Keynoteその2
2005年 07月 17日
結局いろいろ試したが、イラストレータ上で文字を含まないグラフをコピーしてKeynoteに貼り付け、文字はKeynote上で書き込んで保存したファイルはメモリスティックにコピーでき、無事にPowerBook12インチにも移して開くことができた。
これで、あとは念のために液晶プロジェクタで投影してみれば、ほぼ準備は完了。
今回「初めてのKeynote」で分かったのは、やはりPowerPointとの互換性は完璧ではないということ。
Keynote上でのアピアランスを良くしたいと思うと、文字にソフトな影を付けたり、Illustratorからそのままコピペできるという魅力は捨てがたいのだが、このやり方だと良い解像度を保ったままPowerPointとやりとりは不可能のように思う。
文字はガタガタになるし、グラフも縦横比が変わってしまったりしたものもあった。
やはり模式図やグラフも一旦jpegファイルにしないといけないのだろうが、そうなるとアピアランスはさほど変わらないかも。
(もちろん、魅力的なアニメーションツールなどはあったが、私はあまりアニメーションには凝る方ではなく、背景の色や配置で見やすく分かりやすくする)
結論として、Keynoteは「他人とは違う、美しいプレゼン」にはもってこいだが、研究室を挙げてKeynoteに乗り換えるだけの覚悟はない。
そもそも、うちのラボでPowerPointを使ったプレゼンを浸透させたのはこの私で、研究室を立ち上げたときは、OHPを使ってジャーナルクラブやプログレスを行っていたのを、しつこく「こうするといいよ、こうやると見やすいでしょ」と教えて回ってここまでになった次第。
本当を言えば、PowerPointも商業ソフトである点は大いに問題である。
PowerPointに搭載されている機能のうち、いらない物を省いたようなソフトがあれば普通のプレゼンには十分である。
また、例によってMicrosoftのおせっかいなのだが、何かの「スライドデザイン」を選択すると、それに合わせた色がデフォルトで文字などの入力に選択されるようになっているのだが、このデザインを変えると、文字や塗りつぶしの色が勝手に変わる!!!
しかも、変な色に変わるのがお馬鹿としか言いようがない。
(が、これも皆ぶつぶつ言いながら、結局使っているのだろう・・・)
「見た目」といっても、この世界では「データの質」こそが見た目になるのだから、後は、どんな風にデータや文字を配置するか、どんな色の組み合わせを使うか、など、本当に少しのルールを知ってさえいれば、PowerPointでもKeynoteでも本質的には大きな違いはない。
(あ、すみません、まだPosperがどの程度の機能があるのか知らないので・・・)
ま、Keynoteでのプレゼンは自己表現の手段として面白いし、頭の体操になるが、他の人ともやりとりするスライドについては、今後もブツブツ言いながらPowerPointのお世話になりそうな気がした。