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春の味覚:うどのバター炒め

春に独活(うど)を見かけると必ず作りたくなるのがバター炒め。最初にどの料理本で見かけたのかが思い出せないのですが、これは誰が作っても美味しい再現性が得られます♬

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作り方はいたってシンプル。

1)うど1本を長さ4 cm、厚み5 mmくらいの拍子切りにします。穂先の方は適当に。皮も剥かなくて大丈夫です。
2)厚手のフライパン(蓋ができるモノが好ましい)を中火で加熱し、温まったらバターを大さじ2杯程度を溶かします。
3)切っておいたうどをフライパンに入れて、菜箸もしくはスパテラでバターを絡ませつつ混ぜあわせます。塩胡椒を適宜。
4)白ワインを50 cc程度回し入れて、フライパンに蓋をし、弱火にして10分ほど加熱。
5)火を止めてからさらに5分ほど待ってから、少し温めておいた器によそいましょう。

うどは和風なら天麩羅などが一般的と思います。油との相性が良いのですね。自分で作るならソテーの方がはるかに楽です♬ 味付けは、うどの風味が感じられるくらいの薄味で。


by osumi1128 | 2015-04-29 19:35 | 味わう | Comments(0)

「医は仁術」宮城展@東北歴史博物館に行ってきた

d0028322_20243843.jpg4月18日から東北歴史博物館にて開催されている特別展「医は仁術」宮城展に行ってきました。

この特別展は昨年、上野の国立科学博物館(科博)において開催されたものを、一部、展示品を入れ替えるなどして昨年末から今年の2月まで長崎歴史博物館で開催され、その後、宮城県に回って来ました。今回、科博の館長である林良博先生がご視察とのことで、同行させて頂きました。右の画像は、林先生と、その門下の種村健太郎先生(東北大学大学院農学系研究科教授)と、その准教授である原健士朗先生を、東北歴史博物館の前で記念撮影したものです。

初めて訪れた東北歴史博物館ですが、場所は国府多賀城駅の真ん前というロケーション。仙台駅からは東北本線で20分ほどの距離になります。建築家がどなたなのか、HPからすぐには探せませんでしたが、Google先生に訊いてみると、荒井和征+空間設計というチームのようでした。外壁や建物内の壁がコンクリートの打ち放しで、非常に天井が高く、開放感がありました。仙台近郊にこのような建築があったことを知らなかったのは敗因……。


この日は特別展を中心として拝見しましたが、実は常設の展示も素晴らしいです! 壁や展示品を収めたケースの周囲などに、こんなにたくさん木を使っているところを日本で見たのは初めてではないかと思います。

さて、「医は仁術」の方ですが、科博での展示品に加えて、東北大学の歴史資料館等に収蔵されているものも展示されています。
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また、ちょうど今年、百周年を迎える東北大学医学部および東北大学病院の歴史や、最先端のゲノム・コホート研究を展開している東北メディカル・メガバンクに関係する展示もありました。

東北大学東北メディカル・メガバンク機構HP:展示協力について

休日でしたので、親子連れの方なども多く、お父さん、お母さんがお子さんに説明してあげている様子は良いなぁと思いました。
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ちょっと横道に逸れましたが、東北歴史博物館での展示ではお子さん向けの説明もあるのが良いですね! 下記は私も知らなかった『重訂解体新書』の説明。これは医学部生向けの授業のネタになります。
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昨年の科博の展示も見て来ましたし、東北大学の展示協力についても話を聞いていたのですが、予想外のモノがありました。それはこちら……。
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これは、Lady Gagaが震災後の東北復興支援のためのチャリティーとして、サイン入りのティーカップをオークションに出したところ、震災後に検視医としても活躍された大崎市の歯科医師、弓哲玖さん(故人)が落札。亡くなる直前に県に寄付され、歴史博物館に収蔵されているもの。「医は仁術」の精神に適うとして、今回の特別展でも見られるように展示されていたのでした。

Lady Gaga氏には、ぜひ、東北地方を訪問して頂いて、この東北歴史博物館を見て頂くとともに、宮城県の秘湯の1つ、峩々温泉(ががおんせん)に浸って頂きたいと、個人的に強く思います♬

ともあれ、東北地方の方も、他の地域から訪れる方も、ゴールデン・ウィークの行き先リストに是非、入れて頂ければと思います! 科博と東北歴史博物館とのコラボレーションは、2016年度にもさらに企画されているとのこと。楽しみですね! (下記の画像は建物中央部の吹き抜けエリアにおいて、林先生と、アテンドして下さった東北歴史博物館、東北放送、河北新報の方々です。建物の雰囲気がわかると思います)
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by osumi1128 | 2015-04-26 21:16 | 科学 コミュニケーション | Comments(0)

