最後のCREST領域報告会

昨日はCRESTプロジェクトが5年で終わるために、最後となる研究報告会に参加してきました。
この5年、毎年この時期、千里中央のライフサイエンスセンターに通ったのでした。
研究代表者だけでなく、同じチームの分担研究者の方や、そのラボメンバーの方々にもポスター発表して頂くので、ちょっとした研究会くらいのサイズ。
今年は「脳学習」の最初の年に採択された方々はもう参加されていませんでしたので、少し規模が縮小されていました。




発表時間もいつもの年よりもゆったり目でした。
12月に事後評価を受けていましたので、さらにその時期から進んだことを中心にお話ししました。
研究は、一日いちにちの変化はさほど大きなものではないのですが、1ヶ月、2ヶ月とまとまると、やはり進捗するものは進捗します。
研究の報告会の準備はそれなりに大変ではありますが、こうやってまとめることによって、進捗状況を客観的に確認できますし、ときには、気付かなかったことが見えてくることもあります。
さらに、アドバイザーの先生方や同じ領域の他の研究者から、厳しいご指摘や暖かいアドバイスを頂くことができるのも、専門家集団によるこういう報告会の良さですね。
また、参加している若手の方々にとっては、どういう質問が当を得ているのか、ユニークなのか、などを勉強する良い機会になっていることでしょう。

研究代表者が順に報告した後に、1時間ほどのポスターセッションがあり、その間もいろいろな情報交換が為されます。
また、Meetingというのは人が集まるところですから、就職先の話やら、お見合いの話やら(←これは稀!)も出たりします。
その後には、研究交流会(会費制、アルコール付き)が恒例となっていて、さらに和やかな雰囲気でのやりとりがありました。
最後のCREST領域報告会_d0028322_0302527.jpg
昨日は、その後、私たちにとってはちょうど最後の年だったので、お世話になった事務局の方々や、共同研究を行っている他のチームの方々と一緒に、結局総勢20名くらいの二次会となりました。
若手の方たちともいろいろお話しできたのが何よりでした。
シメのお話を事務局の方から頂いたのですが、ちょっと胸に来る熱いものがありました。
本当に5年間、皆さんにお世話になりました。
当初の予定通りにはいかなかったこともありますが、予想外に進展したこともありました。
また、(ある意味)シナプス至上主義的な神経科学の世界において、「ニューロン新生(神経細胞が生まれるという生命現象)は大事!」と言い続け、それが定着して、波及効果が生じたことも嬉しいことでした。

うーん、最後に一本締めか、ドリカムのコンサート打ち上げみたいに皆で肩組んだら良かったかも。
返す返すも残念……。
でも、また他のところで宜しくお願いします!
プロジェクトは終了でも、研究は続きます。
by osumi1128 | 2010-03-03 00:31 | 雑感

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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