学術会議市民公開シンポジウム「社会性の脳科学」@サイエンスアゴラ
2009年 10月 22日
皇后さまのコメントはこちら
お傍でお目にかかっても本当に物腰柔らかく上品さのオーラが出ていらして、心のありようは外側に現れるものだなと、つくづく思います。
こちらはというと(Twitter等含め)がさつな毎日を送るばかりで、優雅さの欠片もありません(苦笑)。
ま、それを嘆いてもせんないことなので置いておいて(←それがいけない!)……。
秋の大規模科学イベントとしてのサイエンスアゴラも、すっかり定着した感がありますが、そもそも、これって何故、4月の科学技術週間に合わせて開催しなかったのでしょうね?
というか、あの時期にこの規模のイベントはかなり難しいから、科学週間をずらすべきなのかな?
でも、こっちは発明の日(4/18)に合わせているし……。
日本で年に2回、大規模イベントは難しいと思いますね。
それはそれとして、日本学術会議はサイエンスアゴラに連携して、いくつかの企画を組んでいます。
まずは、私自身が深く関わっているこちら。
日本学術会議シンポジウム(10/31)
神経系3分科会合同市民公開シンポジウム「社会性の脳科学」
日時:2009年10月31日(土)13:00〜17:00
会場:東京・お台場・東京国際交流館(日本科学未来館向かい)
13:00 開会
13:00 開会挨拶 苧阪 直行(京都大学大学院文学研究科教授)
●セッション1:座長 苧阪 直之(京都大学大学院文学研究科教授)
13:05 講演1 「嘘とだましの神経メカニズム」
藤井 俊勝(東北大学大学院医学系研究科・准教授)
13:35 講演2 「駆け引きする脳」
村井 俊哉(京都大学大学院医学研究科教授)
●セッション2:座長 樋口輝彦(国立精神・神経センター総長)
14:05 講演3 「統合失調症の社会脳」
三村 將(昭和大学医学部精神医学教室・准教授)
14:35 講演4 「発達障害と社会脳̶脳画像の観点から」
山末 英典(東京大学精神医学・准教授)
15:05 休憩
●セッション3:座長 大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科教授)
15:20 講演5 「遺伝子からみた統合失調症」
貝淵 弘三(名古屋大学大学院医学系研究科教授)
15:50 講演6 「物質的な母子間コミュニケーション」
和田 圭司(国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第四部 部長)
16:20 全体質疑応答
16:50 閉会挨拶 樋口 輝彦(国立精神・神経センター総長)
17:00 閉会
総合司会:大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科教授)
主催の学術会議3分科会というのは「脳と意識分科会」「脳とこころ分科会」「神経科学分科会」というもので、東北大学脳科学グローバルCOEが共催となっています。
脳やこころに興味のある方は、是非、お運び下さい!
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もう一つ挙げておくと、上記の翌日11月1日のものですが
「正しく知って、正しく備えよう、インフルエンザに」シンポジウム
さらに、上記の後
「科学を文化にするために」シンポジウム
もあります。
いろいろ重なっていて、科研費の「統合脳」のシンポジウムもあり、分かった脳、まだ分からない脳―最新の成果をもとに
うーん、困った、コマッタ……。
自分がパネリストになるのは11月2日16:00から。
本音で語る「大学とは何か」
演者の名前など掲載されていませんが、他に、今回のアゴラの全体の実行委員長でもある永山國昭先生@岡崎統合バイオサイエンスセンターも御登壇。
こちらの主催者ブログに詳細が
ともあれ、次の連休は皆様、お台場へ!(←案外遠いんだな、これが……)。