 | アート | Comments(0)

The Social Network

復路は火山灰の影響もなく、飛行時間は予定通り約10時間ほど。
睡眠不足解消のためにかなりの時間を寝て過ごし、降りる前の数時間の間に新作のThe Social Networkを観た。
日本ではTwitterの方が先に流行っているが、海外ではソーシャル・ネットワーク・メディアとしてはFacebookの方が主流。
そのFacebookをハーヴァード大の学生がどんな風に打ち立てたのか、という実話風のフィクション。
映画の中での女性の扱われ方が、ちょっとどうかと思うのだけど。
それにしても、米国若者の早口の英語に付いていくのが大変だったので、DVDが出たら字幕を見てみたい(勉強熱心なO野先生は、日本語吹き替えを観てから再度英語でご覧になったらしい)。
CEOのマーク・ザッカーバーグは現在、世界最年少のミリオネア(これはホント)。
by osumi1128 | 2011-01-30 19:02 | 旅の思い出 | Comments(0)

日豪ジョイント脳科学シンポジウム

日豪ジョイント脳科学シンポジウムの開始時間が朝の8:00からで、自分のトークが2番目だったのは事前にチェックしていたのだが、オークランドとの時差が4時間というのは不覚であった。
つまり、土曜日、日本時間の朝の4時からお仕事ってことで、朝2時起き(泣)。
それ、ほとんど普段の寝る時間に近いですから……。

日本とオーストラリアの脳科学ジョイントシンポジウムは2008年の日本神経科学大会@東京が第一回。
その後、なんとか毎年続いているが、どちらかというと、分子・細胞・発生・再生・進化系の内容となっている。
今年の横浜大会でも開催予定。
委細追って掲載予定。

それにしても、前々日の午後から丸一日かけて移動して、朝から晩まで会議で、そのまま翌日戻って来て、夕ご飯2回はフレンチとイタリアンで、ニュージーランドってどんな国?と訊かれても何も答えられないワタシ……。
なんだかなぁ……。
d0028322_1842988.jpg

by osumi1128 | 2011-01-29 18:03 | サイエンス | Comments(0)

初めてニュージーランドへ

1年以上前から招聘が決まっていたシンポジウムで講演するために、初めてニュージーランドはオークランドに来た。
ニュージーランド航空は成田のターミナル2から出る。
カウンターで同行のO野先生と合流し、ラウンジでM上先生とご一緒になった。
基本、海外出張は単独行動で、緊張レベルを高めて現地入りするのだが、同行の方が見つかると一気にモードが変わる。

More 続きはこちらをクリック!
by osumi1128 | 2011-01-28 13:42 | 旅の思い出 | Comments(0)

都の条例と『図書館戦争』

本好きの友人に「ライトノベル」なるジャンルがあることを教わり、中でもやや大人向けの名著と名高い『図書館戦争』(有川浩著、メディアワークス2006年刊行第28版!)という単行本を読んだ。
不良図書を取り締まる「良化委員会」と、それに対抗して図書館が図書にまつわる自由を確保するために組織された「図書隊」の間での武闘抗争が日常化している、という大胆な設定。
ジャンルとしては笠原郁というヒロインを中心とした青春ラブストーリーらしいのだが、そのあたりはライトノベルらしく、甘酸っぱく読者をやきもきさせるような展開となっている(というか、オトナにはかなり、むず痒い、かも)。

More 続きはこちらをクリック!
by osumi1128 | 2011-01-27 13:48 | 書評 | Comments(0)

旅のグッズ:携帯用インセンス入れ

d0028322_23565971.jpg鞄持ちなので、旅行用のキャリーバッグなど、出張の日数に応じていくつか使い分けているのだけど、ときどき、中に入れたものを片付け忘れてしまうことがある。
次に使おうと思って「あれ? 無い?」と気付くのだけど、慌てて探すと見つからない。
で、次にたまたまその鞄を使う段になって「あ! ここにあったんだ!」と発見・発掘される。

ニュージーランド出張(2泊4日)のためのパッキングをして見つかったのがこちら。
携帯用のインセンス(お香)入れ。
京都の「リスン」というお店のもので、木でできている。
蓋の部分がお香立てになっていて、旅先でお香を楽しむことができる。
部屋のカスタマイズに一役買ってくれる。
by osumi1128 | 2011-01-26 23:58 | 旅の思い出 | Comments(0)

第1回東北大学脳科学国際シンポジウムおよび東北大学とロンドン大学との連携協定

第1回東北大学脳科学国際シンポジウムは1月21日に、丹治先生の開会のご挨拶に始まり、ポスターセッション、2日目にシステム脳科学系の発表とゼキ先生の特別講演、3日目に分子・細胞系神経科学の発表と、クラウディオ・スターン先生の特別講演がありました。
また、3日目は、東北大学生命科学研究科とユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)との連携協定調印式も。
プログラムはこちら
印象的だったことをいくつか挙げておきます。
d0028322_22395330.jpg


More 続きはこちらをクリック!
by osumi1128 | 2011-01-23 22:35 | サイエンス | Comments(0)

Google body, Google brain?