第88回内分泌学会学術総会シンポジウムほか

昨日は第88回内分泌学会学術総会シンポジウムの座長と特別ランチョンセミナー講演にお呼ばれ頂きました。会長の伊藤裕先生@慶応大学医学部の熱い思いが随所に溢れ、ユニークな企画が満載の学会でした。

その特別シンポジウムは「現代科学における異脳たち」という副題が付いていて、以下の方々がご登壇。
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阪大の浅田先生のマシンガントークに始まり、ユーザ・インターフェース開発の五十嵐先生の開発アプリケーションのデモも面白く、東大に戻られた上田泰己さんのマウス脳や全身まるごと透明化のお話は、今後の展開がとても楽しみ。トリを務められた川渕先生は医療経済学のお立場からのご講演。拙い座長は後半2題の演者ご紹介をさせて頂き、シメはフロアにいらっしゃった井村裕夫先生を見つけて、こちらからご指名してまとめ的なご発言を頂くことができました。

浅田稔先生@阪大
五十嵐健夫先生@東大
上田泰己先生@東大
川渕孝一@東京医科歯科大

研究には、メカニズムの理解のための「Why」の研究と、応用のための「How」の研究があると思います。五十嵐先生の研究は、「どうやったら種々のインターフェースの使い勝手を良く出来るか?」という目的を持つ、典型的な「How」の研究だと思います。上田先生も、最終的には「生物の中でなぜ<時間>に応じた現象が生じるのか?」という「Why」の研究を目指していると思いますが、今回のご紹介の中心は、昨年2本のCell誌論文として出された「組織をまるごと透明化」する技術についてだったので、どちらかというと「How」が中心。浅田先生の広範なお話には、ロボカップのように「どうやったらFIFAで人間チームに勝てるロボットを創れるか?」や、そのために「ロボットに自主学習させるにはどうしたらよいか?」という「How」のプロジェクトと、そのことによって、「なぜ子どもは自然に学習できるのか?」というような「Why」のテーマも含まれているように思いました。

現在、自閉症の病態発症の分子レベルの理解を多面的なアプローチで進めようとしているところであり、浅田先生の研究プロジェクトの中で、胎児の動きをシミュレーションしていたものに興味をそそられました。自閉症研究というとすぐに「社会性」という話になりますが、感覚運動系の連合具合などはもっと注目されて良い神経基盤なのではないかと考えます。




by osumi1128 | 2015-04-25 12:44 | サイエンス | Comments(0)

日本の学会系科学雑誌を盛り上げるには:研究者も海外ブランドがお好き?

仙台の桜も見頃はこの週末が最後。桜に限って言えば、日本国民は自国の文化を非常にリスペクトしているように思えますが、ことが「科学」になると、未だに欧米礼賛の傾向が強いように思われます。

過日、某学会の某オフィシャル・ジャーナルの編集委員会がありました。英語で出版している国際誌ですので、国外にもEditorial Boardにお名前が載っている方はおられるのですが、日本在住の方が集まって、学会誌の将来等についての意見交換をしました。

当然ながら、学会誌としては、どのようにその権威を高めるのか、という「競争」を他の雑誌との間に繰り広げています。生き物と同じ、生存競争ですね。生き残るためには、投稿数が多いことや、掲載された論文が他の論文で引用されることにより、結果としてインパクト・ファクター(IF)が高くなることによって、さらに投稿数を多くして、より良い論文を掲載することに繋げたいという課題があります。

この雑誌のIFは現在2.86で、国内の生命科学系の国際誌の中では高い方であり、コンスタントに投稿もあり資金的にも安定している健全な雑誌です。ついに紙媒体での提供は無くして完全オンライン化になりましたが、編集委員会で配布された資料によれば、掲載されている日本からの論文の割合に比して、日本国内からのアクセス数が少ないという数字が出ていました。つまり、日本から論文は掲載されるのに、日本の研究者がそれを見ていない、気にしていない、ということになります。

これは、日本の研究者が自分の研究室からの論文を掲載している雑誌をリスペクトしていない、ということを意味すると考えられ、たいへんに残念なことです。

日本人にとって「科学」とは、明治維新の頃に「パッケージ」として西欧から輸入されたものでした。東北大学名誉教授である科学哲学者の野家啓一先生の近著『科学哲学への招待』によれば、日本にとっての「科学」は、近代科学が成立した時点の「science(集合名詞)」という段階よりも、より細分化されてきた時代の「sciences(複数)」として取り込まれたと言います。産業革命を経た西欧諸国に追いつけ、追い越せという目的のため、技術と不可分なものとしての科学という側面もあったかもしれませんが、何より、自国で独自に築かれた文化よりも、産業に役立つことが求められていたのでしょう。その名残なのか、欧米の雑誌の方がブランド力があるという意識に囚われている日本人研究者が多いように思います。

