APEC女性会議で来仙されたElizabeth von Brandさん
2010年 09月 26日
仙台でも9月15日〜26日の会期で第3回高級実務者会合(SOM3)及び関連会合が行われているところ。
会場はちょうど8月1日から開業となったウェスティン仙台など。
また、すでに9月20日付けでブログにポストしたが、関連してAPEC女性リーダーズネットワーク(WLN)会合も開催された。
運営委員会の委員長は元日本IBM専務で今はベルリッツのCEOである内永ゆか子氏で、東大物理のご出身。
その関係で来日されたチリのエリザベス・フォン・ブランド博士は、実は東北大学で学位を取得された海洋生物学者。
本学農学研究科と女性研究者育成支援推進室によって特別セミナーが開催された。

(セミナー後、推進室の〈男性〉委員の先生方と記念撮影。こういう男性陣のサポートあってこその共同参画)
留学されたのは20年ほど前。
その後、帰国されて大学にポストを得て、3人のお子さんがいらっしゃる。
海洋生物学部の学部長をされたときに、一番下のお子さんはまだ1歳だったとか。
エリザベスさんからのメッセージ:
学ぶことは楽しい。あなたの夢をシェアできるパートナーを見つけること。ハッピーな人生を送ることを忘れないように。あなたにフィットするロールモデルを探すこと。プロフェッショナルになる情熱を持つこと。ネットワークは情報共有と楽しみの共有の両方に大事。海外に出る事の勧め。
エリザベスさんにとってのロールモデル:
最初がお父様で、やはり研究者。次が小学校の理科の先生。それから、大学の生物の先生。今、81歳で、学会にも行くし、ミーティングをオーガナイズしたり、研究もしているとのこと。
実はこれ、別に女性に対してだけではなくって、男性のキャリアパスにとっても同じこと。
【参考サイト】
Asia Pacific Economic Cooperation(APEC; アジア太平洋経済協力)
APEC仙台開催
APEC女性リーダーズネットワーク(WLN)会合
Sendai Tribune in English: Role models