それでもやっぱり紙が好き!
2009年 09月 01日
ぺたんこの靴を履いていたのですが、底が皮だったので、ビルの入り口が濡れていたところで、面白いくらいに、すてん、とひっくり返りました。
元歯医者なので、顔面からは着地したくない(=前歯を折りたくない)と決意しているため、今回は右肩を猛打しました。
やれやれ……。皮底の靴は日本にはやっぱり合わないのかも。
台風一過、ではなかったようですが、本日の東京は蒸し暑かったですね。
しかも用務先の一つは東京で一番、非バリアフリーな駅である(と思っている)地下鉄虎ノ門エリア。
大きな荷物はすでに宅急便で送ってあったのですが、それでも、ポスターの筒、トランクに入れ忘れたモロモロの入った紙袋などが、いつものトートバッグに加えて超荷物持ちの状態……(溜息)。
大変失敗したことには、旅のお伴の本を連れてくるのを忘れました。
明日、成田空港の書店で数冊ゲットしなくては……。
いつも読んでいるブログ「フクヘン。」さんのところで、こんなエントリーがありました。
靴ブランドのCAMPER(カンペール)が作った小冊子についての思い、なのですが……。(以下引用します)
普通の本や雑誌も捨てられないものが多いのにこういうものも、
だいじに持っているのだがら、それはもう大変である。
もちろん、スキャンしてデジタルデータにすればいつでも図版は
引き出せるじゃん・・って、そういうものじゃない。
このサイズ、紙の質感、印刷のテカリ、ページをめくって次に出るページ。
そういうことに喜びを見いだすのは古いと言われるかもしれないが、それでもいい。
僕はこれからも、紙と印刷が好きでいられると思うなぁ。
先日書いたエントリーの中でも触れましたが、「紙物」好きですね。
変わった種類の紙でできたステイショナリーや、ちょっと凝った作りのパンフレットなど、捨てられなくなってしまうタチです。
仕事の書類や論文などは、もはやデジタルファイルの方が圧倒的に効率的ではありますが、趣味の世界は別。
本当は、メールではなくてお手紙や葉書で伝えたいことはもっとあるのですが、そこのところはなかなか……(便箋やら葉書やらは、たくさん買い込んであるのですがー苦笑)。
そういえば、この前、聞いた話では、CDを買うメジャーな層の下限が25歳くらいなのだそうです。
それより若い世代では、もはや音楽は「ダウンロードする」もの。
「えぇーっ、それって、CDのジャケットとか、見て楽しもうとしないの???」
「そうですね。だから、カメラマンさんなどの業界でも、仕事の種類が変わりつつあるとか」
「だって、そもそも、LPからCDになったときに、<こんなにちっちゃくなっちゃった……>って思ったくらいなのに……」
「まー、そうですね……。紙、必要ないんじゃないんですか?」
うーーーん、やっぱり私は紙が好き。














