ALS治療法開発プロジェクト
2009年 11月 05日
今日は、いわゆる教養部の川内キャンパスまで出向いて医学部保健学科の講義。
ちょうど星陵キャンパスの講義棟が耐震補強工事か何かで使えないためです。
高度差が数百メートルあるので、川内の木々はもう紅葉していました。
本日、デジカメを忘れてきてしまったのが悔やまれます……。
また、びっくりしたのは、川内キャンパスの講義棟が改修され、「どこの女子大か?」と思うくらいにお洒落になっていたことです。
ま、中身の学生さんの様子は、さほど変わってはいませんでしたが(笑)。
さて、本日のお知らせは、東北大学医学部で行われる予定の難病ALSの治療開発プロジェクトについてです。
地元紙の「河北新報」の本日一面トップがこちら。
東北大、ALS治療法開発へ 神経増やす物質活用
ALSは筋萎縮性側索硬化症のことですが、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患です。
その治療法に関して、東北大学脳科学グローバルCOEの拠点メンバーである、神経内科の糸山先生のグループに所属する青木正志先生の研究が、厚労省の「先端医療開発特区(スーパー特区)加速事業」に採択されたことを受けての記事になります。
ALSに関しては、今年10月12日に、ALSだった長男の殺人罪で執行猶予中だった妻を失血死させたという痛ましい事件もありました。
このような神経難病にも、是非良い治療法が開発されてほしいものです。