ミーティング終了、そしてミュンヘンへ
2011年 05月 23日
「Meeting」であるからには「人との出会い」や「新たな知見との出会い」が目的であって、それなりの収穫を得た。
どんな業界でも毎年毎年、新しい参入者がいることが活力だし、一方で、例えばPasko Lakicのような70歳を超えたであろう大御所が来ることも歴史を感じさせる。
招聘講演者に選んで頂けたのは、顔と名前と仕事を結びつけて覚えてもらえるので有り難く、しかも発表が初日だったので(それは不利な面も無い訳ではないが)ミーティングの間何かと「ちょっと質問があるのですが……」と接触して来る若い方がいたのが嬉しい。

ちなみに、画像は3日目の朝のセッション開始時のもので、座長のJohn Rubensteinと最初の講演を行うOscar Marinが壇上にいて、階段を降りつつあるのがオーガナイザーのJohn Parvalenas。
最終日の今日は午前中までのセッションで、すでに去っていった参加者もあって少し会場が空いたのだが、スケジュールを組むオーガナイザー側としては、いつでも悩ましい問題だ。
私にとっては今日のセッションも考えるヒントがあり楽しめたので良かった。
この2日は日本が土日だったこともあって、追い掛けてくるメールも減ってサイエンスに集中できたし。
本日はアテネ経由でミュンヘンに移動。
明日セミナーをすれば海外出張の仕事としては終了になる。
……って書いたところで、大失敗に気付いた。
さっきチェックインしたときに、アテネまでの搭乗券しかもらってなかったじゃないの!!!
ほんとならミュンヘンまでバゲッジはスルーできたはずなのに!!!
……まぁ、乗り継ぎ時間は十分あるから、アテネでピックアップして再度チェックインってことね……やれやれ。
カウンターで並んだときに、ちょっと気を取られることがあったからなぁ……。
教訓「気を抜いてはいけない。ここは外国だ!」
……という文章をハニア空港で書いた後、出発が1時間も遅れてやきもきし、慌てて荷物をアテネで回収して、でも多数のルフトハンザ乗継ぎ組が皆、再度カウンターに並んでいたから、結局のところ、スルーで預けるのはできなかったのかもしれない。
出発時刻の1時間前を切った状態でチェックイン。
結局、フライトは30分遅れた。
ギリシアとミュンヘンの時差は2時間あって、得をした気分……そんな訳ないのだが。
空港からタクシーでホテルに着いて、古いホテルのようなのだけど、ここも無線LAN完備。
ヨーロッパのインターネット事情が1年の間に随分変わった印象を受ける。