9月2日分
2005年 09月 04日
やれやれ、これからまたパッキングである。
私は数泊するときに、まずホテルの部屋に入ったら荷物を解体して部屋をカスタマイズするので、これをまた繰り返すのは、パッキング病があってもちと辛い。
忘れてきた物は、今のところ、電源プラグ用のコネクタ(オーストラリアではコンセントの形が違うというのを失念していた!)、イソジンスプレー(昨日喋り続けたのと、ホテルの部屋が寒くて喉が痛くなってしまった)、長袖のTシャツ(部屋着として半袖ではやや寒い)。
話が前後するが、昨日は予定よりも10分早く、7:25にシドニー国際空港に到着し、無事にチェックインした荷物を受け取って、タクシーでホテルに向かった。
8:30から今日のセミナーのホストのDr. Patrick TamとDevelopmental CellのエディターであるDebbie Sweetと宿泊先のホテルで朝食を取るということになっていて、やや遅刻したが無事に会うことができた。
Patrickとは10年以上、ちょうどneural crestの仕事をメインにしていた頃からの知り合いで、来日したときのホストを務めたこともある仲だ。
ちょうどDebbieもISDBに参加するということで、同じ日に一緒にChildrenユs Medical Research Instituteに連れてきてしまうという算段。
PatrickはCMRIの6つあるユニット長Unit Head for Embryologyなのでかなり忙しい。
香港出身でオーストラリアでこのポジションに就いたというのは、彼の年代で言えば出世頭の部類といえよう。
事実彼はworkaholicで「この夏はどこかvacationに行った?」と聞くと予測通り「どこも」という答え(以前日本でホストしたときも、「どこか観光に行く?」と聞いても「いや、その必要はない」というあっさりした答えだった)。
Debbieはすでにメルボルンとどこかを回ってきて、シドニーのISDBに参加したら1週間バケーションでGold Coastだかどこかに行く予定という。
「日本ではそういう風にビジネスとプライベートの旅行を一緒にできないのよね」というと、「それは残念ね。だって、わざわざ時間をかけて遠いところまで来るのだから、ついでに休暇を楽しむのは時間の有効利用なんじゃないかしら? もちろん、プライベートの部分の宿泊費などは自分持ちだけど」
日本ではこういう合理性は今のところ通用しないが、改善すべきだと私は思う。