サイエンスアゴラ3日目:科学コミュニケーション関係

朝刊にて紫綬褒章の発表を見ますと、五条堀孝先生、宮園浩平先生、坂口志文先生、岡野栄之先生など、よく存じ上げている方々が……。
おめでとうございます!

さて、本日もお台場へ。
せっかくなので、久しぶりに画像をいくつか。




メイン会場の日本科学未来館入り口です。
オレンジの上着はスタッフのユニフォーム。
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アーティスト兼バイオロジストの岩崎さん関係の展示。
フラスコの中にはバクテリアもいるらしい。ちょっと見えないけど、右手には岩崎さんお得意の繊細な切り絵もつり下げられていました。脳の画像を元にした作品とのこと。今度うちの脳カフェにも展示して頂きたいですね〜♪
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多摩美の方で岩崎さんのところでバイオアートを駆使している井上さんです。
知り合いの方の「常在菌」を元にした作品(笑)。毎日刻々と変わっていく……。今後の作品が楽しみです。
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こちらは、様々なサイエンスイラストレーションを展開されている奈良島さんのご関係でポスターが1枚出てましたが、何故か縦のものが横にしか表示されないので……。
ご興味ある方はこちらのサイトをどうぞ!
理系女性研究者応援展示の前で、農工大の星野さん、ヴェンチャーさんとJSTの島田さんをパチリ。
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*****
途中から出て最後まで聴けなかったのですが、アゴラ実行隊の美馬のゆりさんのセッションに出てきました。

ちょうどリスクコミュニケーションのお話からだったのですが、こちらは途中からなので。
その次、新井紀子さん@情報機構のお話は「コミュニケーションのツール」。
さすが情報系、立ち上げられたResearchmapというシステムのご紹介。
例えば私の頁は今のところこんな風に見えます
新井さんのはこちら
このシステムの中でメールのやりとりや、イベント掲示板、ブログの書き込みなどもできます。

実は、新井さんは、数日前にTwitterでフォローされ、こちらもフォローし(あれ?逆かな?)、そしたらResearchmapへのお誘いが届き、「ちょっと見てみましょうかね」とプロフィール入力などして、そしたらこの数日の間に「UIって何ですか〜?」などITリテラシーの無い私の質問に答えて頂いたり、つぶやきを見て「こんな資料、ありますよ〜」などをメールでお送りしたり、という風に、あっという間にコミュニケーションが成立した間柄。
本日、初めて名刺交換しました(オフ会みたい)。

Researchmapでは「異分野交流」「研究者の見える化」を意識したとのこと。
とくに、「見える化」については、名前で検索した際に、検索結果の上位に挙がってくるらしく、研究業界の中で若手でどんな人がどんな研究をしているのか、などを探すのに良いという面と、もう一つ、研究者が何気ない日常をブログにアップするなど例えば高校生の進路選択の参考にもなるなどの面があるという。
あー、これはなるほど、ですね。
仙台通信も頑張らないと(笑)。

その次に話をされた高橋真理子さん@山梨科学館は、実は噂に聞いていた方で、ご主人が元東北大理学研究科で「雷神」という小型衛星の開発をされている研究者。
真理子さんは元々地球惑星系の研究だったのですが、科学館にあるプラネタリウムという場を生かした地域コミュニケーション活動を精力的に展開されています。
そのノリが「もったいないから(プラネタリウム)もっと使いましょうよ!」という、なんとも軽いフットワークなのが素晴らしい!
ハコモノを作ってそのままにしている方々、是非、高橋さんにお知恵を乞うのが宜しいのでは?

で、「星の語り部」というサークルのような組織を作って、MLも立ち上げて、星にまつわる歌や俳句を作ったり、中には視覚障害者の方もおられるのですが、そういう方に「星ってこんなに素敵なんですよ」ということが語って伝えられる……。
甲府盆地全体のライトダウンをして、皆で星を眺めよう、というエコ+天文イベント「ライトダウン甲府バレー」なども。
毎年自主制作の映画も制作され、中でも「戦場に輝くベガー約束の星を見上げてー」は全国で上映してもらうための組織がさらに立ち上がったとか。
第二次世界大戦中に星の高さで位置を知るための計算を、学徒動員の女子学生が手計算をしていた、という実話に基づくラブストーリーで、メッセージは「星が武器になってはいけない」という反戦歌でもあります。
上映されたことによって、「実は私もそうでした」と声を上げた、当時の女子学生の方もいらした、というのは、アゴラ初日のレセプションのときに教えて頂きました。
地域のコミュニケーションが、さらに全国へとつながっていく……。

真理子さんのことは各方面から噂には伺っていまして、実際にお話聞いても、その活動は多岐に渡り、なんともすごいバイタリティーなのですが、それが自慢話に聞こえないのが素敵です。
私なんて視覚障害者の方に星を語るというエピソードでは思わず目頭が熱くなって(それをブログ用にタイプして、また目頭が熱くなって)しまうのに、淡々とお話されてました。
真理子さんのブログはこちら

新井さんのパーソナリティーは、もう少し「熱く語る」感じなのですが、それでも「無理はしないでできるところからやる」的な「しなやかさ」が見えました。

やっぱり、これからは、こういう素敵な女性の力を大いに活用していくのが得策なんじゃないかなと、改めて感じた次第。
サステナブルだったり、エンドユーザ・オリエンテッドだったりが、(敢えて言わなくてもいいけど)「イノベーション」の鍵なのでは。

その後、自分が話すセッション「本音で語る“大学とは何か”」があったので、最後まで聴けなかったのが本当に残念でした。
こちらの方は、参加者の方がTwitter上で実況中継して下さいましたので、そちらをご覧ください。
こちらにあります(順番が逆なので、ちょっと読みにくいかもしれませんが、ずずっと遡ってから読んで下さいね〜)
主催者さんのブログ記事は今のところこちら

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という訳でTwitterに支えられまくっている今日この頃です。
ちなみに、Twilogを地味にリンク先に入れておきました。
本当はウイジェットで貼り込めるらしいのですが、エキサイトのシステムとは合わないようです。
by osumi1128 | 2009-11-02 22:38 | 雑感

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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