秘書さんの眼

ようやく仙台は秋モード。
今年はヒグラシの声を聞かないまま、一気に秋になった感がありますね。

さて、先週末、今年度前半の各種御願い事の集大成御礼というか、秘書さんたちと夜ご飯に行ったのだが、フレンチビストロのそのお店がなかなか良かったことは、すでにTwitterでつぶやいていて、今日は食べ物以外のお話。





うちのラボは秘書さんや技術員の方々にも支えられて成り立っているのだが、技術員の方の素晴らしさは追って別記事とするとして、秘書さんの業務は多岐に渡る。
もっともベースで御願いしているのは、いわゆる「消耗品」の伝票処理で、これは私が助手時代に「この業務は研究者が行うには向いていない」と思っていたことであって、自分が研究室を持った暁には、絶対に秘書さんに御願いしようと思っていた。
当時は「カーボン紙」を使って、うすーい紙の伝票用紙に手書きで記入するなんて時代で、現在ではコンピュータでテンプレートの書類に入力するように様変わりはしているが、東北大学では未だに「科研費1つにつきクレジットカード1枚」で外部委託処理をするようなシステムではない(東大にはあるらしい)ので、消耗品の数に比例して伝票処理が多くなる。
うちは、グローバルCOEの「研究奨励費」を取得している博士課程の学生さんやポスドクさんも多いので、本来は自分でしなければならない伝票処理を、秘書さんが行っていることについて、もっと理解があるべきだと思うのだが、そうではないように見えるのは私の不徳の致すところだ。

秘書さんは学部生や大学院生の教務関係の書類も面倒みていて、試験の点数入力をしてもらったり、各学生さんの分の書類をとりまとめたりするのは秘書さんの役目。
今日みたいに、事務から「これこれの書類の提出がまだですが?」という催促について、「承知しました、伝えておきます」とバッファーになって下さるのも秘書さん。
各種申請書や報告書の作成を手伝って頂いたり、Googleカレンダーの最新情報をもとに日程調整の回答を出してもらったり、ニュースレターの発送なども御願いしている。

先日、ご飯を食べに行ったとき、何気ない調子で言われたのは、「最近、○○さん、忙しそうだけど生き生きしてますね!」
私「え、以前より変わった、ってこと?」
秘「えぇ、〈おはようございます〉の挨拶に力がありますね」
うーん、鋭い観察眼!
こちらが見過ごしているようなことも、実はさりげなく捉えているのだと改めて感じ入った。
by osumi1128 | 2010-09-13 01:26 | 雑感

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