第8回脳神経科学コアセンターセミナーのお知らせ
2012年 10月 23日
基本は拙著『プレゼンテーションの基本』に書かれているのですが、これで5年目になる今年は、少しスライドを入れ替えたり、PowerPointのデザインを変えて気分一新。
聞いてくれる方は毎年ほぼ違う学生さんなのですが、こちらもマンネリにならないようにしないといけません。
そういう意味では、同じ歌を何度も歌ったり曲を演奏したりするミュージシャンの方々って、すごいなぁと思います。
自分のプレゼンは基本、新しいネタを取り入れるので良いのですが。
明後日は医学部1年生相手の講義で、これはまったく新しくKeynoteで作り直しました。
さて、第8回脳神経科学コアセンタ―セミナーを以下の通り開催致します。

【日 時】平成24年10月26日(金)17:00-18:00
【場 所】医学部5号館2階セミナー室(201)
【演 者】馬場 徹先生(高次機能障害学分野)
【テーマ】重度嗅覚障害はパーキンソン病に伴う認知症の前駆症状である。
【内 容】
パーキンソン病の予後を最も大きく左右するのが合併する認知症であることが知られていますが、これまでパーキンソン病における認知症発症を早期に予測する適切なバイオマーカーはありませんでした。
本セミナーでは、嗅覚検査を用いたパーキンソン病における認知症発症予測についての最新の研究成果を紹介します。(参考文献:Baba et al. Brain (2012) 135(1): 161-169)
本セミナーは、若手のコアメンバーが企画を立てています。
セミナーでは、最近論文を出された先生に研究の内容について他分野の方にもわかりやすく説明していただくとともに、その「裏」にあった苦労やブレークスルー、鍵となった方法・テクニック・アイデア、今後の展望などについてもお話ししていただきます。