第22回定禅寺ストリートジャズフェスティバル
2012年 09月 08日
今日も朝は涼しかったけど、良いお天気で、第22回定禅寺ストリートジャズフェスティバルが市内各所で開催されていた(明日まで)。
「定禅寺通り」という冠が付いているのだけど、今や演奏スポットは40箇所近くある。
一つのバンドは、大きくても小さくても、プロでもアマでも、有名でも無名でも、1つのコマしか与えられていないという民主的な運営のようだ。
例えば、今日、通りかかったところでは、オジサンたちのヴォーカルユニットがお揃いのTシャツを着て、楽しそうに歌っていた。

ア・カペラはゴスペルにしろ、ポップスにしろ好きな方で、聴くたびに人の声というのがいかに人の身体に染み入るのかを実感する。
人はいつから歌うようになったのだろう……なんてことに思いを馳せる。
言葉を獲得するよりも前から、歌や踊りがあったという説に、私は1票を投じたい。
いや、科学は多数決ではないのだけど、進化は普通の西洋科学では、まだ語れない部分も多く、まして、言葉がいつ生まれたのかなどはとくに。
月末、東北大学サイエンス・カフェでトークをします。
2012年9月28日 第84回サイエンスカフェ
ことばが生まれる! ~神経生物学から起源を探る~
人間らしさの特徴の一つに「言語」を操ることがあります。「ことば」の起源の問題は従来、言語学や発達心理学などの研究分野において研究されてきましたが、歌をコミュニケーションの手段とする鳥類など、他の生物との比較からもアプローチされています。さらに、言語に関わるFOXP2という遺伝子があることもわかってきました。講演では、神経生物学がどのように言語の起源に迫ることができるかについてご紹介します。
ちなみに、画像に写っている11月17日というのは「ゴスペルフェスティバル」が開催される日らしい。
「とっておきの音楽祭」やら音楽コンクールやらもあって、仙台市民は音楽イベントには事欠かない。
画像を挙げたオジサンユニットもそうだけど、市民が気軽に参加して楽しんでいるのが「いいね!(facebook風に)」。