予告:プチ・サバティカルに行ってきます
2010年 12月 05日
帰国は年明け1月7日の予定です。
基本的にインターネットには接続できる環境におりますので、ご連絡はメール等でお送り下さい。
時差の関係でレスポンスが遅れる可能性もありますが、ご海容下さいませ。
*****
今回の長期海外出張はプチ・サバティカルと呼んでいるが、実際にはラットを用いた行動解析実験のトレーニングを受けてくる予定。
ホストラボはハーバード大学の内田直滋さんのところ。
実は東北大学に着任して早12年となった。
大学院から助手時代を東京医科歯科大学で過ごした後、精神・神経センター(当時)神経研究所の室長を経て現職に就いたため、留学する機会を逸したことはかねがね残念に思っており、研究室が順調に動くようになったら「いつかサバティカルを!」と思っていたら、文科省の「在外研究員制度」が無くなってしまった。
全国的にそれは困った、ということで、財団法人内藤記念科学振興財団が「内藤記念フェローシップ(サバティカルリーブ)」という制度を設けて下さり、今年度採択に至った。
6ヶ月以内の滞在が支援される制度なのだが、さすがにとてもそれだけの期間、研究室を空ける訳にはいかず、年末年始の休暇を挟んだこの時期にメインの期間を設定した。
5週間という短い期間でどれだけの成果を挙げることができるかわからないが、少なくとも日本とは異なる環境に身を置くことによって充電して来たいと思っている。
よって、明日からは「ロンドン通信」→「ボストン通信」となる予定。
これからもご愛顧宜しく御願いします。