黄金色の田んぼ

今日は昼過ぎまでプログラムオフィサーの用務があって、夕方ようやく仙台に戻ってきた。
昼間の新幹線の移動だったので、車窓の風景を楽しむことができたが、田んぼが黄金色に色づいていて、ちょうど刈り取った稲穂を天日干ししていたり、収穫直前だったり。
心和む情景だった。

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昨日の脳の世紀シンポジウムは事前登録が700名を超えており、会場の朝日ホールは8割方埋まっていた。
若い人も多いが、年配の方々の方が多く、熱心にメモを取っておられた。
毎年聴きに来る常連さんもいるらしい。
お陰様でKeynoteによるプレゼンは無事に、しかもきっちり時間通りに終えることができた。
気合いを入れて業者に描いてもらったイラストも分かり易いとお褒めの言葉を頂くことができてほっとした。

さてその日の夕方、とあるインタビュー本?のための対談?を行ったのだが、最近はこういう本の作り方が増えたようだ。
喋った言葉をテープから起こし、それを元に原稿を作成して、写真を嵌め込むと本になる。
そうやって世の中にどんどん本が出ていく。
ある意味、これだけ様々な情報をウェブから得ている時代でさえ、まだまだ本という形態は残っているし、むしろ本屋はどんどん大型化している(ただし、町の本屋さんのような小さいところは経営難という)。
新聞も今のところまだ健在だが、購読者の年齢層はどんどん上がっていると聞いた。
すなわち、若い世代の人たちは新聞を読まなくなっているようだ。

いろいろな情報が溢れていて、でもそのかなりの部分が電子媒体や磁気媒体に依存するようになって、もし200年後に読み取るツールがたち消えになってしまったらどうなるのだろう?
「貝塚」ならぬ「CD-ROM塚」のようなものが見つかったときに、200年後の人たちは「一体何をするためのモノだったのだろう?」ときっと首をひねるのかもしれない。
あるいは1000年後(もし人類が存続していたとして)の考古学者は、「西暦2000年からの100年間の人々の暮らしがどのようなものであったのか、あまり遺産が残っていないのですよね・・・」などと話し合っていたりして。

実は昨日はブログ用に書いたネタがあったのですが、PowerBookをラボに置いてきてしまったので、それはまた明日にでもアップしようと思います。
by osumi1128 | 2005-09-22 23:48

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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