ガウディを3次元で体験する

バルセロナは人工160万人の都市だが、過去の遺産である建造物によって観光で栄えている。
いくつもの世界遺産を支えているということもあり、街の清掃状況なども思ったよりはるかに綺麗でびっくりした。

百聞は一見に如かずというけど、建築は二次元の写真やモニタの画像を見ているだけではわからない。
今回、バルセロナではガウディ建築の一部を見てきたが、「見る」というよりも五感で「体験する」ということがいかに大事かを痛感した。
サグラダ・ファミリアの天井の高さも、グエル公園の立体的な構築も、中に入ったり実際に歩いてみないと実感できない。
バトリョ邸もミラ邸も、ガウディの造った空間を構成するインテリアの質感まで含めて味わわないと楽しみが半減以下になってしまう。
奇抜なファサードや屋根の塔の面白さは、二次元で捉えていたものがまったく意味を成さないことに愕然とした。
変なモチーフだと思っていたデザインの一つ一つが妙に馴染むのは、自然の織りなすカタチに基づいていたからだと悟ることができた。

ネットに繋がれば、いながらにしてどこにでも行った気になれるかもしれないけど、やっぱりそれは大間違い。
旅に出て実体験することには、期待以上の価値があると思う。
by osumi1128 | 2012-07-20 02:42 | アート

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