ちょっと補足っぽい話題なのだが、東北大学脳科学国際シンポジウムの3日目、スターン先生のイントロで印象的だったキーワードが「Google body」。
Googleという社名ができたのは1997年で、10の100乗を意味するgoogolをもとに付けられたというのだけど、それから10年余の間に、Google mapはどんどん拡大して、先日滞在したボストンでも通りの名前がすべて日本語で出てくるし(それが本当に必要なサービスなのかは別として)、Google streetはセキュリティー的にどうか、という問題を残しつつ、でもお店の入り口など画像でわかると有り難いという面もあり、そうやって、世界中の情報をすべて網羅しつくす、という勢いで進んでいる。
かたや、生命科学の分野においては、いまだに階層の断絶という問題があり、Google mapやGoogle earthのようなズームイン・ズームアウトが自由にできる訳ではない。
これは、主に解析手法の限界がそれぞれのディメンジョンで存在することによるのだけど、スターン先生は将来的に、人の体を個体>器官>組織>細胞>細胞内器官>分子という階層をつなげて理解できるようになったら素晴らしい、というお話をされた。

この問題は、脳科学的にはさらに奥が深くて、脳の中にニューロンやグリア細胞がいることは皆知っているのだけど、また、それらがシナプスを介して繋がっていることもわかっているのだけど、1000億もあると見積もられるニューロンが、実際にどのようにつながって神経回路が構成されているのかという実態については、かなりアバウトな知識しかない、と言っても過言ではない。
もちろん、脳の特定の領域の間での繋がり、というマクロなレベルでは理解されている部分も大きいが、もっとミクロな回路の集合体がどうなっているのかは混沌としている。

脳の機能を理解する上で、いろいろな手法が開発されているが、例えば機能的MRIで理解されるレベルと、1つの神経細胞に電極を指して理解されるレベル(single recording)との間にさえ、それなりのギャップがあるし、そのような機能が営まれる際に、どんな化学物質がどんな風に機能しているのか、なんてことは、リアルタイムで理解できている訳ではない。
ましてや、未分化なタネのような神経細胞から、機能に特化した神経細胞やその他の細胞が生まれるくらいのレベルを超えて、それらが複雑な機能を営むようになる仕組みなんて、ほとんど未踏の地だ。

階層を超えてズームイン・ズームアウトできるような理解が得られるためには、いろいろな解析技術の開発も必要だろうし、発想の転換やパラダイムシフトが求められる。
そのためには多様なバックグラウンドをもった人間が知恵を出し合うことが大事、

脳は謎に満ちている。だから魅力がある。
by osumi1128 | 2011-01-22 23:02 | サイエンス | Comments(0)

ゼキ先生X宮島先生「脳科学と芸術の対話」【さらに加筆】

d0028322_1503972.jpg
21日〜23日に東北大学脳科学国際シンポジウムがあり、絶賛学位審査ファイナルステージに加えてゲストの対応等、ブログ更新が滞りましたm(__)m
アカデミックにもアート的にも刺激的な3日間だったので、書きたいことは多々あるのですが、とにかく順番に。

まずは、東北大学脳科学国際シンポジウム初日の夕方に並行して行った市民向けイベント、ゼキ先生X宮島先生「脳科学と芸術の対話」についてのレポートを。
(ポスター、チラシ、釣り看板等のデザインは東北芸工大近藤研出身の古川哲哉さん)

主催者であるグローバルCOEのウェブサイトにレポートが載りましたので、どうぞ。
こちら

More 続きはこちらをクリック!
by osumi1128 | 2011-01-21 14:56 | アート | Comments(0)

最先端配り直しはどうなるのだろう?

本日、国立国会図書館の科学技術関係資料整備審議会なるものに出席した。
2時間の会議のメインは、最後に今後の国立国会図書館が科学技術関係の電子情報収集等をどのように進めていくかについての提言を、委員長(九州大学総長・有川先生)から館長(長尾先生)に手交するというセレモニー。
中身については追って、HP等にアップされた際にまた論じたい。
ともあれ、会議が無事に終わった後に、お疲れ様という意味で、館長室にて長尾先生交えての歓談の機会があった。
大学という学府においては総長よりも図書館長がエライと思っており、そのアナロジーで言えば、首相よりも国立国会図書館長の方が格段にエライと信じている身として、これは大変に光栄なことに感じた次第。

さて、某先生の言によれば「女子ども配り直し」と呼ばれた「最先端・次世代研究開発支援プログラム」であるが、とうの昔に審査が行われたにも関わらず、その採択結果が未だに発表になっていない。
例えばこちらの日経BPの記事を参照のこと。
この研究費は年間約3500万円で大型研究費といえるものだが、こちらを支給された場合には、他の研究費を辞退しなければならない、という厳しい重複制限がかかっていることから、私自身は応募しなかったのだが、周囲の若手・女性研究者は目下大変に気を揉んでいる。
ハラハラしているのはPIだけではなく、雇用がどうなるか、というポスドクや技術員の方達も同様ではないかと心配している。
(もちろん、おそらく大学本部も、間接経費はどうなるのか、気になっているだろうが)
最終的に「お金は配ればいいだろう」的な乱暴なことにならなければ良いのだが。
科学を推進するのは機械ではなく、究極には「人」だと思う。
札束でほっぺたを叩く、というやり方で、良い研究が展開できるだろうか?
by osumi1128 | 2011-01-20 00:50 | 科学技術政策 | Comments(0)