FENS2012@バルセロナ
2012年 07月 19日
参加者人数は日本の神経科学大会より少し多いくらい。
神経関係では世界最大規模の北米神経科学大会の10分の1くらいだが、参加者の所属国や出身国ははるかに多様なところが気に入っている。
この画像はハーヴァード大学Catherine Dulac先生の特別講演の正面大スクリーンを撮影したものだが、赤いバックグラウンドが入るのは、ちょっと見にくいと思う。
でも、なにせ、スペイン開催だから国旗の色も赤だしね……。
夏のヨーロッパが好きなのは、とにかく日が長いこと。
夕方からでも観光できるし、レストランは夜8時過ぎからが本番だ。
今回のバルセロナではガウディ建築のいくつかを見ることができた。
彼がどのように天才なのか、画像や映像の二次元の世界ではわからなかったことが、実際に彼が建築した建物の中に入ってみるとよくわかる。
バルセロナのピカソ美術館では有名な「ラス・メニーナス(女官たち)」の「おびただしい数」のヴァリエーションを見ることができた。
バルセロナの学会前にセミナーをしてきたマドリッドで、プラド美術館収蔵の「本歌」である、ヴェラスケスの方も鑑賞した後であったから、なおのことインパクトがあった。
(この件は別途、書きます)
あと、圧倒的に食べ物が美味しいのも嬉しい。
タパス・バーは日本でも流行っているけど、本場のイベリコ豚は、もっと味が凝縮している気がする。
欧州出張のディメリットは、ネット環境が米国より劣ること。
値段も高いし、回線細いし……。
それでも繋がるのが、果たして良いのか悪いのか……仕事が追いかけてきますからね(苦笑)。
本日はパリに移動して、明日はパスツール研究所にてセミナー。