エジンバラより
2009年 09月 09日
From My Fair Lady
中学生の頃、「百万人の英語」というラジオ番組があり、月曜日から金曜日まで、夜の9時くらいからだったでしょうか、毎日聴いていました。
日替わりで講師が異なり、上記のフレーズは「映画から英語を学ぶ」的なレッスンで「マイ・フェア・レディー」が取り上げられたときに覚えたものです。
ヒギンズ教授がヒロインのイライザをレディーにするために訛りを矯正するのですが、正しくは「エィ」の二重母音が「アィ」になってしまうのを何度も繰り返して直し、やがてそれが美しい歌に変わっていくのでした。(映画では歌の部分はオードリー・ヘップバーンではなく吹き替え)
……という歌を頭の中で歌いながら、学会2日目は小雨に濡れつつ歩いて10分くらいの会場まで。
イギリスは雨が多いのですが、スコットランドはとくにそうですね。
フード付きのゴアテックスパーカーというのがベストなアウターです(傘は差さない)。
うーん、持ってきた服は失敗だったかも。
4年に1度の国際発生生物学会(ISDB)への参加です。
一番最初に行ったのが1985年だったと思います(日航機墜落の年)。
ロスでの学会で、そのときの大会長が岡田節人先生でした。
今回の会長は岡田先生の研究室を引き継がれた竹市雅俊先生。
今回は英国発生生物学会(BSDB)も兼ねているので、Waddington & BeddingtonメダルがElisabeth Robertsonへ、ISDBのHarrison賞がEddy de Robertisへ贈られました。
記念講演の後、質疑応答の際に撮った画像です。
Eddyと竹市先生が同じ方向を指さしていらっしゃるのが面白い画像になりました(^o^)

ポスター会場はちょっと狭い……。内側のポジションだと息苦しいくらい。

それより難儀なのは会場が寒いこと。それでも半袖のアングロ・サクソン系の人がいます。
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イギリスのホテルはどこもシャワーの出が悪いのは頭に来ますが、「ティーセット」が必ずあるのは嬉しいですね。
時差もあって早起きなので、部屋で紅茶を頂けるのは有り難い。
しかも、240Vなので、お湯の沸くのが早いこと……。
イギリス人はこのために高い電圧にしたのではないかと思うくらい。あっという間に沸騰します。
なので、イギリスではいわゆる電気ポットは必要なく、結果的にはたぶんエコだと思われます(24時間つけっぱなしは、それなりに電力を使います)。

街角の画像をいくつか。
ホテルの近所の雑貨屋さん。日本ならコンビニに相当するお店。ミネラルウォーターなどを購入。

ホテルの近所で2件ほどStarbucksをみっけ。

スコットランド土産のお店。ベタですが……。

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長いように思えた欧州出張ですが、早くもあと2晩になりました。
論文を4つ、やりとりしながらだったので目まぐるしいです。
ネットにつながっているのは良いのか悪いのか……。
でも、日本とファックスでやりとりしていた時代には戻れないですね……。
明日は一番聴きたいセッションが続き、さらに自分のポスター発表があります。
夜はConference Dinnerの券を買っておいたのですが、さて、どんなお料理やら……。














