秋田県立横手清陵学院高校での講演【追記】
2010年 08月 28日
高校生相手の講義はこれまでにも市内では何度かしていますが、秋田県まで出向いたのは初めて。
その話題を……。

秋田県立清陵学院高校は工業高校を改組して平成16年に中高一貫の学校として創立されたところで、高校には普通科と総合技術科があります。
今年度からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されたそうです。
秋田新幹線を大曲で下車し、奥羽本線に乗り換えて横手で降り、今回お世話になる財団法人東北活性化研究所(活性研)の方と合流。
タクシーで1000円ほどのところに美しい校舎が建っていました。
コンクリートの打ちっ放しの壁と、伺ったところによると秋田杉が多用された現代的な建築は、とても県立高校の建物とは思えないくらい。
ちょっとデザイナーまで調べられなかったのですが、日本設計という会社が請け負っていて第27回東北建築賞「作品賞」を受賞しています。
太陽光発電の設備の他にも、今回、講演を行った講堂の冷房は、雪を活かしたエコシステムによるとのこと。
こういう環境で学べる方達はいいですね。
高校の方から頂いたお題が「脳科学の未来」ということで、歴史をちょっと振り返るのに神経科学関係でノーベル生理学医学賞を受賞された方がどのくらいいたのか調べたり(23名、うち女性はリタ・レヴィ=モンタルチーニとリンダ・バックの2名)、東北大学医学部出身で理化学研究所の藤井直敬さんにブレイン・マシン・インターフェース関係等の画像コンテンツを頂いたりして、これまでの高校生向けをヴァージョンアップしたKeynoteスライドを作りました。
1年生全員200名ほどと、SSH関係の2年生、3年生が加わって、階段になっている立派なオーディトリウムでの90分の講演は、皆さんが熱心に聴いて下さったので、あっという間でした。
脳科学の話題の他に、途中で入れたTaking home messagesは……
理系進学の人も、国語や英語はコミュニケーションするために必須!
質問には積極的に手を挙げて答えよう! それがグローバルスタンダード。
日々の生き方、頭や身体の使い方によって脳が変わる!
脳科学を学ぶ入り口はいろいろ。医学部でも理学部でも工学部でも文系でも。
大学進学はゴールではなくて通過点。その先に皆さんの未来が広がっている!
お世話になった物理のZ先生は、元々素粒子が専門で、学位取得後、ポスドク、留学もしてからこの高校に赴任されたとのことでした。
専門的な学問を修めた先生が教員に加わっているということも、良い学びの環境だと思いました。
講義の後の質問コーナーも活発でしたし、代表者から「感謝の言葉」を頂いたのも嬉しかったです。
原稿無しで、ちゃんと講演の内容を盛り込んでいたのは立派!
講義の感想等を書いたものを後日、送って下さるということなので、そちらを読むのが楽しみです。
ありがとうございました!
【追記】
この講演のことが8月27日付けの秋田魁という地元紙に掲載されました。
「最先端の研究紹介 東北大が出前講座 横手清陵学院高校」