ちなみに、中国のGDPが日本を追い抜いて久しいですが、Cell Researchという中国の生命科学系の雑誌の2013/2014年のIFは、なんと11.981になっています。Nature Publishing Groupの傘下に入っていることも影響しているのでしょうが(一種のフェイクですね)、自国で強い雑誌を作るべきという目的で作られ、急増している中国人研究者からの強い後押しがあったものと思われます。近代科学の輸入に関して中国よりも長い歴史のある日本では、国内に種々の雑誌が存在し、それらの統廃合もせずに放置したために、どのIFも3を超えることが無いというのが現状です。国内生命科学系の雑誌を3つか4つ統合すれば、中国に対抗できる雑誌が創れるように思いますが、ある意味、成熟してしまった日本の研究者は、そんな面倒なことはしたくないし、それよりもCell, Nature, Scienceを狙うという、個人の目的の方が勝っているように感じます。

繰り返し書いていますが、IFはいわば「雑誌の価値」であって、個々の論文の価値ではありません。にも関わらず、種々の評価資料等において、この数字がひとり歩きしています。より融合的な研究を進めることが奨励されると、専門家同士の狭い学会内での評価が難しくなり、何らかの「客観的」な数字が求められる傾向は、より強くなるように思います。そうであればこそ、日本国内における学会誌の統合は、もっと戦略的に進めるべきなのではないかと考えます。

【追記】インパクト・ファクターについての記事
ブログ「負け犬主義」:2014年インパクトファクター発表!




by osumi1128 | 2015-04-19 21:34 | 科学技術政策 | Comments(0)

第112回内科学会総会・講演会の公開シンポジウムに参加して

春の行楽シーズンまっさかりの京都で開催された第112回内科学会総会・講演会の男女共同参画企画公開シンポジウム「やりがいのある未来を拓くチャレンジとは?」で基調講演を行いました。

今回のタイトルは「無意識のジェンダー・バイアスに気付くこと」というタイトルにして、具体的にどのようなバイアスがあるのか、そのことがどんな風に劣性のスティグマを与えるのかなどについて、拙翻訳本『なぜ、理系に進む女性は少ないのか?』や、同じ時期に上梓された『リーン・イン』などからの事例も挙げつつ指摘し、東北大学の取り組みについてご紹介しました。

それはともかく、他に登壇された方に、埼玉医科大学教授の名越澄子先生、東北大学教授の清元秀泰先生(本願寺参与でもあり)だけでなく、ベネッセ・コーポレーションの取締役・人財部長の村上久乃さん、映画監督の三島有紀子さんなどもおられ、異業種の方とご一緒する貴重な機会でした。お声がけ頂いた京都大学教授の柳田素子先生、ありがとうございました。

ベネッセさんはすでに女性管理職30%に達しているとのことですが、「でも、まだ50%ではないのです」ということで、さらに人財を活かす工夫をされているとのこと。そもそもの女性活用も、「もともとベンチャーでしたから、優秀な男性は皆、一流企業と言われるところに取られてしまうので、男性であれ女性であれ、良い方に活躍してもらう必要があった」からとのこと。そう、女性が10%しか参画できないということは、40%も失われる人財があるということですね。
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三島さんは高校時代から映画を撮り始めて、好きなことに近いことを職業にできたらという思いでNHKに入局。Nスペや「トップランナー」のディレクターも務めた後、映画監督として独立された方。この春は、人気漫画アニメをベースにした『繕い裁つ人』が公開されています。

今日のお話の中には、実はお父様がオーダーのスーツしか持っていない方で、昨今の「ファスト・ファッション」と真逆の価値観を伝えてみたいということがきかっけになっていたというエピソードが披露されました。そんな「伝えたいこと」の上に、漫画のストーリーという枠組みを見出し、それぞれの人物像には、また新たに三島さんの考えるキャラクターが埋め込まれていき、例えばヒロインなら中谷美紀さんが実際に演じることにより動き出して映画になる……というようなことを、打合せのときに伺いました。映画でも何でも「メイキング」が大好きなので、こういうお話はワクワクしました。

そういえば、女性の映画監督の方、増えてますね。松井久子さんあたりが先駆者でしょうか? 河瀨直美さんはカンヌ映画祭で賞も取られました。ドキュメンタリ−では佐々木芽生さんなども。確実に良いロールモデルが出てきて、さらに後に続く方が生まれてきているのだと思います。講演でも話しましたが、「ロールモデル」が「見える化」することはとても大事だと思います。

