<   2011年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧

第27回国際生物学賞ほか

国際生物学賞International Prize for Biologyは、ご自身も植物の研究をされておられた昭和天皇のご在位60周年を記念して創られた賞で、今年で第27回を迎える。
いろいろな賞が世界的にみても「応用面」を重視する傾向が強いの対して、この賞はかなり基礎的であるという点でユニークであるのは、昭和天皇の植物、今上天皇の魚類、秋篠宮の家禽やナマズ、降家されたが紀宮様の鳥類等、天皇家の生物学研究を背景としているから。

今回の受賞対象分野は「発生生物学」で、遺伝子ネットワークによる発生プログラムの制御という概念をウニ胚を用いて明らかにされたエリック・ハリス・デヴィッドソン博士(カリフォルニア工科大学教授)がその栄誉に輝いた。
日付けは変わったが本日、その授賞式が日本学士院にて、残念ながら天皇陛下の代理で皇太子殿下のご臨席のもとに執り行われた。
(撮影禁止だったので画像はありません)

More 続きはこちら
by osumi1128 | 2011-11-29 00:54 | サイエンス | Comments(0)

フェルメールからのラブレター展@宮城県立美術館

仙台のアート事情がそれなりにリッチなことは幾度となく書いてきたが、東京のように「激混み」(←例えばこれ)ではない状態で作品鑑賞できるのは何より有り難い。
京都から仙台に巡回してきた「フェルメールからのラブレター展」を宮城県立美術館に観に行く機会を得た。
しかも、閉館後に人払いをして頂いた、ものすごく贅沢な空間で!
さらに、今回の企画に関わったキュレーターのお一人である林綾野さんの解説付きで!!!
d0028322_1030348.jpg

(許可を頂いて撮影しています)

More 続きはこちら
by osumi1128 | 2011-11-26 10:48 | アート | Comments(0)

仙台通信お勧めのお店:洋食編【追記しました】

サイエンスイラストレーションのオータムスペシャルレクチャーに奈良島さん(在ニューヨーク)が御来仙され、本日は受講生で囲む会が開かれました。
GRIIを忘れて来てしまったので、ひたすらiPhoneでお料理の画像を撮っていたら、「仙台通信にいろいろお店、載ってますよね?」という話題になりました。
そこで、かねてより皆さんのリクエストもありましたので、数回に分けてお勧めのお店をリストします。
是非ご活用ください。
第一回目はフレンチ、イタリアン等の洋食です。
d0028322_1145208.jpg

びすとろジョバンのチーズ盛り合わせ

More 続きはこちら
by osumi1128 | 2011-11-24 00:33 | 味わう | Comments(0)

五号館前の銀杏

日に日に銀杏の葉が落ちていく。深まる秋、というより冬支度。節目の霜月もあと一週間。
d0028322_1835851.jpg

by osumi1128 | 2011-11-23 18:32 | 東北大学 | Comments(0)

シカゴ乗り換え

ゲートのお店でこんなリンゴのスイーツ。いかにもアメリカ。八ツ割りになるようです。
d0028322_2261246.jpg

by osumi1128 | 2011-11-21 02:23 | 旅の思い出 | Comments(0)

これから帰国します

これからローガンを出ます。シカゴでまた繋ぎます。
d0028322_20212124.jpg

by osumi1128 | 2011-11-20 20:19 | 旅の思い出 | Comments(0)

懐かしのケンブリッジ

共同研究者訪問のためにCambridge@MAに寄る。良く訪れたカフェ、懐かしい。
d0028322_5293076.jpg

by osumi1128 | 2011-11-18 05:24 | 旅の思い出 | Comments(0)

自閉症のシンポジウムに参加した

明日からがいよいよ北米神経科学学会という、世界最大の神経系の学会なのだが、そのサテライトイベントとしてCell Pressが主催する自閉症のシンポジウムに参加した。
2日半でスピーカーが25人、ポスター発表が111題、参加者はおそらく200名超えという規模で、予想よりも大きかった。
Simon FoundationAutism Speaksという自閉症の患者団体関係者(多くはご家族)も50名くらいは参加されていたように思う。
スピーカーの方々は臨床家が1/4程度で基礎研究者が多かったが、その中にも、例えば先日の神経科学大会関係で仙台でもセミナーをして頂いたRicardo Dolmetschのように、息子さんなど身近に自閉症の家族がいるという方もあった。

このシンポジウムにFrom Mechanisms to Therapiesという副題が付いているように、病態や病因のメカニズムを理解することが治療法の開発に繋がると信じて我々基礎研究者は研究しているが、治療に繋がるまでにはかなりの時間がかかる。
心理学的介入以外のアプローチとして、自閉症の「治療薬」として開発中のもの一つにオキシトシンがあるが、ここではさらに別のターゲットを例に取り上げよう。
(図はマサチューセッツ工科大学のMark Bear博士の発表を参考にした)
d0028322_9511735.jpg


More 続きはこちら
by osumi1128 | 2011-11-12 09:58 | 科学 コミュニケーション | Comments(0)

東海岸出張

東海岸出張しています。昨日はデューク大学にてセミナー。これからワシントンDCに移動して、アーリントンで開催される自閉症にシンポジウムに参加します。
d0028322_21481745.jpg

by osumi1128 | 2011-11-09 21:45 | 旅の思い出 | Comments(0)

書評:自分のアタマで考えよう

d0028322_2358744.jpgChikirinの日記という人気ブログを書いているペンネームちきりん氏(女性)の2冊目の本を読んだ。
バブルの最盛期に証券会社で働き、米国留学して大学院も修了した後、外資系企業に勤務、その後、早期リタイアして「働かない生活」を謳歌しているという、ユニークな経歴の持ち主の、毎回「そんじゃーね!」で終わる、一見「おちゃらけ」ているような書きぶりに騙されてはいけない。
種々のデータを分析し、それを「視覚化」することに優れ、思考した上の「意見」とともに呈示するからこそ、月間100万のページビューを誇るαブロガーとなる訳だ。

副題が「知識にだまされない思考の技術」となっているように、知識(=情報)も大事だけど、それを元にして「自分のアタマで考える」ことがもっと大事という主張は、あまりに「当たり前」なのだけど、「じゃぁ、どうやったらいいの?」と困ってしまう人に、本書はいくつかの実践的なヒントを与えてくれる。

いくつか標語を挙げておこう。
知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは「未来に通用する論理の到達点」です。(序より)

「作業」を「思考」と思い込むワナ(第1章の中のサブタイトルの1つ)

「なぜ?」「だからなんなの?」(第2章タイトル)

なぜ私たちは、政策の優先順位を決める「判断基準」がもてていないのでしょう?
それは「国全体として目指すべき目標の姿」が見えていないからです。(第5章より)

グラフの使い方が思考の「生産性」を左右する(第9章タイトル)

科学者を目指す若い方達に、是非お勧めしたい本である。
(そして、その指導者にとってもお役立ちかもしれない。)

ちきりん『自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術」(ダイアモンド社)
ちきりん『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』(イースト・プレス社)
by osumi1128 | 2011-11-05 00:11 | 書評 | Comments(0)