アルトマン先生国際生物学賞受賞記念シンポジウム
2012年 11月 30日
その記念のシンポジウムが理化学研究所の発生再生研究センターで開催され、トークと座長をしてきました。
1925年生まれのアルトマン先生は御年87歳、数えで米寿ということですが、すこぶるお元気でした。
ちょうど成体ラットの海馬において、新たに神経細胞が産生されることをオートラジオグラフィーという方法で発見した論文が発表されてからちょうど60年というタイミングで、国際生物学賞という栄誉ある賞を日本から授与したことの意味は大きいと思います。

国際生物学賞審査員の一人でもあり、シンポジウムをオーガナイズされた岡本仁先生が開会のスピーチ。

成体脳神経新生を世界に広めたフレッド・ゲイジ研出身のゲール・ケンパーマン博士(右)、神経幹細胞の培養法開発で大きな貢献をされたデレック・ヴァン=ダー=クーイ博士(左)の奥に座っておられるのがアルトマン先生。

同じく、審査員でもあり、天皇陛下へのご進講も務めた見学美根子先生のトーク。彼女は最後のアルトマン先生のご講演の座長も務められ、大活躍でした。

富山大学の井ノ口馨先生は、CRESTの班でご一緒したことがきっかけで、成体脳神経新生の低下と、海馬からの記憶の消去との関係をCell誌に発表されました。その筆頭著者の北村さんがスライドに写っています。

シンポジウム後に、発生再生センターのセンター長の竹市雅俊先生が持っておられたアルトマン先生のアトラス本にサインを頂いているところ。実は、竹市先生がお持ちだったThe Development of Rat Cerebellumは見学さんへ譲られていた、というエピソードがトークで披露されました。

日本で最初にラットの神経新生について報告した石龍範先生も、編集されたNeurogenesisというSpringer社からの本にサインを求めて。
今回学んだいろいろなことは追ってまたブログでご報告します。