映画監督は、男性が8割9割の、50人くらいの撮影部隊を率いるリーダーです。男性が多いのは、やはりロケなど体力が必要な職業であるからですが、三島さんは、「適材適所、相手の得意そうなところを見極めて配置を考えたりします」と言われていました。女性であれ、男性であれ、リーダーとして大切な資質だと思いました。

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今、映画情報をチェックしましたら、仙台での上映は朝9:35から1回のみで、18日で終了!(泣)これはDVDを待つしかないでしょうか……。

by osumi1128 | 2015-04-12 22:49 | ロールモデル | Comments(0)

HIV研究最前線:『完治 HIVに勝利した二人のベルリン患者の物語』

実は、日本の若者のHIV感染者は増えている。

東京都は、2014年に都内の保健所や医療機関で新たに確認されたエイズ患者とエイズウイルス(HIV)感染者の合計が前年より43人多い512人だったと発表した。20代のHIV感染者は148人で過去最多だった。都は若者の間でエイズ予防の知識が不足しているとして対策に乗り出す。(m3記事より引用)
良い抗ウイルス薬などの治療法の進歩により、現在ではHIVに感染しても、発症を抑えこむことが可能になっている。原著『Cured: How the Berlin Patients Defeated HIV and Foreover Changed Medical Science』が発表されてから、非常に短い時間で訳書が岩波書店から本書『完治 HIVに勝利した二人のベルリン患者の物語』が出版されたことは、実に英断だと思う。
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著者であるナターリア・ホルトは、自身がHIVの研究者だ。実験中に、誤ってHIVウイルスをマウスに注射するための針で指を刺してしまう、という描写から本書は始まる。淡々とした語り口で、1980年代から2013年までに、HIV感染患者をどのように治すかという研究が進んできたのかが説明される。欧米ならではかもしれないが、駄目もとでも臨床試験をしながら治療法が模索されてきた様子がリアルに描かれる。自ら進んで臨床研究に参加しよう、という意識を持った患者がいなければ、治療法の確立へ向けた研究は進まない。

副題となっている「ベルリンの患者」は、HIVに感染しながら、初期に治療を開始したことにより、重篤な症状を発症しない状態が何年も続いているという2人である。それぞれの症例は治療のやり方にも異なる点があるが、帯にあるように「たった二人の症例が 医学の道筋を 大きく変えた」のだ。
「一つの偉大な物語は、必要なものすべてを網羅したデータ一式より人の心を動かすことがある。科学の進展に物語が与える影響力を、私たちはけっして過小評価してはならない」。
後半に出てきた、この文章がとてもいい、と思っていたら、「訳者あとがき」の中で取り上げられていた。訳者にとっても思い入れのある、力のこもった文だったからだろう。全編通じて、非常に読みやすい日本語になっている。

もう一つ印象に残ったのは、エイズは決して治らない病気ではなくなったが、HIV感染者への偏見が無くなった訳ではない、という記述。このあたり、もしかすると日本の事情はさらに違うのかもしれない。

本書には、かなり専門的な医学研究の内容が含まれつつも、中心となっているのは、さまざまな立場の「人間」である。HIV感染をカミング・アウトするかどうか心を痛める患者、その家族やパートナー、自分自身もゲイであり、患者に寄り添って治療する臨床医、HIVを克服するための研究に熱意と競争心を燃やす研究者、医学研究を支えることを生きがいとする大金持ちの慈善家……。それらの人物が交錯する中で、HIVウイルスが追い詰められていく、まるで推理小説のような印象を持った。

物語は2013年の時点で終わるが、研究は今でもさらに続いている。一つの論文が世にでることは、次のいくつもの論文のための始まりである。医学研究の物語は果てしなく続く。

*****
【お知らせ】
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来週月曜日は、再び「週刊ダイヤモンド」に拙コラムが掲載されます。今回はiPS細胞を用いた再生医療最前線のお話です。

by osumi1128 | 2015-04-09 22:23 | 書評 | Comments(0)

祝! タリーズ@星陵生協店オープン

先週末くらいから、東北大学星陵キャンパスでも桜が咲き始めました♬
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今年は4月6日の月曜日に新入生のオリエンテーションがあって、星陵キャンパスはクラブの勧誘含めて大賑わい。このタイミングに合わせて、改修工事を行っていた東北大学生協星陵店がオープンし、キャンパス内2軒目の「タリーズ・コーヒー」も開業となりました♬ 東北大学キャンパス内カフェ化が順調に進行中で、カフェ化委員長(←勝手に自薦)として喜ばしい限りです。
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こちらの運営は、大学病院店と同様に、辛酉会さんのレギュレーションになります。

