会津若松に行ってきた
2012年 05月 16日
方向音痴のくせに知らない土地に行くのが好き。
ただし、直前までアクセス調べたりもしないので、間際になって大慌てだったりもする。
月曜日、会津若松で「生体医工学フォーラム in AIZU」という催しがあって、初めて会津若松市を訪れた。
仙台駅から直通のバスもあったのだが、新幹線で郡山経由、磐越西線を利用した。
来年の大河ドラマのヒロインが、新島襄の夫人の八重という女性で、会津の出身とあって、駅構内から早くも歓迎ムード。
この女性はなかなかのハンサムウーマンだったらしい。
曰く「会津戦争のときに白虎隊に鉄砲の使い方を教えていた」のだけど、その後「京都に移住した後は英語を学び洋装になって女性教育者として活躍し」、さらに晩年は「日本赤十字社に奉職して日本のナイチンゲールとなった」とのこと(会津若松観光物産協会パンフレットより)。
今回のフォーラムで改めて知ったのだけど、福島県は果物の生産も多いが、実は結構「モノ作り」系の会社も集まっている。
例えば、オリンパスの系列の会津オリンパスもその1つ。
自分にとっては光学顕微鏡でお世話になっているが、オリンパスは世界の内視鏡のシェアの75%を占めるという。
福島県は震災復興の鍵として医療機器産業の振興を図ろうとしている。
そういうことはなかなかエリアを超えた話題になりにくい。
ちなみに、会場だった「生涯学習センター 会津稽古堂」は、図書館も兼ねており、スタジオの貸出などもしている複合サービス施設。
そこにあったパンフレットで、諸橋近代美術館なんていう美術館が五色沼近くにあるとか、資生堂の冊子「花椿」の表紙などでも有名だったグラフィックアーティスト田中光一の没後10周年記念企画「田中光一ポスター1980-2002」がCCGA現代グラフィックアートセンターというところで開催されるなどを知った。
さらに、東山温泉の向瀧など、歴史と味わいのある旅館がある!
『一度は泊まりたい有名宿 覆面訪問記』
うーん、「あかべこ」や会津塗りだけでなく、かなり奥が深い……。
母方の祖父は山口県(=長州)出身で、会津からは敵に当たるのだけど(苦笑)、もはやそんな時代じゃないし、こんどはもっと時間のあるときに訪ねたいですね。
ちなみにキャッチフレーズはこれ。
会津
あったんです。
まだ、極上の日本が…。
なかなか強気でいいですね!