豆deラガー
2009年 08月 18日
その間にお宿題をいくつか片付けました。
最大の懸案事項であった(通称)「神経発生本」の図をどうするか、について、こちらの案を編集サイドに送ったので、とりあえずは一段落。
「脳科学ライブラリー」(津本忠治編集)というシリーズの中の1巻になる予定の本で、ちなみに、第1巻の『脳と精神疾患』(加藤忠史著)は2刷になりました、というプレッシャーをかけられました(笑)。
各章4つから9つくらいの図を引用したり、自分で描いたものから選んだりの作業は、10章分となると、それなりに物理的な時間がかかりました。
自分一人で書いているのですから、もう少しなんとかなりそうなものなのに(分担執筆だと必ず締切を守らない方がいるので、ずるずると遅れていく)、予定よりもかなり遅くなりました。ごめんなさいm(__)m
こちらを仕上げないと、他の執筆予定が詰まってしまいますので。
原著論文執筆は研究者としていつでも最優先事項なのですが、他の書き物は土日だったり少し長めのお休みがないと、なかなか書けません……。
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そのご褒美、というつもりで(笑)、二日続けて自宅で会食をしました。
日曜日の方にお招きした仙台市のTさんがお土産に持ち込まれた地ビール「豆deラガー」です。

この名前の謂われは、原料に大豆も使われているのと、「まめでらが?」という秋田県の方言(お達者ですか? 元気ですか?)にかけているとのこと。
ちなみに発音は「尻上がり」で、フランス語っぽい感じです(笑)。
(deも入っていますし……)。
画像が手ブレってますので、こちらのサイトもご参照あれ。
なかなか美味しいラガーでした。
月曜日は、リヨンからインターンシップに来ている学生さんをメインゲストとして、国際交流課の方やうちの中国人ポスドクさん、学生さんなどをお呼びして、インターナショナルな会。
そういえば先日、第4期科学技術基本計画の委員会の席上で、主査の野依先生が「<国際化>云々と言うが、XX省の方々、自宅に外国人を招いて夕食会などをしたことがありますか? そういうレベルから積み上げられるべき」という主旨の発言をされていました。
私自身も外国の親しい研究者のところを訪問すると、数日いれば一日はご自宅でのディナーに呼ばれます。
しかも、普通の平日だったりすることもあります。
通勤時間が1時間以上かかると無理でしょうが、車で15分程度の職住近接なら十分可能。
作るものも、せいぜい3コース(前菜、メイン、付け合わせ)くらいだし。
うちの実家でもやはり、短期であれ長期であれ、仕事で来ている外国の方をお招きしてディナーを振る舞うことは年に何回かありました。
もしかすると世代による差もあるかもしれませんが、自宅にお招きすることは、レストランでの食事よりも、より親しさを示すように感じます。
……おっと、本日は「味わう」をテーマにしていたのでした。
昨晩、Sさんがお持ちより下さったクミンシード風味のヨーグルトに胡瓜が入ったものって、何ていうお料理なのかしらん?
たぶん、モロッコとかあのあたりのものだと思います。
夏の夜にぴったりでした。

T先生がお持ち込みになったPimm'sのソーダ割りも、暑い夏の終わりに相応しい飲み物でしたね。
ごめんなさい。後ピンです(苦笑)。胡瓜のスライスが入っています。
イギリス人も夏に生ぬるいビールは美味しくないと分かるのでしょう。

画像はとあるネットショップからのパクリです。