生協食堂も広々して綺麗になりました♬
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生協書籍部もこのとおり! 教科書の販売もゆとりがあって何より。
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こちらは東北大学グッズのコーナー。
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私としては、白松がモナカさんとの百周年タイアップ商品だった「漱石羊羹」を復活させて欲しいです♬

虎屋HPより:夏目漱石と羊羹
東北大学附属図書館HP:東北大学の「漱石文庫」について


by osumi1128 | 2015-04-07 22:11 | 東北大学 | Comments(1)

古い本棚(short versionに変更)

ラボの引越しの際に、スチール・キャビネットの天板と扉の木製部分を手入れしようと蜜蝋ワックスを購入したのは、もしかすると、この本棚に出会うためだったのか。

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オフィスの引越し後、メインの本棚に収納していた和書・洋書の教科書や参考書が詰まったダンボール箱との共同生活を2ヶ月ほど続ける間、はて、どんな本棚を設置しようかと思案した。本好きな人間にとって、本に囲まれた空間というのは至福をもたらすものであり、天井まで作り付けの本棚をお持ちの学者も多い。残念ながら、今回移ったフロアは、もともとがコラボ・スペース用だったので、壁といってもスチール・パネルの仕切りで、そこに作り付けの本棚を設置するのは不可能であった。オフィス家具のカタログも見たが、結局のところ何かがしっくりこなくて、注文する気持ちにはなれなかった。


ほとんど諦めかけていたときに、デンマーク生まれの本棚、大小(高低?)2基が、同じ店で売っているのをインターネットで見つけた。しかも、その店はなんと仙台市の郊外にあった。気持ち的には即決だったが、ある週末に出かけていって、倉庫の中に置いてある現物を確認させてもらって確認した。おそらく、オフィスのダンボールの書籍すべては入らないだろう。それでも、木の持つ温もりや、無垢の一枚板の安心感や、美しく削りだされた木口のデザインなどは、毎日、目にするたびに気持ちを優しくしてくれそうだ。


この週末にようやく納品された際、店主からは「水気には気をつけて下さい」と言われ、「こんなワックスで手入れすれば良いですか?」と蜜蝋ワックスを見せたところ、「あ、これで良いです。塗りこんだ後に、布でさらに磨きをかけて下さい」と指示を受けた。


ワックスを塗ってみると、恐ろしいほどに染みこむ染みこむ……。いったい何年ぶりに本格的に手入れされたのか、本棚の板という板は、息をするように油分を吸収していった。まるで眠り姫が目を覚ましたように、古い本棚が生き返った。すぐに本を仕舞うのは諦めて、数日、様子を見た方がよさそうだ。


この古い本棚が私を待っていてくれたのかもしれない。良い出会いとは稀なものである。

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by osumi1128 | 2015-04-04 22:54 | 雑感 | Comments(0)

四色シャドウ

Facebookの友人たちがあちこちの桜画像を上げて下さっていますが、東北大学星陵地区の桜もちょっとほころび始めました。仙台市の開花宣言は、おそらく明日。予測よりも2日ほど早い模様。「桜が咲いた!」がメディアのトップになる国は、平和で素敵ですね。

さて、桜つながりでちょっと思い出したこと。春はやっぱり桜色を纏いたくなりますね。普段のお化粧に4色シャドウがセットになったものを使っていますが、この季節は桜色に心がときめきます。
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4色の組み合わせは、左上から淡い桜色、その下は、画像ではちょっとわかりにくいですが、少しラメの入った、落ち着いた藤色、その右が濃い目の紫、そして右上はシルバーです。まだ購入後、そんなに月日が経っていないのですが、4色の色には、それぞれ使い道があって、ハイライトだったり、アイライン的な使い方の色があったり、それらがいい塩梅に組み合わさっていることが、4色セットで購入するポイントとなっています。

4色シャドウを使っていくと、減り方が少しずつ違うのですが、それでも4色がセットになっている方が活躍の機会が多いように思います。どんなに美しい色同士でも、合わない組み合わせがあります。人間の社会も、同じ色の人だけでなく、それぞれ異なる個性を持った方が集まることで、より美しいハーモニーを生み出すことが多いのではと感じる、そんな春です。
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こちらはキャンパス内の枝垂れ桜。もうあと少しでほころびます♬(この近くの別の樹は、すでに開いたお花がありました)



by osumi1128 | 2015-04-02 21:37 | 雑感 | Comments(0)