祝:中垣さんイグ・ノーベル賞再び受賞!
2010年 10月 02日
細かいプロセスはまだありますが、とりあえずは卒業前に論文が出来て何より。
さて、9月30日付けではこだて未来大学の中垣俊之さんが、なんと2度目のイグ・ノーベル賞受賞とのこと!
YOMIURI ONLINE記事
ノーベル賞の方が「狙って取れる」という噂もあるが、イグ・ノーベル賞をしかも2回というのは快挙。
ちなみにノーベル賞を2度受賞したのは、たった4人。
マリ・キュリー(1903年に物理学賞、1911年に化学賞)
ジョン・バーディーン(1956年と1972年に物理学賞)
フレデリック・サンガー(1958年と1980年に化学賞)
ライナス・ポーリング(1954年に化学賞、1962年に平和賞)
前回は「迷路を解く」話で、今回は「鉄道網」で、中身的には似ている、というか、エライのは粘菌なのだけど……(微笑)。
ちなみに、前回の受賞の際は、東北大学大学院工学研究科の石黒章夫先生も共同受賞。
祝!石黒先生イグノーベル賞共同受賞
第49回東北大学サイエンスカフェby石黒さん
ノーベル賞の知名度が高いので、イグ・ノーベル賞の知名度も高くなったように思うが、実は日本にはノーベル賞クラスの賞が2つある。
一つは国際科学技術財団の「日本国際賞」で、もう一つは稲盛財団の「京都賞」だ。
どちらも賞金は5000万円で、授賞式には皇族ご臨席という格がある。
ちなみに、11月に授賞式がある京都賞は、先端技術部門の今年の受賞者は山中先生。
さて、今年のノーベル賞の行方が気になる今日この頃……。