仕分け人になられた中村桂子先生@JT生命誌館のコメント、全国140グローバルCOE拠点による声明
2009年 12月 02日
「O田です」
「??……」
「平成17年度卒の……」
「あー、O田くん! 元気〜?」
「はい。先生、来月、飯塚市に来るんですね?」
「うーん、飯塚市、だったか覚えていないけど、来月、博多の方だったかに行くけど、そこのこと?」
「はい、僕、今、こっちの病院に勤務してるんです。ちょうどタウン誌を読んでいたら、先生の講演のことが出てて……」
……という訳で、元アドバイザー担当の医学部生クンでした。
数年前の数理の翼の講師も、彼からの紹介だったはず。
飯塚市が麻生さんの地元だということも、本日、きちんと認識しました
NPO法人主催の一般向け講演会です。
当時のアドバイザー担当の学生さんは、1年生のときに何度か飲みに連れて行きました。
最近はちょっと忙しくて、そこまでしていませんね……。
ともあれ、久しぶりに会えそうです。
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今年の流行語大賞は「政権交代」だったそうですが、「仕分け」がもう少し早い時期だったら、流行語大賞を取っていたかもしれません(笑)。
先月末に行われた事業仕分け第3グループの「仕分け人」となった、JT生命誌館館長の中村桂子先生が、感想を書いていらっしゃいます。
中村桂子の「ちょっと一言」
少し引用させて頂きましょう。
ムダという言葉は難しく、文化、教育、研究などはムダなしでは成り立ちませんから、社会がこれらをどう位置づけるかが大事になります。
税金を使って行う無駄を、国民の皆さんがどのように考えるかが大切ですね。
「日本の科学技術政策が専門家の中でオープンに議論されるようになること」が目的ですので、そこにつながるような努力はしようと思っています。「決して、また声の大きい人が勝ち、政治決着がなされるなどということのないようにして下さい」。行政刷新会議にこれだけはお願いしています。
長く、国の科学・技術政策を見ていらっしゃった中村先生ならではの奥の深い言葉だと思います。
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さて、明日は「またか」の観もありますが(苦笑)、全国グローバルCOEによる共同声明発表が東大小柴ホールで行われます。
12月1日に行われた「生命科学系13拠点による共同声明」の場合と同様に、現場のリサーチ・アシスタント(RA)の学生さんや、博士研究員(PD)の方からの意見も取り上げられる予定です。
webに掲載されたという情報がありませんので、こちらに記しておきます。
記者会見:全国140グローバルCOE拠点による
行政刷新会議「事業仕分け」第3WGによるグローバルCOE
プログラム評価に対する声明 について
1.日 時: 平成21年12月3日(木)13:00~14:00
2.場 所: 東京大学本郷キャンパス 理学部1号館2階 小柴ホール(別紙参照)
3.日 程: 13:00~13:15 声明文発表
13:15~13:25 グローバルCOEの活動実績紹介
13:25~13:40 若手研究者(大学院生、ポスドク)の意見
13:40~14:00 質疑応答
東北大学のGCOE拠点を代表して参加してきます。
学生さん2名も参加予定。