翡翠のペンダント
2011年 01月 14日
仙台からはダイレクト便が無いので、今回は羽田経由。
……というと、仙台ー羽田が空路と間違われるかもしれないが、そうではなくて、新幹線で東京、浜松町経由。
高知の空港は「高知龍馬空港」という名前なのだが、タクシーの運転手さんによれば、それは3年前くらいかららしい。
「この冬は寒い」と皆さん仰るが、いえいえ、仙台よりも、ましてや先日までいたボストンよりも、はるかに暖かい。
日本でプレゼンをするときにはジャケットを着ることが比較的多い。
いわば「勝負服」だ。
着心地の良いジャケットと、安定感のある靴は必需品。
さらに気合いを入れるために(笑)、あるいはお守りとして、アクセサリーを付けることもある。
今日は、昨年、上海出張の折に自分用のお土産に買った翡翠のペンダントを付けていった。
翡翠は中国では演技のよい素材なのだが、それ以上に緑色が自分のラッキーカラーだと思っているから好きなのかもしれない。
長く愛用していた運の強い皮の手帳や、先日落としたかと思ったら、ちゃんと道に落ちているのを発見できたスカーフリングも緑。
以前、亡くなった祖母の着物を整理していたときに、あまりにも趣味が一致しているのでびっくりしたことがあった。
私が小さな頃にはすでに祖母は着物をあまり着なくなっていたので、記憶にはまったく残っていないのに、祖母が残した着物や帯や小物は、妙にツボにはまっていた。
紫と緑の組み合わせもその一つ。
紫の江戸小紋に、翡翠の帯留めなど。
実はこの取り合わせはウィンブルドン・カラーでもあるのだが。
……という訳で、このペンダントをすると祖母が「上手くいきますように」と見守ってくれているような気がする。
セミナーの後、拙著『バイオ研究で絶対役立つプレゼンテーションの基本』にサインを求めに来てくださった方がいたのは、ちょっと嬉しかったかも。