最悪に備えることは無駄ではない【加筆】

昨日は雪で寒かったのですが、お彼岸の入りの本日は春の陽射しになりました。
下記はあくまで個人の意見として記しておきます。

昨日のブログにも載せましたが、米国大使館からは原発80km圏内の米国市民の退去勧告が出て、本日、仙台からは米国市民とその家族を避難させるためのチャーターバスが準備されました。

一方、3/15付けの英国政府主席科学顧問の記者会見のレポートによれば、1個の原子炉の完全メルトダウンとそれに基づく放射性爆発の場合30km圏内が避難エリアとなっており、現状の20km退避指示区は「放射能レベルが現状を維持されるのであれば」、適切な範囲と判断されています。

Paul Atkinson氏によるFacebook記事

上記の和訳版

ただし、上記英国科学顧問の見解でも、「海水注入を続けることができ、原子炉を冷やすことができれば」現状を維持できると限定しているので、原子炉が冷えない最悪のシナリオを想定するとすれば、米国の対応は妥当といえると思います。

地震の被災地でも福島原発に近いエリアから順に、避難所にいる方々を大量輸送ヘリなどを使うことによって、より安全な地域へ退避させることはできないものでしょうか?
救援物資を送る帰りに、避難民を移動させることができたら、一石二鳥だと思うのですが。
すでに、避難者の受入を表明している自治体も多数あります。
今回の事態では「沿岸部の地震・津波被災者救援」と「福島原発事故」を別々に考えるべきではないと思います。
被災者受入自治体リスト

「最悪に備えることは無駄ではない」と信じます。

【関連サイト】
下條信輔先生のAsahi webRONZA:物資を送るより、広域避難を
by osumi1128 | 2011-03-18 18:25 | 311震災

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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